ダイハツムーヴキャンバスの新型と旧型を内装や燃費で比較

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新旧キャンバス

2022年7月、ムーヴキャンバスがフルモデルチェンジをしました。
2016年に発売されて以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジで注目を集めています。
今回の記事では新旧ムーヴキャンバスの異なる点はどこなのか、比較をしていきます。
尚、この記事では初代ムーヴキャンバスを旧型、2022年7月から登場している2代目ムーヴキャンバスを新型と表記しています。

ムーヴキャンバスとは

ムーヴキャンバスは2016年に誕生したダイハツが販売している人気の軽自動車です。
2022年7月にフルモデルチェンジをして、現行は2代目となります。

旧型ムーヴキャンバスは30代から40代の女性だけでなく、その親世代に向けて開発された軽ワゴンで、目に留まるカラーやデザインの良さはもちろんスライドドアや収納などが人気の理由でした。

新型ムーヴキャンバスではデザインとコンセプトの異なる、ふたつのシリーズである”ストライプス”と”セオリー”が設定されました。
さらに、ユーザーからの要望の高かったターボモデルも選べるようになり、今までターゲットとしていた女性に加え、男性ユーザーへの広がりが意識されています。

諸元表の比較

諸元表

【旧型】

グレード本体価格
(2WD)
駆動車高燃費
(2WD)
WLTCモード
X “SA Ⅲ”
1,430,000円
1,556,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L
G “SA Ⅲ”1,518,000円
1,644,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L
X
“ブラック
インテリア
リミテッド SA Ⅲ”
1,507,000円
1,633,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L
G
“ブラック
インテリア
リミテッド SA Ⅲ”
1,584,000円
1,710,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L
X
“メイクアップ
リミテッド SA Ⅲ”
1,507,000円
1,633,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L
G
“メイクアッ
リミテッド SA Ⅲ”
1,584,000円
1,710,500円
2WD
4WD
1,665mm20.6 km/L
19.6km/L

【新型 ストライプス/セオリー】

グレード
ストライプス
セオリー共通
本体価格駆動車高燃費WLTCモード
X1,496,000円
1,622,500円
2WD
4WD
1,655mm
1,675mm
22.9km/L
21.6km/L
G1,672,000円
1,798,500円
2WD
4WD
1,655mm
1,675mm
22.9km/L
21.6km/L
Gターボ
1,793,000円
1,919,500円
2WD
4WD
1,655mm
1,675mm
22.4km/L
20.9km/L

新型ムーヴキャンバスではSA(スマートアシスト)は標準装備となり、全グレードに装備されています。

比較結果

特徴的な違いをご紹介します。

グレード設定

旧型ムーヴキャンバスでは、1つのグレードに2トーンとモノトーンのボディカラーが混在しています。
X “SA Ⅲ”とG “SA Ⅲ”をベースに、装備や加飾がグレードアップしたメイクアップリミテッドというグレードや、インテリアをブラックで統一したブラックインテリアというグレードが設定されています。

新型ムーヴキャンバスでは、ボディカラーが2トーンのみ設定されている”ストライプス”とモノトーンのみ設定されている”セオリー”それぞれ個性の違うデザインが用意されています。
旧型の様にX、Gだけでなく、ターボの搭載されたグレードも追加されました。

価格

価格は新型のXは66,000円、Gは15,4000円、旧型よりも金額が上がっています。
また、旧型にはターボモデルが無かったため、ムーヴキャンバスのグレードによる金額幅が広がりました。

燃費性能

新型ムーヴキャンバスの燃費はノンターボの2WD車で旧型の20.6 km/Lから22.9km/Lと約10%向上しています。(燃費WLTCモード)

ムーヴキャンバスのガソリンタンク容量は30Lです。
例えば、カタログ燃費数値で比較すると、1回ガソリンを満タンに入れることで69km新型の方が多く走行することができます。

DNGAという新プラットフォームを採用したことで、ボディは強度を高めつつ車両重量は軽くなり、またエンジン制御を改良したことで燃費性能が向上しました。

内装の比較

インテリア

インテリアは新旧で異なるカラー、デザインに変化しています。

旧型の特徴

内装のカラーは車内を明るい雰囲気にみせるためにベージュで統一されています。

ダッシュボードやドア回りにの一部には、差し色で大人の雰囲気を演出するブラックを使用していて、甘さもありつつ引き締まった印象です。
グレードによっては外装色に合わせたインテリアアクセントカラーが採用されています。
キャンバス インパネ

新型の特徴

新型ムーヴキャンバスの内装は内装色や素材など、ボディカラーが2トーンカラー設定のストライプスとモノトーン設定のセオリーで異なります。

【ストライプス】
インパネ部分はホワイト、シートはファブリックシートのライトグレーで明るく爽やかな印象です。
GやGターボグレードは、インナードアハンドルにメッキが使われたり、ステアリングホイールやインパネセンターシフトがシルバー加飾付きになったりします。
新型キャンバスインパネ

【セオリー】
インパネ部分はブラウン、シートはファブリックシートのネイビーでシックで落ち着いた印象です。
セオリーでは、メッキのインナードアハンドルやエアコンレジスターノブは標準装備です。
GやGターボグレードは、ステアリングホイールやインパネセンターシフトが本革巻になり、高級感のある仕上がりです。
セオリー内装
出典:ダイハツ工業株式会社

収納

基本的な収納は新型と旧型に変わりありませんが、新型ムーヴキャンバスではもともと好評だった後席の置きラクボックスが進化、新たな収納や性能が加わりました。

旧型の特徴

後部座席には座席の下から引き出せる置きラクボックスが標準装備されています。(X SAⅢを除く)
これは今までの軽自動車にはなかった、ムーヴキャンバスに初めて採用された装備です。

置きラクボックスは割れやすい卵や、崩れやすいケーキを購入した際に、座席から落ちるのが心配な方や、足元に直接荷物を置きたくない方の悩みを解決してくれます。
置きラクボックス
出典:ダイハツ工業株式会社

新型の特徴

置きラクボックスは進化して、ついたてを上げて高さのある荷物を固定できるバスケットモードの機能が片手でセッティング可能になりました。

新装備として、飲み物の温かさをキープする軽初のホッとカップホルダーが装備されています。
※置きラクボックス、ホッとカップホルダーはXグレードには装備されていません

さらに、9インチスマホ連携ディスプレイオーディオとセットでワイヤレス充電機能Qiがメーカーオプションで選択可能です。
インパネセンタートレイに置くだけでスマホの充電ができる機能が装備されます。
ワイヤレス充電機能Qi
出典:ダイハツ工業株式会社

メーターパネル

メーター位置はセンターメーターから運転席前へ変化しました。

旧型の特徴

センターメーターを採用しています。
Gグレードはエンジンの回転速度を表示するタコメーターが装備されます。
キャンバスメーター
※写真はX“メイクアップリミテッド SA Ⅲ”です

新型の特徴

メーターパネルは運転席前にあります。
標準装備のマルチインフォメーションで視認性が高く、視線移動も少なくなるため快適な運転を支えてくれます。

ストライプス、セオリー共にG、Gターボグレードにはタコメーターと専用のTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備されています。
新型キャンバス メーター

外装の比較

デザイン

デザインは、旧型のデザインを引き継ぎながら、より洗練されたデザインへと進化しました。

旧型の特徴

レトロ調でどこか懐かしい感じを漂わせてくれるデザインは飽きの来ないデザインとして女性からの人気が高くなっています。

開発コンセプトがライフスタイルを楽しむ女性に寄り添うミニバンということもあり、見た目にもこだわった丸みのあるフォルムで仕立てられています。

旧型キャンバスデザイン

新型の特徴

デザインは、従来のシンプルで可愛らしいデザインをベースに、すっきりと洗練されたものになりました。
セオリーはメッキ調のピンストライプやメッキリヤバンパーモールが装着されています。

さらに、アクセサリーを用いてカスタマイズするとアナザースタイルとして自分好みに楽しむことができます。

【ストライプス】

ストライプス外装

【セオリー】
セオリー 外装
出典:ダイハツ工業株式会社

ボディカラー

ボディカラーは新旧どちらも多彩なカラーが用意されています。

旧型の特徴

旧型のボディーカラーは計15色で、パステルカラーを中心として2トーン7色、モノトーン8色が用意されています。

ミントやピンク、ナチュラルベージュなどのパステルカラーで優しい色合いが中心になっています。

新型の特徴

新型のボディカラーはストライプスが8色、セオリーが7色の設定です。

2トーンカラーであるストライプスにはアプリコットピンクメタリックやシトラスイエロークリスタルシャインが専用で設定されています。

モノトーンのセオリーは全体的に落ち着いた設定色となっており、ブラックマイカメタリックが専用で設定されています。

便利な機能の追加

両側パワースライドドア

もともと、ムーヴキャンバスは両側パワースライドドアでしたが、新型のG、Gターボグレードにはパワースライドドアウェルカムオープン機能が装備されています。
降車時にインパネのスイッチで予約をしておけば、乗車時に鍵を持ってクルマに近づくだけでパワースライドドアが自動で解錠、オープンする機能です。

シートヒーター

新型のG、Gターボグレードには運転席・助手席シートヒーターが装備されます。

電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能

新型のG、Gターボグレードには、指先で操作可能な電動パーキングブレーキとスイッチを押すとブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持してくれるオートブレーキホールド機能が装備されます。

安全性能の比較

安全性能は新型になり、さらに進化しています。

旧型の特徴

旧型にはスマートアシストⅢが搭載されています。
スマートアシストⅢには以下の機能が含まれています。

・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・車線逸脱警報機能
・誤発進抑制制御技能(前方・後方)
・先行車発進お知らせ機能
・オートハイビーム

新型の特徴

新型にはスマートアシストが標準機能として搭載されています。
スマートアシストには以下の機能が含まれています。
※グレード別のものやメーカーオプションのものがあります

・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・AHB(オートハイビーム)、ADB(アダプティブドライビングビーム)
・サイドビューランプ
・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
・LKC(レーンキープコントロール)
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・パノラマモニター
・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)

新型では最新のステレオカメラを搭載、ブレーキ制御付誤発進抑制機能の採用し、万が一の踏み間違い時に急発進を抑制してくれます。
また、ターボグレードが設定されたことで、運転負荷軽減の機能である全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)が装備されました。

まとめ

今回の記事では新旧ムーヴキャンバスの比較を紹介しました。

先述の通り、新型ムーヴキャンバスは市場の声を吸い上げ、改良されたモデルです。
旧型の良いところは残しつつ、より幅広い人に愛されるための仕様や性能へと進化しました。
気になった方は是非、実際のクルマを見てみてください。