![高速道路](https://e-ladybug.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/traf.jpg)
旅行やドライブで慣れない道路を走行した際、道を間違えてしまった経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
特に高速道路を走行する場合には、降りる予定の出口を通り過ぎたり行き先を間違えたりすると、焦ってしまうものです。
今回の記事では、高速道路で出口や行き先を間違えてしまったときにやってはいけない行動と対処法をご説明します。
この記事を読んでわかること
- 高速道路でやってはいけない逆走の危険性
- 出口や行き先を間違えてしまったときの対処法
- 逆走車を見かけたときの注意点と通報の方法
出口や行き先を間違えたときのNG行動
![逆走](https://e-ladybug.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/car.jpg)
「降りる予定ではないのに、出口のレーンに入ってしまった」「分岐で行き先とは別の方向に進んでしまった」日常的に起こらない間違いだからこそ、焦ってしまい、突拍子もない行動をしてしまうかもしれません。
そんな時、高速道路で絶対にやってはいけないNG行動は以下の2つです。
- ・Uターン
- ・後退
一方通行の高速道路でそんなことがあるはずがないと思う方もいると思いますが、実際に、出口や分岐を間違えて本線や出口付近でUターンし逆走するケースがあります。
NEXCO東日本によると、2018年の故意による逆走は逆走事故全体の25%で、理由として最も多いのが「本来のルートへ復帰するための逆走」です。
高速道路で逆走をした場合の死亡事故率は通常の事故の15倍というデータもあり、逆走がいかに危険な行為かが分かります。
高速道路で出口や行き先を間違えてしまった場合でも、Uターンや後退による逆走は絶対にしないでください。
出口や行き先を間違えたときの対処法
![料金所](https://e-ladybug.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/traff.jpeg)
出口や行き先を間違えてしまった場合、どのような行動をとることが最善なのか紹介します。
間違えたときにとるべき行動
出口を通り過ぎてしまった場合、そのまま走行し次の出口で降りてください。
出口で降りるときのポイントがあります。
- ・一般レーンを利用し、精算前に料金所のスタッフへ事情を説明する
- ・ETCレーンしかない場合はインターホンを利用する
- ・ETCカードを使用している場合には料金所に入る前にETCカードを抜いておく
※現在、ETC専用料金所の設置が進んでおり、こちらはETC車載器搭載車専用の出入口です。
ETC専用料金所の場合にはサポートレーンという、ETC車載器未搭載の車やETCカード未挿入時に対応可能なレーンが設置されます。
この場合、「ETC/サポート」「サポート」表示のあるレーンを進んで係員の指示に従ってください。
![インターフォン](https://e-ladybug.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/24421433_s.jpg)
料金所のスタッフに出口を間違えてしまったことを伝えれば、目的の出口までの戻り方を案内してくれる他、料金も初めの高速道路入口から目的の出口までの通行料金で良くなるため、無駄な料金を支払うことなく目的の出口まで走行できます。
高速道路の入口に間違って侵入してしまった場合も、料金所スタッフへ申し出ることで必要な案内をしてくれるため、指示に従ってください。
対応していない道路や料金所もある
出口の構造上、前述の対応ができない道路や料金所があるため注意が必要です。
高速道路管理会社のHPに対応できない道路や料金所が掲載されていますので確認しておくことをおすすめします。
また、高速道路は地域や道路によって異なる会社が管理しています。
例えば、首都高では出口を誤った場合でも通行料金の免除措置は行っていません。
間違って高速道路の入口に入ってしまった場合でも退出できるだけのスペースがないため、そのまま次の出口までの通行料金を支払うことになります。
どのような場合でも、Uターンや後退による逆走は絶対にNGであることに変わりはありませんのでご注意ください。
逆走している車を見かけたら
![非常電話](https://e-ladybug.jp/blog/wp-content/uploads/2023/08/highway8.jpeg)
ここまで、Uターンや後退による逆走は絶対にNGとお伝えしてきましたが、自分で注意していても、逆走する他車を見かけることがあるかもしれません。
その場合どのような行動をするべきなのか説明します。
走行中の注意点
走行中、逆走車の情報を見聞きした場合は安全確保のため速度の出し過ぎに注意し、前方の車とは車間距離を取りながら走行します。
この時、追い越し車線ではなく走行車線を走るようにします。
それは、逆走車は追い越し車線を走行する傾向があるといわれているためです。
左側通行の日本では片側2車線道路を逆走する場合、自然と左側の車線を走行することになり、それが高速道路では追い越し車線にあたるのです。
逆走車を見かけた場合は衝突に気を付けながら、注意深く走行し、その後警察もしくは道路管制センターへ通報します。
通報の仕方
通報方法は、同乗者から110番をする、同乗者がいない場合はサービスエリアや最寄りの非常電話から道路管制センターへ連絡を入れるなどの方法があります。
非常電話は受話器を取るだけで管轄の道路管制センターへ繋がるため便利です。
通報することで、逆走車の情報を情報板やハイウェイラジオで発信してもらうことができ、走行中のドライバーへ注意喚起をすることができます。
まとめ
今回の記事では、高速道路で出口や行き先を間違えてしまったときの対処法をやってはいけない行動と合わせて説明しました。
- ・出口や行き先を間違えても逆走はNG
- ・間違えてしまったら、次の出口の一般レーンで事情を説明(その際にETCカードは抜いておく)
- ・道路や料金所によっては対応できないこともある
- ・逆走車を見かけたら、同乗者から110番してもらうか最寄りのサービスエリア等にある非常電話で通報
高速道路は続々と新区間ができているため、しばらく利用していないと見慣れない案内板や道路に戸惑ってしまうことは仕方のないことです。
もし出口や行き先を間違えてしまっても、取るべき行動を事前に知っておくことで焦らず行動でき、危険な事故を起こさずに済みます。
この記事が皆さまの安全運転に役立つと幸いです。
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