
人気の軽スーパーハイトワゴンであるN-BOXを販売しているホンダは、3代目となる新型N-BOXを2023年10月6日に発売。
新型N-BOXは内外装の変更だけでなく、Honda SENSINGの機能追加、Honda CONNECTの搭載など魅力が満載です。
今回は、フルモデルチェンジした注目の最新モデルについてご紹介します。
この記事を読むと「価格や燃費、グレードごとの装備の特徴」「アップグレードした内外装の魅力」「Honda SENSINGの追加機能とHonda CONNECTの内容」が分かります。
ホンダ N-BOXとは
出典: 本田技研工業株式会社
N-BOXは「ニュー ネクストニッポン ノリモノ」をキャッチコピーとして2011年に初代が、2017年には2代目が発売され、常に販売台数ランキングのトップを走り続けている軽自動車です。
2022年の国内販売台数がナンバーワンに輝いたという情報は自動車関連業界以外でも大きなニュースになりました。
まさに、日本の自動車業界、そして各メーカーに大きな衝撃を与えた車です。
ホンダは2023年10月6日に3代目となる新型N-BOXを発売。
「ハッピー・リズム・ボックス」をコンセプトにしており、N-BOXが全ての人にとって、幸せな時間を提供できる存在となれるようにというホンダの思いが込められています。
N-BOXグレード設定
N-BOXシリーズのグレード設定と特徴的な装備を簡単にご紹介します。
N-BOX、N-BOXファッションスタイルにはターボエンジン設定がないため、予めご注意ください。
【N-BOX】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
N-BOX | 1,739,100円 1,872,200円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.6km/L 19.4km/L |
ファッションスタイル(モノトーン) | 1,838,100円 1,971,200円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.6km/L 19.4km/L |
ファッションスタイル(2トーン) | 1,898,600円 2,031,700円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.6km/L 19.4km/L |
N-BOX
N-BOXシリーズのベースとなるグレードです。
ベースグレードからフルLEDヘッドライト、片側電動スライドドア、ロールサンシェードなど装備が充実しています。
N-BOX ファッションスタイル
ポップなボディカラーが特徴です。
N-BOXの装備に追加してオフホワイトのドアミラーやドアハンドル、ボディカラーとホワイトのフルホイールキャップなどを装備。
※2トーンの場合、ルーフとドアミラーにプレミアムディープモカ・パールを配色
可愛らしい1台に仕上がっています
N-BOXカスタムグレード設定
N-BOXカスタムのグレード設定と特徴的な装備を簡単にご紹介します。
【N-BOXカスタム】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
N-BOX カスタム | 1,923,900円 2,057,000円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.5km/L 19.4km/L |
コーディネートスタイル(モノトーン) | 2,169,200円 2,302,300円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.5km/L 19.4km/L |
コーディネートスタイル(2トーン) | 2,229,700円 2,362,800円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 21.5km/L 19.4km/L |
ターボ | 2,129,600円 2,262,700円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 20.3km/L 18.4km/L |
ターボ コーディネートスタイル(モノトーン) | 2,281,400円 2,414,500円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 20.3km/L 18.4km/L |
ターボ コーディネートスタイル(2トーン) | 2,341,900円 2,475,000円 | FF 4WD | 1,790mm 1,815mm | 20.3km/L 18.4km/L |
N-BOX カスタム
N-BOXシリーズのカスタムモデルのベースグレードです。
片側電動スライドドア、14インチアルミホイール、インテリアイルミネーション、クロームメッキ加飾などが装備されています。
N-BOXカスタム コーディネートスタイル
このグレードから両側電動スライドドアが標準装備。
ダーククロームメッキ加飾とコーディネートスタイル専用の14インチアルミホイールにより、スタイリッシュな1台に仕上がっています。
ボディカラーはモノトーンと2トーンから選択可能です。
N-BOXカスタムターボ
ターボエンジン搭載です。
ベリーステッチが入ったシートや本革巻ステアリングホイールは、このグレードだけの特徴。
その他、パドルシフトや15インチアルミホイールが装備されます。
N-BOXカスタムターボ コーディネートスタイル
ターボエンジン搭載です。
装備はコーディネートスタイルと同じですが、専用の15インチアルミホイールとパドルシフトが追加で装備されます。

N-BOX内装の魅力
運転のしやすさにこだわった設計
もともと座面が高くつくられているN-BOX。
水平基調のインパネでより視界が広くなり、運転しやすくなりました。
運転席前にはHonda軽自動車初となる、7インチTFT液晶メーターを採用。
速度やHonda SENSING作動表示など大画面で見やすくなっています。
出典: 本田技研工業株式会社
リビングのようにくつろげる室内空間
N-BOXと言えば、開放感のある車内とソファのようなシートでリビングのようにくつろげる広々とした空間が魅力です。
先代N-BOXの内装はブラウン×アイボリーの優しい色合いでしたが、今回はグレージュ×グレーを使用したメリハリのある印象です。
インパネや座面、背もたれは明るい色合いで大きく見え、視覚的にも開放感があります。
N-BOXカスタムはブラックを基調としたスタイリッシュな内装で上質な空間を楽しむことができ、コーディネートスタイルでは汚れやシワに強い機能性が魅力的なフルプライムスムースシートを採用しています。
左がN-BOX、右がN-BOXカスタム
出典: 本田技研工業株式会社
使い勝手の良いシートアレンジ
先代から引き続き、使い勝手の良いシートアレンジで背の高い大きい荷物を載せられます。
ワンタッチでリアシートを倒せばフラットな荷室が広がり、自転車も積載可能に。
フロア形状が工夫され、自転車の積み下ろしもスムーズになりました。
出典: 本田技研工業株式会社
チップアップと言われる座席の跳ね上げ機能によって、後席部分に広いスペースを確保できます。
室内高が140㎝と高く、小さなお子様であれば立ったまま楽に着替えが可能です。
出典: 本田技研工業株式会社


N-BOX外装の魅力
自分好みに出会えるデザイン
N-BOXのシルエットは先代と同じですが、たくさんの小さな穴が特徴的なフロントグリルと丸いLEDヘッドライトがより親しみやすさを感じるデザインです。
出典: 本田技研工業株式会社
N-BOXカスタムのエクステリアは立体感のあるフロントグリルや横一文字ライトとホンダで初めて採用となるダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライトが特徴。
専用のエアロやクリアレンズ仕様のリアコンビネーションランプなどカスタムらしい品格と存在感のあるデザインです。
コーディネートスタイルはダーククロームメッキのLEDフォグライトとフォグライトガーニッシュを標準装備。
ダーククロームメッキ加飾やブラック塗装のアルミホイールが採用され、より精悍なスタイルに仕上がっています。


出典: 本田技研工業株式会社
スタイルごとに異なるボディカラー
N-BOXのボディカラーはモノトーンが6色。
ファッションスタイルはモノトーン3色、2トーン3色の計6色の設定です。
モノトーンはホワイトやシルバー、ブラックなど定番のカラーが揃っています。
ファッションスタイルの3色はフィヨルドミスト・パール、オータムイエロー・パール、プレミアムアイボリー・パールⅡとポップで光沢感のあるカラーです。
ルーフとドアミラーにプレミアムディープモカ・パールを配色した2トーンカラーを設定しています。
【N-BOX】
出典: 本田技研工業株式会社
【N-BOXファッションスタイル】


N-BOXカスタムのボディカラーはモノトーンが6色。
コーディネートスタイルはモノトーン6色、2トーン6色の計12色の設定です。
N-BOXカスタムにはデザインに合う、深みのあるグレーやブルーが用意されています。
コーディネートスタイルにはレッドが設定され、2トーンと合わせて個性的なカラーが特徴です。
【N-BOXカスタム】
出典: 本田技研工業株式会社
【N-BOXカスタム コーディネートスタイル】





N-BOXの安全性能
新型N-BOXでは、先進の安全運転支援システムであるHonda SENSINGも進化しています。
Honda SENSING
NシリーズにはHonda SENSING(安全運転支援システム)が標準装備されていますが、今回、新型N-BOXには2つの新しい機能が追加されます。
【従来から搭載されている機能】
- ・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- ・先行車発進お知らせ機能
- ・歩行者事故低減ステアリング
- ・路外逸脱抑制機能
- ・標識認識機能
- ・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
- ・車線維持支援システム(LKAS)
- ・オートハイビーム
- ・誤発進抑制機能
- ・後方誤発進抑制機能
- ・パーキングセンサーシステム
【新しく向上した機能】
- ・急アクセル抑制機能
- ・近距離衝突軽減ブレーキ
急アクセル抑制機能
踏み間違いによる急発進、急加速を抑制し、⾳と表⽰で警告。
工場出荷時は機能オフの設定なので、ディーラーオプションで設定をオンにしてもらう必要があります。
出典: 本田技研工業株式会社
近距離衝突軽減ブレーキ
駐車する際などの低速時にフロントとリアのセンサーが障害物を検知。
踏み間違えなどで衝突の恐れがある場合にブレーキ操作を支援し、衝突回避や被害軽減を支援します。
出典: 本田技研工業株式会社
衝突安全性能
万が一の衝突時に備えた機能をいくつかご紹介します。
エアバッグシステム
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグだけでなく、前席用サイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグを全タイプに標準装備。
事故の衝撃から乗員を守ります。


衝突安全設計ボディー「G-CON」
ボディはHonda独自の安全技術「G-CON」を採用。
軽量かつ高強度な素材を各所に配置し、衝突安全性能に貢献しています。
また、「コンパティビリティー対応ボディー」により相手車両が受けるダメージの軽減を図っています。
Honda CONNECT
Nシリーズではじめて、安心・ストレスフリーなカーライフを実現する新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT」を搭載しました。
「Honda Total Care プレミアム」の申込が必要ですが、スマートフォンからエアコンやドアロックの操作ができたり、エアバック展開時には自動で緊急サポートセンターに通報したりと便利な機能が利用可能。
追加オプションで車内Wi-Fiの利用やHonda ALSOK駆けつけサービスなども用意されています。
初回申込から12か月間は追加オプションも無料で利用できるので、気になる方はぜひお試しください。
よくある質問


N-BOXと良く比較される車種は?
N-BOXはスーパーハイトワゴンと言われる、車高の高いスライドドア付の軽自動車です。
スズキ スペーシア、ダイハツ タント、日産 ルークスなどと比較される場合が多く、それぞれ異なる特徴があります。
例えば、前述したシートのチップアップ機能はN-BOXならではの機能です。
実物を見て比較することをおすすめします。
N-BOXは運転しやすい?
N-BOXのインパネ部分はフラットになっており、見晴らしの良い設計となっています。
また、目線の高さはミニバン並み。
視界の良さには定評のある車です。
ぜひ試乗で乗り心地や運転のしやすさを確認してみてください。


N-BOX JOYってどんな車?
2024年9月に、N-BOXの新たなモデルとして設定されました。
内装はチェック柄のシート、外装はアクティブで道具感のあるデザインが特徴。
手軽に気軽にアウトドアを楽しみたい方や車内でゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりのモデルです。
N-BOX JOYに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
ホンダ新型N-BOXが発売!記事 まとめ


新型N-BOXの特徴的なポイントをまとめました。
- ・開放感のある広々とした車内空間
- ・先代のシルエットは残しつつ、細部にこだわったエクステリアデザイン
- ・片側電動スライドドアやリア両側スライドドア・イージークローザーなど標準装備の充実
- ・Honda SENSINGに「急アクセル抑制機能」と「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加
- ・Nシリーズではじめて「Honda CONNECT」を搭載
内外装のデザインだけでなく、標準装備や安全性能が充実した新型N-BOXは「ハッピー・リズム・ボックス」というコンセプト通り、毎日の運転を快適に、楽しくしてくれる軽自動車です。
気になった方は是非、実物を見てみてください。
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