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トランスミッションが故障する原因と修理費用を解説 修理か乗り換えかの判断基準とは?

トランスミッションが故障する原因と修理費用を解説 修理か乗り換えかの判断基準とは?

トランスミッションとは、エンジンから出力される駆動力を車輪へと伝える装置のことで、他の車部品と比べると、比較的故障の少ないパーツです。

しかし、めったに故障しないパーツだからこそ、いざ故障するとどう対応していいのか分からずに慌ててしまうトラブルのひとつです。

今回は、いざという時でも慌てない様にトランスミッションの故障原因や修理にかかる費用を紹介し、修理と乗り換えのどちらを選ぶべきかを解説します。

この記事を読んでわかること

  • トランスミッションのトラブルサイン
  • AT車/MT車別、故障原因と修理費用
  • 修理か乗り換えかの判断基準

トランスミッションとは

車のおもちゃとクエスチョンマークのブロック 質問イメージ

トランスミッションは別名「変速機」とも言われ、自動車の速度や負荷に応じて変速し、必要な動力を作る機能を担っています。

車の進化とともに、トランスミッションにも多くの種類が開発されています。

機能性で大きく分けるとドライバー自身が切り替え操作を行う「手動変速機」のMT(マニュアルトランスミッション)と、車が自動で切り替えを行う「自動変速機」のAT(オートマチックトランスミッション)の2つになります。

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トランスミッションのトラブルサイン

トランスミッションはどの車にも備わっている重要なパーツです。

トランスミッションの違和感はエンジンに大きなダメージを与える可能性があり、修理費が高額になる場合があります。

ここで、トランスミッションの不良サインを紹介します。

エンジンチェックランプが点灯している

エンジンチェックランプとスピードメーター

エンジンチェックランプとは、車のスピードメーター付近にありエンジンをかたどった黄色のランプのことです。

エンジンまたはトランスミッションに異常があるときに点灯します。

また、エンジンチェックランプがついたり消えたりをくり返すケースもあります。

エンジンチェックランプが一度でも点灯したら、トランスミッションが故障している疑いがあるため、念のためカーディーラーや整備工場で点検してもらいましょう。

車が加速しにくく、変速時に違和感がある

シフトレバー切り替えて運転する女性

トランスミッションが故障すると、エンジンの回転が適切にタイヤに伝わらなくなります。

走行中や加速中にエンジンが一時的に空回りした状態が続くと、やがてトランスミッションはタイヤに回転を伝えることができなくなり、ドライブに入れてアクセルを踏み込んでもエンジンが空回りするだけになります。

液漏れや焦げたような異臭がする

車のボンネットを開けて口に手をあてる女性

トランスミッションを潤滑に保ち、オーバーヒートを防ぐ働きのあるミッションオイルですが、漏れてトラブルに繋がる場合があります。

漏れている場合は、車の下や周囲に赤色の液体が見えます

また、漏れたオイルが焼き付くことで焦げたような異臭が発生します。

焦げた匂いではトランスミッションの故障とは言い切れませんが、他のトラブルの予兆の場合があります。

変速したときの異音や振動がする

操作を確認しながら運転する男性

トランスミッションの劣化がすすむと、噛み合わせる調整力が衰え変速する際に振動や異音が発生します。

また、ATポンプやクラッチなどにトラブルがある可能性もあります。

トラブルサインがあった場合の対処法

ボンネットを開きエンジンを確認する男性

たとえ運転に支障がないとしても、少しでも違和感を覚えたなら、放置せずにカーディーラーや整備工場で点検を受けましょう。

◆安全な場所に車を止める

トラブルサインに気づいたからといって慌てて路肩などに停車せず、必ず駐車場やパーキングエリアなど安全な場所に車を移動させましょう。

◆ディーラーや整備工場に連絡する

一般ドライバーが原因を特定することは難しい場合がほとんどです。

一通り点検し原因がわからない場合は、ディーラーや整備工場に連絡をしましょう。

その際、下記ポイントを抑えて連絡すると話がスムーズです。

・走行中に違和感を覚えたタイミング
・走行中の具体的なトラブルサイン
・現在地の情報(自宅や業者までの距離がわかるよう伝えます)

車検の速太郎

ランスミッションの故障原因

ミッションごとに故障原因を紹介します。

AT(オートマチックトランスミッション)車の場合

AT車のシフトレバー

部品の寿命

AT車もMT車も、トランスミッションの寿命は30万 km/15年程度になります。

トランスミッションは車の基幹部品として精密に作られているパーツですが、他の部品と同じく、使われているゴムの経年劣化や金属の摩耗などの部品の寿命によりトランスミッションの故障を引き起こす原因となります。

ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の不具合

ATFは、トランスミッション内部で潤滑油の役割をしているAT車専用のミッションオイルです。

AT車でミッショントラブルのほとんどが、このATF不具合によるものです。

メーカー指定の粘度オイルを使用しなかった場合や、トランスミッション内のパッキンやオイルシール、ゴムホースが劣化することによるオイル漏れがあげられます。

日常的な走行でATFが減ることはありませんが、漏れなどによりオイル量が減少すると動力の伝達がうまくできずシフトが動かなくなってしまいます

トランスミッションに負担をかけた運転

急激なギアチェンジ(変速)やアクセルの踏み込み過ぎなどは、トランスミッションに大きな負担をかけています。

また、急な坂道のシフトダウンや、下り坂のエンジンブレーキも同じ様に負担となります。

繰り返し負荷をかけることは、トランスミッションの寿命を縮め破損の原因となります。

MT(マニュアルトランスミッション)車の場合

MT車のシフトレバー

クラッチ板の摩耗

MT車のトランスミッショントラブルの多くは、クラッチ板の摩耗によるものです。

半クラッチの状態が続くとクラッチ板がすり減ってしまいます

クラッチベダルの上に足を乗せておくと半クラッチになることがあるので、クラッチベダルに足を乗せ続けるのは避けたほうが良いでしょう。

部品の寿命

ATの項目で前述したように、MT車もトランスミッションの寿命は30万km/15年程度になります。

トランスミッションは車の基幹部品として精密に作られているパーツですが、他の部品と同じく、使われているゴムの劣化や金属の摩耗などの部品の寿命によりトランスミッションの故障を引き起こす原因となります。

強引なギアチェンジよるミッション負担

MT車は、速度を速めたり落としたりドライバー自身がギアを調整しなければなりません。

急発進や急加速など強引なギアチェンジ(変速)は、トランスミッションの大きな負担になります。

強引なギアチェンジ1回で故障するわけではありませんが、繰り返し負荷をかけることでトランスミッションの寿命を縮め破損の原因となります。

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トランスミッションの修理費用

トランスミッションの修理にかかる費用は、症状や修理方法により様々です。

ここで、トランスミッションの修理にかかる費用と修理期間の目安をご紹介します。

AT(オートマチックトランスミッション)車の場合

AT車のトランスミッション修理は、次の3パターンに分かれます。

修理内容軽自働車の場合普通車の場合
ATF交換7,000円~8,000円10,000円~20,000円
シール(ゴムパッキン)交換20,000円~30,000円30,000円~50,000円
トランスミッション交換150,000円~300,000円200,000円~500,000円

ATF交換の場合

ATFはエンジンオイルに比べて使用する量が多い分、一般的なエンジンオイルの交換よりも交換費用が高くなります。 

ATFの交換で済む場合は、走行中のシフトチェンジの際に少し振動やショックが出てきたと感じる時で、トランスミッション不良の初期症状だと言えます。

走行距離が5~6万km毎にATF交換を行う事が推奨されています。

シール(ゴムパッキン)交換の場合

トランスミッションからのATF漏れの原因が、ジョイント部分の劣化による場合は

シール(ゴムパッキン)の交換修理となります。

シール交換は、ATFを全て抜いてから作業を行うため、必然的にATF交換費用が追加され修理費用が高額になります。

ATF漏れ箇所の特定は経験のいる作業なので、カーディーラーや整備工場に依頼する事をおすすめします。

トランスミッション交換の場合

トランスミッションはエンジンと同程度に精密で重要なパーツなので、トランスミッション自体が非常に高価な上、交換作業もエンジンと同程度の労力と時間を要すため、トランスミッション交換費用は非常に高額なものとなります。

交換するトランスミッションには、「中古品」「リビルト品」「純正新品」の3種類があり、中古品やリビルド品で交換すれば、純正新品に比べ概ね5~10万円程度安く交換出来ます。

リビルト品とは、中古品をオーバーホールした商品で、中古品と純正新品の間の価格です。

リビルト品は安価で購入できるだけでなく、保証期間もあるのでおすすめです。

MT(マニュアルトランスミッション)車の場合

MT車のトランスミッション修理は、次の2パターンに分かれます。

修理内容軽自働車の場合普通車の場合
クラッチのみ交換30,000円~50,000円30,000円~100,000円
トランスミッション交換150,000円~300,000円200,000円~500,000円

クラッチのみ交換の場合

MT車特有のパーツであるクラッチですが、ギアが入りにくく、ミッションが滑っているような症状のほとんどは、クラッチの摩耗が起因となるためクラッチ交換は修理の定番と言えます。  

ただし、エンジンやミッション配置により交換作業が難しい車種は工賃が高くなるので注意が必要です。

トランスミッション交換の場合

クラッチ交換を行ってもギアが入りにくく、ミッションが滑っているような症状が改善されない場合は、トランスミッションそのものの故障となり、トランスミッションの交換が必要です。

トランスミッション交換費用は非常に高額なものとなります。

AT車と同じく交換費用を抑えるために、交換するトランスミッションを「純正新品」以外の「中古品」「リビルト品」で検討してはいかがでしょうか。

修理か乗り換えか

車のキーと腕組みをする人形

前項で解説した通り、トランスミッションはエンジンと同程度に精密で重要なパーツなので、トランスミッション自体が非常に高価な上、トランスミッションの修理は超高額整備となります。

修理か乗り換えか、トランスミッションの故障後の状況判断について解説します。

新車や年式の新しい車

新車や新車登録から5年程度の年式の新しい車は、修理をして乗り続けたほうが良いでしょう。

新車や年式の新しい車は保証期間内の保証対象車である可能性が高く、無償でトランスミッションの修理が受けられます

また、トランスミッションにリコールがでている車種であれば無償修理も可能です。

保証対象車かリコールがでているかどうかは、新車ディーラーで確認できます。

保証対象外で、修理額が10万円以上だったとしても、同じ車種に乗り換える費用を超えることはありません。

過走行車・年式の古い車

走行距離が10万kmを超える過走行車や、新車から10年を経過する古い車種の場合、修理を行わず乗り換えを検討してみましょう。

ミッション自体を交換する場合、修理費用は20万を超える場合が多く、同じ車両に乗り換える費用より修理費用が高額になります

また、ATF交換やシール交換で安く修理が済む場合でも、過走行車・年式の古い車はあらゆる箇所が経年劣化しており、ミッション以外でも重篤な症状が隠れている場合があります。

トランスミッションの故障の頻度は比較的少ないパーツと言われています。

過走行や年式の古い車両で、故障頻度の少ないトランスミッションに不良があった場合は乗り換えのタイミングだと言えるでしょう

トランスミッションが故障する原因と修理費用のまとめ

車のおもちゃと虫眼鏡

今回の記事ではトランスミッションの故障原因や修理にかかる費用、修理と乗り換えのどちらを選ぶべきかをAT車とMT車を比較しながら解説しました。

トランスミッションは、他の車部品と比べると比較的故障の少ないパーツです。

めったに故障しないパーツが故障するということは「乗り換え」を検討するサインなのかも知れません

愛車のトラブルにどう対処するのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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