ダイハツタント全グレードの特徴とおすすめしたい人を紹介

ダイハツ タントは、優れた走行性能と広々とした室内が特徴的な軽スーパーハイトワゴンです。
その使いやすさからファミリー層を中心に世代を問わず多くの人に選ばれています。

しかし、従来のモデルやグレードに加え新しいモデルや仕様の登場で、どれを選べば自分の求める装備や充実したカーライフが過ごせるのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、タントのモデルごとに、それぞれのグレードや装備の特徴について紹介します。

タントとは

タントとは、ダイハツ工業が生産しているスーパーハイトワゴンに分類される軽自動車です。

優れた走行性能に加え、タントの代名詞といえる助手席側の柱（ピラー）をなくした大開口のミラクルオープンドアは、お子さんやお年寄りが乗り降りしやすく、荷物の積み下ろしも楽にできると好評です。

2022年10月にタントとタントカスタムにマイナーチェンジがあり、2つのモデル加えタントファンクロスが登場しました。

タントのグレード紹介

タント、タントカスタム、タントファンクロスの3つのモデルは、それぞれ個性が異なっています。

タントは「X ターボ」「X」「L」の３グレード、タントカスタムは「カスタム RS」「カスタム X」の２グレード、タントファンクロスは「ファンクロスターボ」「ファンクロス」の２グレードが展開されています。

全てのグレードに2WＤ/4WＤがあり、2023年1月からアイドリングストップレス仕様（eco IDLE非装着車）がそれぞれ追加設定されました。

出典：ダイハツ 企業情報サイト

タント

「Tanto ゼロ」をコンセプトに、日常の安心・安全を大事に考え、ゼロから見直し「暮らしのパートナー」としてデザインされたクルマです。

広い室内空間や低燃費設計、安全性能、ミラクルオープンドアといった便利な機能でファミリー層を中心に多くの人に選ばれています 。

※写真は左から、L ・Xです。

出典：ダイハツ工業株式会社

L

出典：ダイハツ工業株式会社

「L」は、タントのエントリーグレードです。

エントリーグレードながら、オートエアコン、エンジンはプッシュボタンスタートとなっており、キーフリーシステムが標準装備されているので、ドアの開閉やエンジン始動時にカギを出す必要がありません。
4WD車には運転席にシートヒーターも装備されおり、フロントドアにはUVカットガラスを使用。

ミラクルオープンドアを採用していますが、左右ともパワースライドドアでは無いので注意が必要です。

X

出典：ダイハツ工業株式会社

「X」は、「L」よりも機能が充実したグレードです。

フロントグリルがブラックになり、電動パーキングブレーキにグレードアップ。
左側リヤドアは「ワンタッチオープン機能付きパワースライドドア」が標準装備されており、右側もオプションで変更可能です。

シートリフターとチルトステアリングが装備され、快適運転をアシストしています。
運転席の他、助手席にもシートヒーターが標準装備されました。

Xターボ

出典：ダイハツ工業株式会社

「X」をベースに、ターボエンジンでパワフルに走れるグレードです。

ステアリングホイールが本革巻に、インパネセンターシフトがメッキボタン付になり、より上質な印象を与えてくれます。

タントカスタム

タントカスタムは、タントをよりシャープに引き締めるとともに、高級感を高め、大人カスタムに進化したクルマです。

その精悍で洗練されたスタイルは、ファミリー層に限らず、全世代に支持されています。

※写真は左から、カスタムX・カスタムRSです。

出典：ダイハツ工業株式会社

カスタムX

出典：ダイハツ工業株式会社

「カスタムX」は、快適性や安全性が充実したグレードです。

カスタムならではの大型フロントグリルやアルミホイールがスタイリッシュな印象を与えます。
また、両側パワースライドドアが標準装備され、左右どちらからでも乗り降りしやすくなっています。

安全性能では、ハイビームで走行中に先行車や対向車を検知した時、自動で部分的に遮光してくれるADB（アダプティブドライビングビーム）が搭載されています。

カスタムRS

出典：ダイハツ工業株式会社

「カスタムX」にターボエンジンを搭載したグレードです。

カスタムらしいスタイリッシュな見た目と15インチのアルミホイールが存在感を感じさせます。

インパネセンターシフトやステアリングホイールに本革巻を使用し、高級感を演出するだけでなく、滑りにくさや汗の吸湿性などの優れた機能性を持っています。

タント ファンクロス

タントファンクロスは、タントの使い勝手の良さはそのままに、タフさを表現したSUVライクな外装デザインや撥水加工が施されたシートなどアクティブさを前面に押し出したクルマです。

タントからの新モデルとあって、全世代から注目を集めています。

※写真は左から、ファンクロス ・ファンクロスターボです。

出典：ダイハツ工業株式会社

ファンクロス

出典：ダイハツ工業株式会社

「ファンクロス」は、人気のタントにSUVの雰囲気を加えた派生グレードです。

居住性・積載性に優れている他、撥水加工が施されたデジタルモザイク柄のシートなど、オートキャンプなどアウトドアにもぴったり。

また、両側電動パワースライドドアが標準装備され、左右どちらからでも乗り降りしやすくなっています。

ファンクロスターボ

出典：ダイハツ工業株式会社

「ファンクロス」にターボエンジンを搭載したグレードです。

ターボグレードならではの15インチアルミホイールが特徴的。

インパネセンターシフトやステアリングホイールに本革巻を使用し、高級感を演出するだけでなく、滑りにくさや汗の吸湿性などの優れた機能性を持っています。

タントをおすすめしたい人

今回の記事ではタントのグレードの種類やその特徴についてご紹介しました。
グレードごとに、おすすめしたい人をご紹介します。

タントをおすすめしたい人

• 「L」・・・コストパフォーマンスを重視したい人
• 「X」・・・充実した機能で、より快適さを求める人
• 「X ターボ」・・・見た目や装備に加えて力強い走りも重視したい人

タントについての詳しい記事はこちらをご覧ください。

タントカスタムをおすすめしたい人

• 「カスタムX」・・・充実した機能性と高級感を求める人
• 「カスタムRS」・・・スタイリッシュな見た目に加え、パワフルな走行性能を望む人

タントカスタムについての詳しい記事はこちらをご覧ください。

タント ファンクロスをおすすめしたい人

• 「ファンクロス」・・・費用を抑えながらドライブやレジャーなどをアクティブに楽しみたい人
• 「ファンクロスターボ」・・・SUVらしいアクティブな雰囲気に加え、パワフルな走行性能を望む人

タント ファンクロスについての詳しい記事はこちらをご覧ください。

まとめ

今回の記事では、ファミリー層を中心に人気の高いタントのグレードや特徴、おすすめしたい人をご紹介しました。

モデルごと、グレードごとに異なる特徴があるため、ぜひ気になるものは実物を見ながら、ご自身の好みや必要な装備に合わせて検討してみてください。

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