この記事を読まれている方は、アウトドアに使えるクルマとしてウェイクを検討しているけれど、実際の内装や使い勝手を知りたい方なのではないでしょうか。
ウェイクは1,835mmの車高の高さと、ミラクルラゲージと呼ばれる広い荷室が特徴のクルマです。
その広さから、車中泊をしたり、サーフィンやスノーボードなどの道具を載せてアウトドアに出掛けたりと日常使い以外にも役に立ちます。
今回の記事はウェイクの基本的な情報や注意するべき点、魅力について紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と内装外装安全性能の魅力
- 広い室内空間と使い方に合わせたシートアレンジ
- 購入前に注意しておきたい加速の悪さと燃費性能
- ウェイクの購入が向いている人
ウェイクとは
ウェイクは2014年に誕生したダイハツが生産、販売している軽自動車で、車高は1,835mm、車両重量は990kg〜1040kgと存在感のあるクルマです。
2022年8月に生産が終了し、現在は新車での生産、販売はしていません。
「ドデカクつかおう。」というキャッチフレーズの通り、軽自動車最大級の室内空間の広さを実現。
また、積載力が高く、車内のアレンジ性に優れているためアウトドア好きな方にピッタリです。
ウェイクの基本情報
ウェイクの基本情報を説明します。
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
D | 1,377,200円 | 2WD | 1,835mm | 17.4 km/L |
D “SA Ⅲ” | 1,443,200円 | 2WD | 1,835mm | 17.4 km/L |
L“SA Ⅲ” | 1,584,000円 1,710,500円 | 2WD 4WD | 1,835mm | 17.4 km/L 16.8 km/L |
Gターボ “SA Ⅲ” | 1,705,000円 1,831,500円 | 2WD 4WD | 1,835mm | 16.9 km/L 16.1 km/L |
ウェイクの車高は1,835mmです。
もし、機械式駐車場にクルマを止める方は注意が必要です。
立体駐車場の基準は1,550mm以下なので、ウェイクは立体駐車場に駐車することができません。
ショッピングモールなどの自走式駐車場の高さ制限は2,000mm〜2,500mmなので問題なく駐車可能です。
内装の魅力
ウェイクの内装について紹介します。
広い室内空間
ウェイクは車高1,835mm、室内高1,455mmとなっており、同じメーカーから発売されているダイハツ タントと比べ、室内高は85mmも広くなっています。
「ウルトラスペース」と謳っているだけあり、軽自動車トップの室内空間を確保。
座席にも余裕があり、のびのびと足を伸ばせる居住空間を実現しています。
ラゲージスペース
ウェイクはラゲージスペースも魅力の1つです。
荷室の広さは、荷室幅875mm×荷室高1,140mm×奥行き330mmとなっており、後部座席をスライドさせることで最大570mmまでスペースの確保が可能。
後部座席はそれぞれが独立して可動可能なため、使い方に合わせたシートアレンジができ、荷室の調節をすることができます。
シートは撥水加工シート、リヤシートのラゲージ側は防水仕様となっているため、濡れた荷物も気にせず積載ができます。
出典:ダイハツ工業株式会社
荷室床下部分には、大容量ラゲージアンダートランクを装備。
クーラーボックスなどの大きな荷物や車中泊用の荷物を積んでおくことが可能です。
デッキボードの裏に設置されている脚を立てることにより、アンダートランクの高さを調節することができます。
出典:ダイハツ工業株式会社
アクセサリーでアウトドアや車中泊がより快適に
ウェイクでアウトドアや車中泊がより快適にできるアクセサリーを紹介します。
・ サイクルホルダーセット
自転車を載せる際に固定ができるセットです。
サイクルホルダーベルトセットを追加すると、ロードバイクやマウンテンバイクを2台載せることも可能です。
出典:ダイハツ工業株式会社
・プライバシーシェード、ジョイントクッション
プライバシーシェードはフロント部分(サイド含む)をシートで隠すことで、車内での着替えや仮眠時に外からの視線を気にする必要がなくなります。
ジョイントクッションは、シートをフルフラットにした状態で敷くことで車中泊をより快適にしてくれるアイテムです。
出典:ダイハツ工業株式会社
外装の魅力
ウェイクの外装について紹介します。
シンプルで存在感のあるボディ
ウェイクはフロント、リアとデザインはシンプルですが、存在感のある四角いボディが特徴。
シンプルなデザインなので飽きずに長く乗ることができ、軽自動車に見えない存在感はユーザーから多くの支持を受けています。
豊富なボディカラー
ウェイクのボディーカラーはワントーンカラーが8色、2トーンカラーが4色の合計12色が設定されています。
ベースグレードから2トーンカラーが設定されているクルマは珍しく、グレード関係なく、自分好みの色を選ぶことができます。
【ワントーンカラー】
【2トーンカラー】
出典:ダイハツ工業株式会社
ワンタッチオープン機能と予約ロック機能
ウェイクはL“SA Ⅲ”、Gターボ “SA Ⅲ”にワンタッチオープン機能・予約ロック機能が付いたパワースライドドアを装備。
電子カードキーを携帯すると、ドアハンドルのスイッチを押すだけで、ロック解除と同時に電動でドアが開くため、重い荷物を持っている際にも片手で簡単にドアを開けることができます。
また、電子カードキーを押すことでパワースライドドアの閉作動中に自動ロックを予約することができます。
ウェイクの安全性能
今や安全性能はクルマ選びをする上で必要不可欠な要素です。
ウェイクにも様々な安全性能が備わっています。
スマートアシスト機能
ウェイクのD“SA Ⅲ”、L“SA Ⅲ”、Gターボ“SA Ⅲ”にはスマートアシストⅢが標準装備されています。
スマートアシストⅢには以下の機能が含まれています。
- ・衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- ・衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
- ・車線逸脱警報機能
- ・誤発進抑制制御技能(前方・後方)
- ・先行車発進お知らせ機能
- ・オートハイビーム
代表的な機能を紹介します。
衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能
スマートアシストⅢの代表的な機能です。
走行中に前方の車両と歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーへ警報で注意喚起をしてくれます。
さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速し衝突の回避や、衝突時の被害軽減に寄与する仕組みです。
先行車発進お知らせ機能
信号待ちなどで前のクルマが発進したことに気づかない時、ブザー音とメーター内表示で知らせてくれます。
進化した衝突安全ボディ TAF
TAFは、Total Advanced Functionボディの略で、総合的に衝突安全機能が進化したボディという意味の造語です。
ウェイクは、骨格構造により高い衝突安全性能を実現。
また、対人事故を考慮し、フロント部分各所に衝撃緩和装置・吸収スペースを設定することで、歩行者保護性能をより高めています。
出典:ダイハツ工業株式会社
乗員にやさしい安全インテリア SOFI
SOFIは、Safety-Oriented Friendly Interiorの略で、乗員にやさしく、より安全なインテリアを表した造語です。
代表的な装備を紹介します。
デュアルSRSエアバッグ/SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)
デュアルSRSエアバッグは、前からの強い衝撃時、瞬時に膨張・収縮し、乗員の頭部、胸部への重大な傷害を軽減します。
SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)はグレード別で設定されており、車両側面からの衝突の際に衝撃を緩和してくれます。
注意したいポイント
ウェイクの購入を検討する上で、注意したいポイントを説明します。
加速の悪さ
ウェイクは車両重量が990kg〜1040kgと1トン近くあり、軽自動車の中でトップクラスの重さです。
背も高く、空気抵抗も大きくなるため加速は他の軽自動車と比較すると悪くなります。
日常使いには問題ありませんが、高速道路を良く利用する方はターボ設定を選ぶことをおすすめします。
燃費はあまり良くない
先述の通り、ウェイクは他のハイトワゴンタイプの軽自動車と比較して車両重量が重いため、燃費は良いとは言えません。
代表的なハイトワゴンタイプのクルマと比較してみます。
車種 | 2WD車燃費(WLTCモード) |
---|---|
ダイハツ ウェイク | 17.4 km/L |
ダイハツ タント | 22.7 km/L |
ホンダ N-BOX | 21.2km/L |
日産 ルークス | 20.9km/L |
スズキ スペーシア | 22.2km/L |
ハイトワゴンタイプのクルマで燃費を重視される方は広さや使い方など含め、他の車種も比較検討してみてください。
センターメーター
ウェイクのメーターはセンターメーターと呼ばれ、ダッシュボード中央部分に設置されています。
運転席の目の前にメーターが無いことで視界が良くなるというメリットがありますが、メーターを見る為に視線を中央に動かさなければいけません。
そもそもセンターメーターのクルマが少ないので慣れていないという方もおり、センターメーターがはじめてという方は慣れるまでに時間が掛かる可能性があります。
良くある質問
ここまでウェイクの基本情報や注意したいポイント、魅力を紹介してきました。
最後に、良くある質問にお答えします。
横風に煽られないか心配
ウェイクは車高が1,835mmと他のハイトワゴンタイプのクルマと比較しても高いため、高速道路走行時などに風に煽られないか心配になる方もいるかと思いますが、様々な工夫により安定した走りを実現しています。
ウェイクは高速時の安定性を保つためにミラーやリヤコンビネーションランプ部分に空力フィンを装備しています。
ボディに流れる気流に小さな渦を発生させることで車体を左右から押さえつけ、揺れを軽減する仕組みです。
また、車両の重心よりも上部は軽量化、下部は重量化することで転倒しにくい工夫をしています。
実際の燃費はどうか
ウェイクのカタログ燃費はWLTCモードで17.4 km/Lです。
市街地モードでは15.4km/Ⅼ、郊外モードでは18.8km/Ⅼ、高速道路モードでは17.5km/Ⅼです。
実際の燃費は乗る方の走り方によっても変わりますが、このWLTCモードは国際的な試験法である事と実走行に近い状態での試験のため、実際の燃費とかなり近い数値であると言えます。
ウェイクは先述の通り広い室内空間やラゲージスペースが特徴のクルマです。
荷物を載せるほど燃費は落ちるので、その点は注意してください。
ウェイクをおすすめしたい人
- ・乗用タイプの軽自動車の中で室内空間もラゲージスペースも広いクルマが欲しい
- ・サーフィンやサイクリングなど気軽にアウトドアを楽しみたい
- ・お子さんや年配の方が後部座席に乗り易い方がいい
- ・ラゲージアンダートランクを使って見えない収納をしたい
ウェイクは室内空間もラゲージスペースも広いため、人の乗り降りも、荷物の積み下ろしも楽におこなうことが可能です。
その大きさを活かして、サーフィンやスノーボード、釣りなど様々なアウトドアの道具を載せて出掛けたり車中泊を楽しんだりすることもできます。
是非、その広さと使い勝手の良さを実際に見て、感じてみてください。
レディバグのYoutubeチャンネル
ダイハツウェイクの紹介動画がレディバグのYoutubeチャンネルに投稿されています。
MY BEST 軽Car ダイハツ ウェイク(画像をクリックすると動画視聴できます)
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是非こちらもご視聴ください。
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