この記事を読まれている方は、人気のN-BOXを購入しようとしているけれど、カスタムモデルであるN-BOXカスタムとはどんなクルマなのか気になっている方なのではないでしょうか。
ホンダN-BOXカスタムは、人気のN-BOXシリーズの中でも圧倒的に重厚なデザインで目を引くクルマです。
今回は、N-BOXカスタムの基本情報や魅力についてご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と内装外装安全性能の魅力
- 購入前に注意しておきたい価格と高めに設定されたメータ一位置
- 広い室内空間と使い勝手の良いシートアレンジ紹介
- N-BOXとN-BOXカスタムのデザイン比較
目次
N-BOXカスタムとは
N-BOXカスタムは、Honda(ホンダ)が発売している全長3,395m×全幅1,475m、全高1,790m(FF)の軽ハイトワゴンです。
広い車内空間と走行性能・燃費性能の高さで人気を誇るN-BOXをベースに、よりワイルドでスポーティにカスタマイズされたモデルです。
2021年12月には一部改良が発表され、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドを追加採用。
N-BOX誕生10周年を機に、ブラックをアクセントカラーとしたエクステリアが特徴の特別仕様車「N-BOX Custom STYLE+ BLACK」も発売されました。
N-BOXカスタムの基本情報
N-BOXカスタムのグレードは、エンジン性能や装備の違いによって「L」「Lターボ」「EX」「EXターボ」「Lスロープ」の5種類を用意。
グレード | 価格 | 駆動 | 車高 | 燃費WLTCモード |
---|---|---|---|---|
L | 1,789,700円 1,922,800円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 21.2 km/L 19.8 km/L |
L ターボ | 1,988,800円 2,121,900円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 20.2 km/L 19.0 km/L |
EX | 1,899,700円 2,032,800円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 21.2 km/L 19.8 km/L |
EX ターボ | 2,039,400円 2,172,500円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 20.2 km/L 19.0 km/L |
L スロープ(非課税) | 2,007,000円 2,128,000円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 21.2 km/L 19.8 km/L |
「L」「Lターボ」には、それぞれ「コーディネートスタイル」「特別仕様車 STYLE + BLACK」の設定があり、上記グレードと合わせて合計9スタイルから選ぶことができます。
グレード | 価格 | 駆動 | 車高 | 燃費WLTCモード |
---|---|---|---|---|
L コーディネートスタイル | 1,998,700円 2,131,800円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 21.2 km/L 19.8 km/L |
L 特別仕様車 STYLE + BLACK | 1,929,400円 2,062,500円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 21.2 km/L 19.8 km/L |
L ターボ コーディネートスタイル | 2,119,700円 2,252,800円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 20.2 km/L 19.0 km/L |
L ターボ 特別仕様車 STYLE + BLACK | 2,057,000円 2,190,100円 | FF 4WD | 1,790 mm 1,815 mm | 20.2 km/L 19.0 km/L |
車高
N-BOXカスタムの全高はFF車で1,790mmです。
機械式駐車場にクルマを止める方は注意が必要です。
最近では、大型ミニバンの増加によって高さ制限を緩和して2,000mm以上としている立体駐車場も増加しているのですが、以前の立体駐車場の基準は1,550mm以下だったため、立体駐車場に駐車する際には高さ制限を確認してください。
エンジン
N-BOX カスタム、N-BOXは、どちらも水冷直列3気筒エンジン「S07B」を搭載しており、エンジンは同一です。
出力やトルクなどその他の動力性能についてもターボ、ノンターボモデルともに違いはありません。
N-BOXカスタムの注意点
広い室内空間と安全機能の充実により幅広い層に人気があるN-BOXカスタムですが、搭載されている装備とコストパフォーマンスのバランスなど、事前に注意しておきたいポイントがあります。
高めの価格
N-BOXカスタムはベースグレードで1,789,700円~と、軽自動車のカスタムグレードの中でも高額です。
高額な分、内装や装備は充実していますが、価格を抑えてカスタムグレードに乗りたい方は他の車種も検討することをおすすめします。
メーター位置
N-BOXカスタムのメーター位置は若干高めに設定されており、前が見づらいと感じる方もいます。
特に背の低い方は見づらいと感じる方が多いようです。
N-BOXカスタムにはシートリフターが標準装備されているため、運転前に調整をしてください。
内装の魅力
N-BOXのメインユーザーは女性であることから、可愛らしい内装カラーが魅力的。
それに対してN-BOXカスタムは、かっこいいスタリッシュな内装と機能が魅力です。
高級感あふれる内装カラー
N-BOX カスタムの標準仕様では、漆黒の室内にクロームメッキの輝きが印象的な「ブラック×ガンメタ/トリコットシート」の内装カラーが用意されています。
さらに内装デザインをグレードアップしたい方は、「N-BOX カスタムコーディネートスタイル」でより高級感を醸し出すフルプライムスムースシート(ブラック)と濃淡が美しいボルドーカラーのパーツ類を選ぶことができます。
出典: 本田技研工業株式会社
豊富なシートアレンジ
N-BOXカスタムはN-BOXと同様にシートアレンジが豊富。
その中のいくつかのモードでは、車中泊もできるサイズが確保できます。
リフレッシュモード
出典: 本田技研工業株式会社
リフレッシュモードとは、前席のシートの背もたれを後ろに倒して後席の座面とつなげるモード。
このモードでは寝台とできる前後のスペースが1,600mmぐらい確保できるので、弾力性が優れているシートに足を伸ばして寝そべることができます。
ロングモード
出典: 本田技研工業株式会社
ロングモードとは、後席を前側に収納してラゲッジスペースとつなげ、さらに前席の背もたれも後ろに倒すことで車内の全長すべてを活用するモードです。
このモードは長い荷物を載せるためのシートアレンジになりますが、前後のサイズが2,200mm程度確保できるため身長にかかわらず足を伸ばして寝られるサイズとなります。
寝そべる際は、クッションなど用いることをおすすめします。
トールモード
リアシートの片側あるいは両側のシート部分を持ち上げる事でチェンジ可能。
トールモードは、横置きではなくて縦置きしたい観葉植物のような荷物を積載するのに便利なスタイルです。
出典: 本田技研工業株式会社
ユーティリティモード
リアシートの背もたれ面を前の方に折り畳めば広々としたスペースを確保できます。
自転車のようなサイズ感のある荷物を積む事が可能です。
出典: 本田技研工業株式会社
軽最大級の室内空間
出典: 本田技研工業株式会社
N-BOXカスタムは、全高は179cmもあり、軽自動車=小さいというイメージが一気に変わるほどの背の高いクルマです。
背が高い方でも、窮屈さを感じさせません。
さらに室内空間も広々。
その大きさは軽自動車最大級で、140cm以下のお子様であれば、立ったまま着替えもできます。
乗り込む時に腰をかがめることなく、楽に乗り降りが可能です。
外装の魅力
N-BOX カスタムとN-BOXの大きな違いは、そのデザイン性にあります。
力強い外装デザイン
N-BOXはシンプルで印象的なデザインであるのに対し、N-BOX カスタムはその外観にも精悍で力強い造形が施されています。
一番の違いは、グリルデザイン。
N-BOXだと、グリルデザインはカバーで覆われている印象で、ヘッドライトに関しても、丸基調のデザインでまとめられています。
カスタムモデルでは、縦方向に広がった力強いグリルデザインとなり、ヘッドライトに関しては、横方向意識したデザインで、力強くスタイリッシュな印象となります。
ボディデザインでの差はありませんが、カスタムモデルには黒を基調としたアルミホイールが奢られるため、よりシャープでスポーティな印象となります。
デザイン性に優れたヘッドランプとテールランプ
N-BOXカスタムは9灯式のフルLEDヘッドライトです。
ヘッドライトデザインは力強いシルバーのバーで上下分割され、細目に見える効果からワイルドな印象。
また、軽自動車初となる、シーケンシャルウインカーが装備されます。
シーケンシャルウインカーとは、点滅時に内側から外側に流れるように光るウインカーのことで、高級車などでよくみられる装備です。
内部の加飾までこだわったリアコンビネーションランプも、全ての電球がLEDとなり、視認性にもデザイン性にも優れたものになっています。
シックなカラーバリエーション
N-BOXカスタムのボディカラーは単色が6色。
N-BOXと比べ、落ち着いたカラーが用意されます。
メテオロイドグレー・メタリック、ミッドナイトブルービーム・メタリック、プレミアムベルベットパープル・パールの3色がN-BOXカスタムの専用カラーとなります。
コーディネートスタイルでは個性あふれる2トーンカラーが3色用意されており、好みに合わせて選択可能です。
N-BOXカスタムの安全性能
今や安全性能はクルマ選びをする上で必要不可欠な要素です。
N-BOXカスタムにも様々な安全性能が備わっています。
ここでは、誰もが安心して運転できるための安全性能をご説明します。
走行性能
高剛性ながら極細のフロントピラーを採用することにより、前方の死角を減らし、交差点などでの安心感を高める、良好な視界にこだわりました。
・オートブレーキホールド機能
・電子制御パーキングブレーキ
・ピタ駐ミラー
・マルチインフォメーション・ディスプレイ
・握りやすいステアリング形状
・i-VTECエンジン
オートブレーキホールド機能
交差点や渋滞時にブレーキペダルを踏んで停車後にブレーキペダルを離してもブレーキが効いたままになる機能です。
アクセルを踏めば自動解除され、再発進できます。
出典: 本田技研工業株式会社
電子制御パーキングブレーキ
スイッチを引くだけでパーキングブレーキが作動。
アクセルを踏めば自動的に解除され、再発進が可能で、スイッチを押せば手動でも解除できます。
予防安全性能
N‐BOXは先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを搭載。
Honda SENSINGは以下の10項目です。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
衝突軽減ブレーキ(CMBS)
衝突を予測して、ブレーキをかける機能で、横断中の自転車や夜間の運転時も対応しています。
先行車や歩行者を検知し、衝突するおそれがある場合は音とディスプレー表示で警告、注意を促します。
衝突のおそれが高まった場合はブレーキが作動し、衝突回避・被害軽減を支援します。
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
クルーズコントロールとは、高速道路などで前を走るクルマに対して加速・減速し、適切な車間距離をキープしてくれる機能で、長距離運転や高速道路走行時にドライバーの負担軽減につながります。
予め設定した速度で定速走行し先行車に近づいたら、システムが先行車との距離や速度差を測定し、自動的に加減速。
前に車が割り込んできた場合でも、自動的にその車に追従走行します。
衝突安全性能
N-BOXは安全の追求を重ねた結果、平成29年度自動車アセスメント(JNCAP)において最高評価である“衝突安全性能評価ファイブスター賞”を受賞。
・衝突安全設計ボディー
・運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム
・前席用i-サイドエアバッグシステム
+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉
・頚部衝撃緩和フロントシート
・ISOFIX/i-Sizeチャイルドシート下部取付金具(リア左右席)+トップテザー取付金具
衝突安全設計ボディー
衝突時の衝撃(G)を制御するため、軽量かつ高強度な素材「G-CON」を骨格各所に配置することで衝突安全性能に貢献<m/ark>します。
さらにコンパティビリティー対応ボディーを採用しており、相手車両に与えるダメージも軽減しています。
※「G-CON」はHonda独自の安全技術です。
頚部衝撃緩和フロントシート
後方から低速で追突された際に、首への負担を軽減する頚部衝撃緩和シートを運転席と助手席に採用しています。
N-BOXカスタムのよくある質問
ここまでN-BOXカスタムの基本情報や注意したいポイント、魅力を紹介してきました。最後に、N-BOXカスタムが気になっている方から頂く、良くある質問にお答えします。
「N-BOX」と「N-BOXカスタム」の違いは?
N-BOXカスタムは、広い車内空間と走行性能・燃費性能の高さで人気を誇るN-BOXをベースとして、よりワイルドでスポーティにカスタマイズされた車です。
N-BOXの姉妹モデルとしてプラットフォームは共通していますが、スタイルは全く別モデルと思ってしまうほどに異なっています。
大型でワイルドなグリルデザインからもわかるように、見た目からもN-BOXカスタムはシャープでスポーティな印象のクルマになっています。
似ている車種は?
N-BOXカスタムは「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるモデルです。
ノーマルの「N-BOX」との比較はもちろんですが、スズキ スペーシアカスタムやダイハツ タントカスタム、ニッサン デイズルークスとも良く比較されます。
どの車種もそれぞれに特徴がありますので、車を選ぶ上で重要なポイントとなる項目を全部で5つご紹介します。
①シートアレンジ
②ボディサイズ
③外装・内装デザイン
④安全装備
⑤燃費と走行
この中で、何を優先すべきかをご検討してみてください。
ご検討された後は、 実際にご自身の目で確かめながら、改めて比較することをおすすめします。
各車種についての詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
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ターボは必要ですか?
ホンダの軽自動車用NAエンジンは、他社に比べてパワフルですが、普通車から軽自動車乗り換えられた方は「遅い!」とパワー不足を感じるかもしれません。
日常生活の平坦な道ではパワー不足を感じることはありませんが、山道などの上りや高速道路の追い越しではストレスを実感することになります。
NAエンジンの以上のパワーを供給するのがターボなので、アクティブに行動される方にはターボモデルをおすすめします。
レディバグのYoutubeチャンネル
N-BOXカスタムの紹介動画がレディバグのYoutubeチャンネルに投稿されています。
MY BEST 軽Car HONDA N-BOX カスタム(画像をクリックすると動画視聴できます)
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是非こちらもご視聴ください。
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