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マニュアルトランスミッションは無くなるのか?魅力や仕組みのメリットデメリットを詳しく解説!

マニュアルトランスミッションは無くなるのか?魅力や仕組みのメリットデメリットを詳しく解説!

マニュアルトランスミッション(MT)やオートマチックトランスミッション(AT)という言葉を聞いたことはありますか?

おそらく車の免許を取得する際や車のグレードを選ぶ際に、耳にするのではないでしょうか。

AT(オートマチックトランスミッション)車普及により、MT(マニュアルトランスミッション)車の販売台数は減少しており、近年の新車販売比率をみるとMTはわずか1%程度の状況です。

このまま、MT車は無くなってしまうのでしょうか?

今回はマニュアルトランスミッションの需要と、魅力や仕組みについてメリットデメリットを紹介します。

この記事を読んでわかること

  • マニュアルトランスミッションの仕組み解説
  • マニュアル車のメリットデメリット紹介
  • マニュアル車のこれから

トランスミッションとは?

ランスミッションのギア(歯車)パーツ

トランスミッションとは、エンジンから出力される駆動力を車輪へと伝える装置のことで、別名「変速機」とも言われています。

車を動かすのに必要なトランスミッションの種類は幾つかありますが、機能性で大きく分けるとドライバー自身が切り替え操作を行う「手動変速機」のMT(マニュアルトランスミッション)と、車が自動で切り替えを行う「自動変速機」のAT(オートマチックトランスミッション)の2つ。

昔はMT車が主流でしたが、20世紀後半からAT車が急速に普及し、現在ではほとんどの車がAT車です。

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マニュアルトランスミッションの仕組みとは?

ドライバー自身が切り替え操作を行う「手動変速機」のMT(マニュアルトランスミッション)は一体どのような仕組みなのでしょうか?

マニュアルトランスミッションは、ギア(歯車)とシャフト(回転運動を伝達する軸)を連結させて変速し、エンジンからの駆動力を調整しながらタイヤに伝えています。

ギアとシャフトは常に連結されているわけではなく、マニュアルトランスミッションの大きな特徴である「クラッチ操作」で切り替えを行います

クラッチペダルを踏み込んだ場合の駆動伝達イメージ図
クラッチペダルを戻した場合の駆動伝達イメージ図
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MT車の運転は難しい?

MT車の運転では「クラッチ操作」と「シフトレバー操作」が重要です。

慣れないうちは難しく感じるかも知れませんが、練習を重ねることで誰にでもスムーズに操作することが出来ます。

クラッチ操作

マニュアル車のクラッチペダル操作をする男性の足

MT車には、ブレーキペダル、アクセルペダルの他に「クラッチペダル」が並んでいます

このクラッチペダルの踏み込みで、エンジンとタイヤの間にあるクラッチを操作。

クラッチペダルを踏むとエンジンとトランスミッションの駆動伝達が遮断され、その間にギア(歯車)をシフトレバー操作によって「手動」で切り替えられます。

クラッチペダルを戻すと駆動伝達が再開する仕組みです。

MT車が難しく感じる原因に「半クラッチ操作」があげられます。

急にクラッチペダルから足を離すと、エンジン側歯車とタイヤ側歯車の回転がうまく噛み合わず、エンジン動力が低下しエンストしてしまいます。

半クラッチとは、クラッチペダルの踏み込み加減をエンジン側歯車とタイヤ側歯車の回転が徐々に噛み合うように調節する操作です。

半クラッチ操作によって、エンジンからの駆動力が徐々にタイヤへと伝わりスムーズな走行が可能になるのですが、クラッチの踏み込み具合は感覚的であることから、コツを掴むのが難しい操作と言われています。

シフト操作

マニュアル車のシフトレバー操作する女性の手

エンジンの回転数には限界があるため、車はギアを使ってエンジンからの駆動力を増減させながら車の速度域を広げています

MT車には、1速から5速(6速)までの複数のギアが搭載され、発進などパワーが必要な時は1速、スピードが上がれば2速3速と、限られたエンジンからの駆動力をドライバー自身のシフト操作によって、上手に引き出して使い分けます。

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MT車のメリット

メリットの文字とペグ人形

販売台数は減少傾向にある中、一定のユーザーに選ばれているMT車の魅力は一体何でしょうか?

走りをコントロールできる操作性

前項で話した通り、MT車は「クラッチ操作」と「シフトレバー操作」によって運転にする車です。

慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、コツさえ掴めれば独自の操作性を楽しみながら、快適な乗り心地と爽快な走りが実現できます。

現在MT車の購入を検討される方は、スポーツモデルを選ばれる方がほとんどで『走りを楽しみたい』という理由が多いです。

高い燃費性能と実用性

乗り方にもよりますが、AT車は自動変速のため走行中に意図せぬところで回転数が上がってしまうため、状況に応じてコントロールできるMT車のほうがATより燃費がいい傾向です

構造が複雑ではないために故障のリスクが少なく、クラッチ操作があることでアクセルとブレーキの踏み間違いが起こることはほとんどありません。

※最近主流の「CVT(コンティニューアスリー・バリアブル・トランスミッション)」は、効率的な走りをプログラムされているので、MT車より燃費が良いと言われています。

車両価格が安い

MT車は、構造がシンプルで部品点数も少ないため、部品原価や製造コストが反映する車両価格も安くなります

また、AT車のような変速を制御する電子部品は不要で、制御する開発コストも抑えられるため安い価格設定が可能です。

ただし、MT車の販売(製造)数が減少しているため、1台あたりの原価が高くなっています

そのため、構造的にシンプルで部品数が少なくても、総合的なコストで考えれば昔ほど低価格と感じることは少ないでしょう。

MT車のデメリット

デメリットの文字とペグ人形

一定のユーザーに好まれているのにも関わらず、販売台数は減少傾向なのはなぜなのでしょうか? 

運転操作が難しい

操作性を楽しめるクラッチとシフト操作ですが、感覚的な半クラッチ操作などコツを掴むのが難しいと言われています。

スムーズに運転できるまで、しばらくは練習が必要です。

安全装備の採用が難しい

停止する直前にクラッチ操作が必要となるMT車に安全装備を組み込みことは、エンストに繋がる可能性があるため難しいといわれています

車種により装備は異なるので事前に確認しましょう。

渋滞時に疲れる

渋滞中は発進・停止の度にアクセルやブレーキ、クラッチ操作を繰り返すため、意外と疲れるものです。

渋滞の運転労力を軽減するコツをご紹介します。

・アイドリングの状態で発進
クラッチを踏み込みギアを1速に入れ、アクセルを踏まずにクラッチをゆっくり離すと、エンストを起こさずにゆっくり発信することができるので、渋滞にはぴったりです。
・ニュートラル状態で停止
停車時にギアをニュートラルに入れ、ペダル操作の負担を軽くするのも一つの方法です。
ただし、ニュートラルに入れるとギア操作が発生するので、停車する時間やタイミングに合わせて操作を使い分けると良いでしょう。

MT車のリセールバリュー

中古車販売駐車場

新車販売台数が少ないMT車のリセールバリューはどうなっているのでしょうか?

最後に最近の中古車市場を照らし合わせながら、MT車のリセールバリューを確認してみましょう。

リセールバリューとは

リセールバリューとは、リセール(再販売や転売)、バリュー(価値)。

つまり、車のリセールバリューとは、車を再び売る際の価値を意味します

リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々変化しています。

「リセールバリューの高い車」とは「値落ちしにくい車」ということを指します

MT車のリセールバリュー

2024年6月現在、中古車価格の高騰が続いています。

高騰の背景には、新型コロナウイルス感染症の影響による、工場停止や部品不足による世界的な新車供給不足、人気車種の納期遅れ、円高による輸入車の不足など、複合的な要因が絡み合っています。

そんな中、MT車のスポーツモデルタイプは依然として高い需要があり、人気の車種です。

先に紹介した通り、リセールバリューは需要と供給の関係で決まるため、新車購入が限られている中古市場では高値で取引される場合があります。

しかし、スポーツモデルタイプ以外のMT車は注意が必要です。

AT車主流の現代ではMT車は敬遠される傾向があるため、普通の乗用車・商用車の場合は、中古車価格の高騰する今も、残念ながらマニュアル搭載で評価が上がることはあまりありません

MT車のこれから・まとめ

車両イメージ透過図

日本市場のMT車は、ほとんどがスポーツモデルや商用モデルで、実際「走りを楽しみたいから」「慣れて親しんでいるから」といった両面の理由から好まれています。

しかし、AT車の普及率や、環境規制の観点からの電動化・自動化が進む中、MT車を残す理由が減っているのもまた事実です。

MT車の存続が懸念される中、トヨタから2つのMT技術が発表されました。

ひとつは、ボタンひとつでAT/MTを切り替えられるもので、従来のMT車のようにクラッチペダルとシフトレバーを操作することで、擬似的なMT操作を体感できる車です。

もうひとつは、電気自動車(BEV)に電気的なMTを搭載した技術です。

今後エンジン車に乗りづらい時代になっても「愛車に乗り続ける」手段としてBEVコンバージョンの可能性を提唱するものです。

今後、どの程度までMT車が残るのか想像しづらいですが「走りを楽しみたい」といった要望に応えるべくメーカーも様々な技術を検討しています

趣味・嗜好性を刺激するモデルとして新しいMT車が生まれるかも知れません。

今後のMT車の動向に注目していきましょう。

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