
軽ハイトワゴンは、軽自動車のコンパクトさと高さのある室内空間から、日本の道路事情とライフスタイルにマッチしやすい車として非常に人気のあるモデルです。
中でも「日産デイズ」は、街で走らせやすいボディサイズ、広い室内、大人でもスタイリッシュに乗りこなせる軽ハイトワゴンの代表車種です。
今回はデイズの基本情報を中心に、充実した装備と優れた燃費性能、先進の運転支援技術に至るまでデイズの魅力を詳しく紹介します。
日産デイズとは

デイズは「お洒落に乗りこなせるスモールカー」として、三菱自動車との合弁会社NMKVで開発され、三菱 eKワゴンと兄弟車として2013年に日産から登場。
現行モデルは、2019年にフルモデルチェンジを行った2代目です。
日産独自のプラットフォームの採用、先進の運転支援技術「プロパイロット」や「SOSコール」を搭載するなど、大きな進化を遂げました。
その後、2023年11月にはマイナーチェンジを実施し、内外装のデザイン変更や安全装備の充実などが図られ、現在も多くのユーザーに愛されています。
日産デイズの基本情報
デイズのグレードは、大きく分けて「ノーマルモデル」と「ハイウェイスター」の2つのタイプがあり、それぞれに複数のグレードがあります。
さらに、ノーマルモデルをベースにした特別仕様車の「ボレロ」、ハイウェイスターXをベースにした特別仕様車の「アーバンクロム」がラインナップ。
今回は「ノーマルモデル」と「ハイウェイスター」に分けて、基本情報を見てみましょう。
ノーマルモデル

ノーマルモデルのデイズは、その名のとおりベーシックグレードです。
特別仕様車の「ボレロ」があります。
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
S | 1,437,700円 1588,400円 | 2WD 2WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.2 km/L 21.0 km/L |
X | 1,478,400円 1,629,100円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.2 km/L 21.0 km/L |
ボレロ | 1,600,500円 1,751,200円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.2 km/L 21.0 km/L |
ハイウェイスター

ハイウェイスターはスポーティで、存在感のある高グレードモデルです。
特別仕様車の「アーバンクロム」があります。
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
ハイウェイスターX | 1,698,400円 1,849,100円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.3 km/L 21.1 km/L |
ハイウェイスターGターボ | 1,838,100円 1,988,800円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 21.5 km/L 19.4 km/L |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 1,798,500円 1,949,200円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.3 km/L 21.1 km/L |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 1,929,400円 2,080,100円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 21.5 km/L 19.4 km/L |
ハイウェイスターX アーバンクロム | 1,764,400円 1,915,100円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.3 km/L 21.1 km/L |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム | 1,915,100円 2,065,800円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 21.5 km/L 19.4 km/L |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション アーバンクロム | 1,864,500円 2,015,200円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 23.3 km/L 21.1 km/L |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション アーバンクロム | 2,006,400円 2,157,100円 | 2WD 4WD | 1,650 mm 1,670 mm | 21.5 km/L 19.4 km/L |
デイズは、スマートシンプルハイブリッドシステムや空力特性を減らしたデザイン、ボディの軽量化など様々な技術改善により、低燃費を実現しています。
さらに、改良したCVTの採用でエンジン音や振動を低減し、吸音材や遮音材を効果的に配することで、高いレベルの静粛性を手に入れました。
【デイズとデイズルークス】
どちらも名前に「デイズ」がつく日産の軽自動車ですが、デイズとデイズルークスは違う車です。
デイズは標準的なハッチバック型、デイズルークスはさらに背の高いスーパーハイトワゴン型になります。
デイズは、コンパクトで都会的な印象に対し、デイズルークスはスライドドアが装備された家族のお出かけ車といった印象です。

日産デイズの快適な内装
デイズの特徴は、広い室内空間と快適なドライブを楽しめる室内装備です。
高級感あふれるインテリア


高級感のあるインテリアは、「デイズの一番の魅力はここ」と言っていいほど、高評価を得ている内装デザインです。
中でもこだわりを感じるのがシート。
NASAの研究結果に基づいて開発された、体圧を分散して負担を軽減する「ゼログラビティシート」を採用しているデイズは、疲れにくく座り心地の良いシートでロングドライブもラクラクこなせます。
シンプルながらこだわりのあるデザインで、毎日のドライブが快適に過ごせるでしょう。
すべての席を広くスッキリした設計


運転席はもちろん、後席も足が組めるほど広いスペースを設けています。
フロア部には段差がないので足元にも窮屈さを感じません。
また、デイズは室内の小物収納も充実しており、ドリンクホルダーにスライドトレーがついており、ドリンクだけでなく軽食を置いたり、スマートフォンを置いたりすることもできます。
車内に持ち込んだ小物やドリンクがきちんと片付く収納で、車内がすっきりと片付きます。
運転をサポートするカラーディスプレイ


メーター内に設置されたカラーディスプレイ「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」は全グレードに標準装備されています。
視認性が高く、見やすい表示デザインで運転に必要な情報を分かりやすく表示します。
表示例
・走行速度、エンジン回転数、燃料残量などの基本情報
・燃費情報 (平均燃費、瞬間燃費など)
・プロパイロットの作動状況
・安全装備の作動状況 (車線逸脱警報、衝突被害軽減ブレーキなど)
・ナビゲーションの案内 (オプションのNissan Connectナビゲーションシステム装着時)
・オーディオ情報 (再生中の曲名、アーティスト名など)
・タイヤアングルガイド (ハンドル操作と連動してタイヤの向きを表示)
・警告メッセージ (各種警告や注意喚起)
日産デイズの洗練された外装
都会にも自然にも馴染む洗練されたデザインが注目されるデイズですが、魅力はそれだけではありません。
街乗りにぴったりな仕様


ムーブは最小回転半径が4.5mと小回りが利く車なので、路地裏の狭い曲がり角でも、ためらわずに運転することが出来ます。
※ハイウェイスターGターボ シリーズは4.8m
さらに、運転席から左右に広く見渡せる視界を確保しており、すれ違いや幅寄せなど運転しやすく安心です。
スタイリッシュなエクステリア
デイズのエクステリアは、グリルとヘッドライトを一体化し、V字型ラインをデジタル風にデザインした「デジタル・Vモーショングリル」を採用し、先進的でスタイリッシュなデザインが魅力です。
「ノーマルモデル」と「ハイウェイスター」とでエクステリアの表情に違いがあります。
■ノーマルタイプ(X/S)


フロントグリルは水平基調で、デジタル・Vモーション、ヘッドランプ、フロントグリルが一体感のあるデザインが特徴です。
シンプルで親しみやすく、様々なシーンで活用できる汎用性の高いデザインです。
■ハイウェイスター


フロントグリルは大型でメッキ加飾が施され、Vモーションのクロームメッキのラインは太さのグラデーションになるようにデザインされています。
ヘッドランプは、ノーマルモデルよりもシャープなデザインのLEDヘッドランプを採用しており、アルミホイールも大径の15インチを装着できるなど、躍動的で存在感あるデザインが特徴です。
グレードの違いを詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。


選択肢豊富なボディカラー
バリエーション豊かなボディカラーもデイズの魅力です。
グレードによってボディカラーの選択肢は異なりますが、王道のシルバーやパールホワイトから、発色の良いカラーまで、豊富なカラーバリエーションがラインナップされています。











デイズの先進技術と安全性能
デイズが選ばれる魅力の一つに、優れた「予防安全性能」「衝突安全性能」が一部のグレードだけでなく、全グレードに標準装備されています。
つまり、どのグレードを選んでも、高い安全性能を享受できるということです。
軽自動車トップクラスの予防安全性能


デイズは、日産の先進安全技術「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を搭載しています。
2019年度の自動車アセスメント(JNCAP)において、軽自動車で最高得点となる132.0点(141点満点中)を獲得し、最高評価の「ASV+++」を獲得しました。
一例を紹介しましょう。
■インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
自車からは見えない2台前を走る車両の車間・相対速度をミリ波レーダーでモニタリング。
ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故回避を支援します。
■軽自働車初プロパイロットシステム ※グレード別設定
アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作を車がアシストして、ドライバーの高速道路での負担を軽減してくれる機能です。
■インテリジェント エマージェンシーブレーキ
天候や周囲の明るさにも影響されにくいミリ波レーダーとフロントカメラで、前方の車両や人を検知し回避操作をサポートしてくれる機能です。
■踏み間違い衝突防止アシスト
ブレーキとアクセルの踏み間違えた際にも、エンジン出力を抑制しブレーキを制御し、壁や店舗などのガラス、人との衝突回避をアシストします。
高い衝突安全性能


衝突安全性能や予防安全性能において高い評価を得ており、「新総合評価(自動車安全性能2020)」において、軽自動車として初めて、唯一の最高評価「ファイブスター賞」を獲得しました。
これは、高強度安全ボディ(ゾーンボディ)の採用など、車体構造の強化によるものです。
ゾーンボディとは、車のボディを「クラッシャブルゾーン」と「セーフティゾーン」の2つのゾーンに分け、衝突時の衝撃を効率的に吸収・分散することで、乗員へのダメージを最小限に抑える構造のことです。
エンジンルームやトランクルームなどを「クラッシャブルゾーン」として、衝撃を吸収するように設計されており、潰れることで衝撃エネルギーを減衰。
運転席など乗員が搭乗する空間を「セーフティゾーン」として、高強度の素材や構造を採用し、衝突時の変形を抑え乗員の生存空間を確保します。
軽自働車初SOSコール ※グレード別設定


軽自動車で初めてデイズに搭載された、緊急時のサポート通報システムです。
急病時や危険を感じた時にSOSコールスイッチを押すと、専門のオペレーターが警察や消防への連携をサポート。
事故発生時にエアバックが展開した場合は、自動で通報されます。
SOSコールは、車両の初度登録年月より10年間利用可能。
期間終了後は、サービスへ契約手続きが必要になります。
デイズのグパワートレイン
デイズには3つのパワートレインがあります。
3つのパワートレインに組み合わされるトランスミッションは、CVT(無段変速機)です。
また、駆動方式も、FF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)から選択できるので、それぞれの組み合わせで、走行性能や燃費性能が異なります。
自分の使い方や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
自然吸気エンジン


軽自動車の標準的なエンジンです。
燃費性能に優れており、街乗り中心の方におすすめです。
対象グレード
・S
・X
・ボレロ
スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)
マイルドハイブリッドシステムを搭載したエンジンです。
発進時や加速時にモーターがアシストすることで、力強い走りと低燃費を実現しています。
対象グレード
・ハイウェイスターX
・ハイウェイスターXプロパイロットエディション
・ハイウェイスターXアーバンクロム
・ハイウェイスターXプロパイロットエディションアーバンクロム
ターボエンジン
ターボチャージャーを搭載したエンジンです。
力強い加速と、高速道路での走行安定性に優れています。
対象グレード
・ハイウェイスターGターボ
・ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション
・ハイウェイスターGターボアーバンクロム
・ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションアーバンクロム
日産デイズまとめ

今回はデイズの基本情報を中心に、充実した装備と優れた先進の運転支援技術などご紹介しました。
2024年12月には、人気セレクトショップ「ビームス」がデザインを監修した「ビームスエディション」が登場。(ご購入には事前のWEB申込が必要です。)
多彩なモデルとグレード、豊富なボディカラーや3つのパワートレインなど、自分の使い方や好みに合わせてグレードお選びいただけます。
さらに、どのグレードを選んでも高い安全性能を享受できるのも嬉しいポイント。
もしもデイズの購入を検討されているのであれば、試乗してみることをおすすめします。
実際に乗ってみると、その操作性や静粛性に納得いただけるでしょう。
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