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高速道路で起こりやすいタイヤのトラブル!対処法と注意点

アイキャッチ

ゴールデンウィークやお盆などの長期休みは、レジャーや帰省で高速道路を利用するという方も多いのではないでしょうか。

JAFによると、2022年度の高速道路での出動理由(四輪)は「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」が最も多く約4割を占めています。

今回の記事では、高速道路で起こりやすいタイヤのトラブルについて、対処法や注意点、トラブルを防ぐためにできることをご紹介します。

この記事を読んでわかること

  • パンクとバーストの危険性と原因
  • 高速道路でのトラブル対処法
  • 空気圧や溝のチェックなどタイヤトラブルを未然に防ぐための対策

高速道路で起こりやすいタイヤのトラブルとは

パンクしたタイヤ

高速道路で起こりやすいタイヤトラブルにはどの様なものがあるのか、原因と合わせてご説明します。

代表的なタイヤトラブル

代表的なタイヤのトラブルにはパンクとバーストがあります。

パンクとはタイヤから徐々に空気が抜けること、バーストとは急にタイヤが破裂することを指します。

スピードが出ている高速道路でのパンクやバーストは事故に直結する危険な状態です。
特にバーストは急にタイヤが破裂してしまうため、制御不能状態になり、重大な事故に繋がる可能性が高くなります。

バーストが起こる前には、スタンディングウェーブ現象と呼ばれるタイヤが変形しタイヤ内部の温度が上がる現象が起こることがあります。
走行中にガタガタと車体の揺れを感じることがありますが、気づけないことが殆どです。

タイヤトラブルはなぜ起こる

タイヤトラブルの原因は以下の3つが考えられます。

  • ・タイヤの劣化
  • ・タイヤの空気圧不足や空気圧過多
  • ・過積載

タイヤの劣化

ゴムで出来ているタイヤは走行距離や時間の経過とともに劣化していきます。

また、環境によってもダメージの具合は変わります。
日差しが良く当たる、水たまりができやすい駐車場に車を置いている場合にはタイヤの劣化が早く進むことがあるため、注意してください。

タイヤの空気圧不足や空気圧過多

適正空気圧を保つことにより、安全に走行することができます。

空気圧不足は燃費の悪化、タイヤの部分的な摩耗、ハイドロプレーニング現象、前述したスタンディングウェーブ現象が起こりやすくなるなど良いことがありません。
※ハイドロプレーニング現象とは、大きな水たまりの中をスピードを出して走行している際にタイヤと路面の間に水の膜が発生することで、ハンドルやブレーキが効かなくなる現象です。

空気圧過多の場合も、走行中に石などの障害物にぶつかった時に局部的に強い衝撃を受けてタイヤが破裂してしまう可能性があります。

過積載

積載と言うとトラックのような貨物車を想像される方もいるかもしれません。
しかし、長期休みで高速道路を利用した移動には大人数で荷物をたくさん載せて走行することもあるのではないでしょうか。

車体を支えているタイヤにとって、最大積載量を超えた状態で走ることは負荷がかかるため危険です。

トラブルが起こった時の対処法と注意点

タイヤのパンク

高速道路を走行中にタイヤトラブルが起こった場合、どの様に対処すれば良いのでしょうか。
対処法と注意点をご説明します。

高速道路走行中にトラブルが起こったら

高速道路を走行中にトラブルが起こった場合、タイヤのトラブルに限らず、落ち着いた行動が求められます。

高速道路の路肩や非常駐車帯でのタイヤ交換やパンク修理は非常に危険です。
必ずロードサービスを利用し、安全な場所に移動させましょう。

トラブル発生時〜道路緊急ダイヤルへ連絡を入れるまでの流れをご説明します。

ハザードランプを点灯させ、徐々に減速する

ハザードランプ

ハザードランプを点灯し、後続車両に減速、停止する意思を示します。
急停止は後続車両との事故に繋がる危険な行為なので注意しましょう。

可能な限り非常駐車帯に車を停車させる

非常電話

可能な限り、非常駐車帯などの広いスペースに車を停止させる方が安全です。
タイヤの損傷が大きく、ハンドルが取られてしまうような場合には近くの路肩に停車させます。
この時、ハザードランプは点灯させたままにしておきます。

非常駐車帯とは、故障車や緊急車両が停車することを目的に左路肩に設置されている駐車スペースです。
高速道路では約500m間隔、トンネル内には約750m間隔を目安に設置されています。

ハンドルは目一杯左に切り、左側のドアから降車する

運転中

万が一、後続車両から追突されたときに車道に車が出ていかないよう、ハンドルを左に目一杯切った状態にします。

降車時にも車が走行していない、左側のドアから出ることで他車を巻き込んだ事故のリスクを軽減できます。

発煙筒や停止表示板を設置する

発煙筒

発炎筒と停止表示器材を車から50m以上後方に設置します。
ガソリンやオイルが漏れてしまっている場合には、発煙筒は使用せず、停止表示器材を設置してください。

設置の際には足元に気を付けて、置き場所までの移動はガードレールの外側など安全な場所を移動します。

故障や事故で高速道路上に車を停止させる場合には、規格に基づいた停止表示器材を置くことが義務付けられていることに加え、停止表示器材を自身で購入する必要がある点に注意してください。
停止表示器材はホームセンターやカー用品店で購入ができます。

三角板

安全な場所に避難してから通報

車両後方のガードレールの外側など安全な場所に避難します。
車内や車の近くに残ってしまうと、万が一他の車両に追突された場合危険です。

避難後、自分の携帯電話で道路緊急ダイヤル「#9910」に通報し、現状を伝えます。
また、電話がない、使用できない場合には、高速道路上やパーキングエリアなどに設置されている「非常電話」を利用します。
※事故の場合は警察「110」に連絡を入れます

道路緊急ダイヤルに通報すると、道路管制センターにてレッカーの手配等必要に応じて対応してくれます。
先にロードサービスを呼んだ場合でも、他の通行車へ情報を表示するために必ず道路緊急ダイヤルに通報してください。

知っておくべき「道路緊急ダイヤル」「非常電話」

タイヤトラブルに限らず、高速道路走行中にトラブルが発生した場合、知っておくべきなのが「道路緊急ダイヤル」と「非常電話」の存在です。

道路緊急ダイヤル

自身の電話でシャープと9910を押し、道路(一般道、高速道路など)を選択すると対象の道路の管理者に繋がります

このダイヤルは道路の損傷や落下物の他、車の故障やトラブルで車が走れないなど他の通行車にとって危険、障害となるものを発見したり自分がその状況に陥ってしまった時に利用するものです。

道路管理者から場所を聞かれた際には目印になるものや、走行場所を把握するために表示されているキロポストを答えます。
※キロポストは高速道路の起点からの距離を示しており、本線では100mごとに設置してあります。

非常電話

非常電話

事故や故障などのトラブルが起こった時に、非常電話の受話器を取るだけで道路管制センターに繋がります
受話器を取るとおおよその場所も分かるようになっているため、近くに非常電話がある場合には利用すると便利です。

非常電話は本線では1kmおき、トンネル内では200mおき、サービスエリアやパーキングエリア、非常駐車帯などに設置されています。

トラブルを未然に防ぐために

まとめ

高速道路でのタイヤトラブルを防ぐための対策法をご紹介します。

定期的なメンテナンス

車のトラブル防止において、最も有効なことが定期的なメンテナンスです。
ご自身でチェックをおこなうことも可能ですが、チェックが初めての方や心配な方はカー用品店や整備工場の整備士に任せると安心です。

空気圧は1か月に1度、その他のポイントは法定点検時や高速道路を利用する前に点検するようにしましょう。

空気圧

適正空気圧は車の走行性能にも関わる重要なポイントです。
空気圧が不足していても過多でもトラブルに繋がるため、1か月に1度はチェックするようにしましょう。
ガソリンスタンドでもチェックできます。

適正空気圧は運転席側のドアを開けたところ、もしくは給油口などに貼ってある空気圧表示シールに記載されています。
確認したことがない方もこの機会に確認してみてください。

空気圧

傷やひび割れの有無

タイヤのゴムは時間の経過によって劣化していきます。
大きな傷やひび割れがある場合には交換しましょう。

溝の有無

タイヤは残り溝の深さが1.6mmになると「スリップサイン」がでます。
この1.6mmがタイヤの使用限度です。

スリップサインが1箇所でも出ると、そのタイヤは使用してはいけないことが法律で定められているため、注意が必要です。

偏摩耗を起こしていないか

偏摩耗とはタイヤ全体ではなく、一部分が摩耗してしまっている状態です。
適正空気圧ではなかったり、カーブなどタイヤに負担のかかるタイミングでスピードを出していたりするとタイヤの一部分に負担がかかり、偏摩耗が起こりやすくなります。

空気圧点検やタイヤローテーションを定期的に行いましょう

日常的にできること

タイヤトラブルを防ぐためにはメンテナンスだけでなく、日常生活でもできることがあります。

駐車中は日差しや水に注意する

タイヤは紫外線や熱、水分によっても劣化します。
車を長く使用しない時にはカバーをかける、水はけの良い駐車場を選ぶなど工夫してみてください。

洗車やワックスのし過ぎに注意

過度な洗車やタイヤワックスはタイヤを痛めてしまう可能性があるため、適度におこないましょう。

「急」のつく運転はしない

急発進、急加速、急ブレーキはタイヤに過度な負担がかかり、劣化が早まります
普段の運転から「急」のつく運転はしないよう、心掛けてください。

荷物を載せ過ぎない

過積載もタイヤに負担がかかります。
特にレジャーや帰省など大人数で移動する場合には、最大積載量を確認してから荷物を準備するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では高速道路で起こりやすいタイヤのトラブルについて、どのようなトラブルが起こりやすいのか、起こった時の対処法やトラブルを未然に防ぐための方法をご説明しました。

長期休みや行楽シーズンでのお出かけ中にトラブルが起こってしまうと、楽しい時間が台無しになってしまうこともあります。

お出かけ前のメンテナンスをしっかりおこない、万が一に備えた知識を持つことで安心安全、楽しいお出かけやドライブを満喫してください。

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