
タフトは軽SUVモデルの軽自動車です。
2020年6月に発売され、初めの1ヶ月で受注台数が1万8,000台と人気を集めました。
現在も車両のオリジナリティや使い勝手の良さから、アクティブに車を使いたい方に特に人気があります。
2024年11月には、安全面における一部仕様変更を実施。
今回は、一部仕様変更の内容やタフトの特徴、ベース車と特別仕様車の違いを紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と内装外装安全性能の魅力
- 2024年11月に実施された一部仕様変更の内容
- ベース車と特別仕様車の違い
ダイハツの人気SUVタフトとは

タフトは2020年6月に発売され、初めの1か月で受注台数が1万8,000台と人気を集めました。
タフト(TAFT)の名称は、Tough & Almighty Fun Toolの頭文字を取ったもので、「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」が商品コンセプト。
開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを数多く採用しています。ダイハツらしい使いやすさと親しみやすさを実現した車です。
2022年9月にダーククロムベンチャーという新たな特別仕様車が追加され、現在はベース車、特別仕様車クロムベンチャー、特別仕様車ダーククロムベンチャーの3つのタイプがあります。
2024年11月には一部仕様変更を実施。
最新の法規への対応と、原材料価格の高騰などにより価格改定がおこなわれました。

タフトの基本情報
グレード設定
タフトにはベース車と特別仕様車があり、全8グレードのラインナップです。
さらに、2023年4月からアイドリングストップレス仕様(eco IDLE非装着車)がそれぞれのグレードに登場。
価格は、アイドリングストップ付き仕様に比べ各グレードで一律3万3000円安です。
【ベース車】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
X eco IDLE非装着車 | 1,386,000円 1,512,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
X | 1,419,000円 1,545,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
Xターボ eco IDLE非装着車 | 1,479,500円 1,606,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
Xターボ | 1,512,500円 1,639,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
G eco IDLE非装着車 | 1,573,000円 1,699,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
G | 1,606,000円 1,732,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
Gターボ eco IDLE非装着車 | 1,655,500円 1,782,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
Gターボ | 1,688,500円 1,815,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
【特別仕様車】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
特別仕様車 G “クロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,639,000円 1,765,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
特別仕様車 G “クロム ベンチャー” | 1,672,000円 1,798,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
特別仕様車 G “ダーククロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,644,500円 1,771,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
特別仕様車 G “ダーククロム ベンチャー” | 1,677,500円 1,804,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
特別仕様車 Gターボ “クロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,721,500円 1,848,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
特別仕様車 Gターボ “クロム ベンチャー” | 1,754,500円 1,881,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
特別仕様車 Gターボ “ダーククロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,727,000円 1,853,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
特別仕様車 Gターボ “ダーククロム ベンチャー” | 1,760,000円 1,886,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1m/L |
2024年11月の一部仕様変更内容
一部仕様変更では、安全性が向上しました。
一部仕様変更の主な内容
- ・全車にリアコーナーセンサーを追加(フロント2個、リア4個)
- ・「X」「Xターボ」を除く全車に、全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)を標準装備
リアコーナーセンサーに関しては、リアコーナーセンサーの作動解除スイッチ、音量調整スイッチ、メーター内にリアコーナーセンサーの作動解除インジケーターも装備されます。
内装の魅力
ワクワク感のあるインテリア
インテリアはブラックを基調に、遊び心のあるカモフラージュ柄のファブリックシートを組み合わせています。
アクティブさを感じさせるタフトならではのインテリアです。
インパネやシートのステッチには、下記の様にベース車と特別仕様車で異なる特徴があります。
【ベース車】
タフトの上級グレードであるG、Gターボの内装はインパネ周りにオレンジをアクセントカラーとして使用し、アクティブさやワクワク感を演出。
また、シートもオレンジステッチで統一感があります。
X、Xターボにはアクセントカラーが無いため注意してください。


【特別仕様車】
クロムベンチャーとダーククロムベンチャーの内装デザインは同じです。
ブラックにダークシルバー加飾が施されており、より洗練されたクールな印象。
ダークシルバー加飾はエアコンレジスターパネル、インパネセンターシフトベゼル、メーターパネルに施されており、シートはシルバーステッチとなっています。


便利なラゲッジスペース
ラゲッジスペースはベース車、特別仕様車と同じ仕様です。
シートバックは樹脂仕様となっているため、アウトドアで使用した荷物を気兼ねなく積載可能。
前後にスライドさせることはできませんが、タフトのイメージであるバックパックスタイルのように、気軽にいろいろなものを積み込んで出かけるシーンがイメージしやすい内装となっています。
フラットスタイル
リアシートバックを前に倒すと、広いスペースが生まれます。
大きな荷物を載せる場合に便利です。
下段スタイル
フレキシブルボードを下げた下段スタイルにすると、背の高い荷物を積載しやすくなります。
高さのある荷物を安定した状態で積載したいときに便利です。
出典: ダイハツ工業株式会社
立て掛けスタイル
フレキシブルボードを立てかけた状態にするスタイルです。
先に紹介した下段スタイルよりも底面を一段下げられるので、より高さのある荷物を積載できます。
立てかけたフレキシブルボードには2ヵ所のフックがあり、ショッピングバックをかけておくことも可能です。
出典: ダイハツ工業株式会社
スカイフィールトップ
タフトは、大きなサンルーフであるスカイフィールトップが全グレード標準装備。
独自の開放感をもたらすだけでなく、頭上の見晴らしの良さを体感することができます。
また、紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能や、開閉できるシェードも付いていて、いつでも快適なドライブを楽しめます。
出典: ダイハツ工業株式会社



外装の魅力
タフさを感じるデザイン
角ばった印象のタフトは、FFの軽自動車としては最大のタイヤを装着しています。
悪路での走破性を高めている、軽のクロスオーバーSUVらしいアクティブなエクステリアデザインが特徴。


特別仕様車である、クロムベンチャーはメッキがアクセントになっています。
クロムベンチャーの特徴は以下の通りです。
- ・フードガーニッシュ& バックドアガーニッシュ【メッキ】
- ・シルバーアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ・ドアアウターハンドル【メッキ】
- ・15インチアルミホイール【シルバー塗装】


ダーククロムベンチャーの外装はブラック塗装がポイントで、よりタフさを感じられるデザインです。
ダーククロムベンチャーの特徴は以下の通りです。
- ・フードガーニッシュ&バックドアガーニッシュ【ダークブラックメッキ】
- ・ガンメタリックアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ・カラードドアミラー【ブラックマイカメタリック塗装】
- ・ドアアウターハンドル【ブラックマイカメタリック塗装】
- ・15インチアルミホイール【ガンメタリック塗装】


豊富なボディカラー
ボディカラーはX、Xターボグレードが5色、その他のグレードは9色のラインナップ。
ベーシックなホワイトやブラックの他、カーキやベージュ、レッドなどタフトのアクティブなデザインに合うカラーが揃っています。
是非お気に入りのカラーを見つけてみてください。
【X、Xターボ】
出典: ダイハツ工業株式会社
【G、Gターボ、特別仕様車】
出典: ダイハツ工業株式会社
パックオプション
タフトにはパックオプションがあり、コーディネートを楽しむことができます。
※装着可能なグレードを確認の上、ご購入ください
【ラギッドパック】
ディーラーオプションです。
ブラックのフードガーニッシュとバックドアガーニッシュがセットになっています。
追加で、ブラックのルーフキャリアやフードエンブレムを付けることで、よりワイルドなカスタムが可能です。
出典: ダイハツ工業株式会社
【スタイルパック】
メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせることで、統一感とオリジナリティを作り出すことができます。
例えばメーカーオプションのホワイトパックを選択すると、ドアミラーやドアアウターハンドル、ホイールがホワイトになり、すっきり可愛らしい印象。
その他、ブラックやメッキのアイテムでクールにまとめるパックも選べます。
出典: ダイハツ工業株式会社
タフトの安全性能
タフトはダイハツ予防安全機能「スマートアシスト」を標準装備。
スマートアシストの内容はグレードによって異なるため、購入前にご確認ください。
スマートアシストの内容をご紹介します。
衝突回避支援
- ・衝突警報機能
- ・衝突回避支援ブレーキ機能
- ・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)
- ・車線逸脱警報機能
- ・車線逸脱抑制制御機能
- ・ふらつき警報
- ・路側逸脱警報機能
代表的な機能の内容を説明します。
ブレーキ制御付誤発進抑制機能
誤発進抑制機能はブレーキ制御付を採用しており、ペダルを踏み間違えたときに急発進を抑制してくれます。
踏み間違いを判定すると、エンジン出力を制御しブザー音とメーター内表示で警告。
障害物に衝突する危険があると判断すると、ブレーキ制御が作動します。
車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能
走行中の車線から逸脱しそうになると、ブザー音が鳴ります。※約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合
さらに車両が車線をはみ出しそうになるとメーター内表示で知らせ、車線内に戻すようハンドル操作をアシスト。
認識支援
- ・先行車発進お知らせ機能
- ・標識認識機能
- ・AHB(オートハイビーム)
- ・ADB(アダプティブドライビングビーム)
- ・サイドビューランプ
代表的な機能の内容を説明します。
先行車発進お知らせ機能
信号待ちなどで前方車両が発進したことに気づかない場合などに、ブザー音とメーター内表示で知らせてくれます。
サイドビューランプ
夜間運転時の安全性はトップクラスで、ハンドルを切った方向やターンランプを出した方向を明るく照らしてくれるサイドビューランプはダイハツ独自の機能です。
暗い交差点で歩行者の見落としを減らす効果があります。
運転負荷軽減
- ・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- ・LKC(レーンキープコントロール)
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
クルーズコントロールとは、高速道路などで前を走る車両に対して加速・減速し、適切な車間距離をキープしてくれる機能です。
先行車に合わせて停止したときはブレーキをかけ続けるなど、わずらわしいアクセルとブレーキの操作を支援。
長距離運転中のドライバーの負担を軽減し、渋滞なども快適に運転できます。
LKC(レーンキープコントロール)
アダプティブクルーズコントロール作動中に、自車が車線内の中央を走行できるよう、ハンドルアシストします。
駐車支援
- ・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
- ・パノラマモニター
- ・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)
※スマートパノラマパーキングアシストとパノラマモニターは全グレード、メーカーオプションで装備することが可能です。
代表的な機能の内容を説明します。
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
駐車時に駐車スペースの白線を検知し、音声やモニターガイド、ハンドル操作で駐車をアシストしてくれる機能です。
ドライバーは音声に従い、シフトレバー、アクセル、ブレーキを操作すればOKです。
パノラマモニター
車両の前後左右に4つのカメラを搭載しており、自車を真上から見ているような映像を表示。
ドライバーが確認しにくい車両周囲の状況を把握できます。
良くある質問


ベース車と特別仕様車の違い
ベース車と特別仕様車の性能は同じです。(特別仕様車のベースはG、Gターボ)
また、特別仕様車は2種類(クロムベンチャーとダーククロムベンチャー)ありますが、内装デザインは共通、外装デザインが異なります。
特別仕様車の特別装備には以下のようなものがあります。
【特別仕様車共通】
- ・エアコンレジスターパネル(ダークシルバー加飾)
- ・インパネセンターシフトベゼル(ダークシルバー加飾)
- ・メーターパネル(ダークシルバー加飾)
- ・シルバーステッチ付シート
【クロムベンチャー】
- ・フードガーニッシュ& バックドアガーニッシュ(メッキ)
- ・シルバーアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ・ドアアウターハンドル(メッキ)
- ・15インチアルミホイール(シルバー塗装)
【ダーククロムベンチャー】
- ・フードガーニッシュ&バックドアガーニッシュ(ダークブラックメッキ)
- ・ガンメタリックアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
- ・カラードドアミラー(ブラックマイカメタリック塗装)
- ・ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック塗装)
- ・15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
タフトと良く比較される車種
同じSUVタイプのスズキ ハスラーと比較検討される方が多いです。
ハスラーは個性的でアクティブなデザインと日常使い、アウトドアまで使える使い勝手の良さで人気を集めている車種です。
タフトとハスラー、それぞれに異なる個性があるため、ぜひ比較して頂ければと思います。
ハスラーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
タフトを購入する前に注意するべきポイント
タフトは乗車スペースと荷室スペースの両方を確保するため、リアシートのスライド機能が搭載されていません。
荷室を広げる場合は、シートを前に倒すことでスペースを確保することができます。
後席部分や荷室のスペースを状況に応じてアレンジしたい方は注意が必要です。
一度、実物をご覧いただき、使い勝手が問題ないか確認をおすすめします。
【2024】ダイハツタフトが仕様変更で安全性が向上!記事 まとめ


タフトは、タフな見た目とアクティブに使える装備でワクワク感を味わいたい、楽しく運転したい方にピッタリの軽SUVです。
2024年11月には一部仕様変更が実施され、どんどんパワーアップしています。
特別仕様車やパックオプションも充実しているため、自分好みのタフトがきっと見つかるはずです。
タフトが気になった方は、ぜひ実物をみて試乗してみてください。
届出済軽未使用車専門店レディバグでは、今回ご紹介したタフトを実際にご覧いただける他、SUVタイプの車種を数多くご紹介できます。
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