スズキ スペーシアの内装の特徴は？モデル別の違いやおすすめポイントを紹介

人気の軽スーパーハイトワゴンであるスズキ スペーシアは、室内空間の広さはもちろん、低燃費で毎日の通勤通学や買い物にぴったりの軽自動車です。
特に車内の使い勝手には定評があり、インテリアデザインのほか、収納やシートアレンジも魅力的。
今回は、スズキ スペーシアの内装の特徴について紹介します。

この記事を読むと「スペーシアとはどのような車なのか」「スペーシアのインテリアデザインや収納など内装の特徴」「モデルごとに異なる内装の魅力とおすすめポイント」が分かります。

スズキ スペーシアとは

2013年に発売されたスペーシアは、スライドドアが装備された広い室内空間やスズキ車ならではの収納の多さ、マイルドハイブリッド搭載で走行性能や燃費性能に優れていることから、特にファミリー層に人気の軽自動車です。
2023年11月にフルモデルチェンジでされ、現行モデルは3代目。
商品コンセプトは「わくわく満載！自由に使える安心・快適スペーシア」、内装外装のデザインコンセプトはコンテナです。

また、安全性能面では運転支援機能である「スズキ セーフティーサポート」を搭載。
安全に毎日のドライブをサポートしてくれます。

2025年6月時点で、乗用タイプではノーマルモデルのスペーシア、カスタムモデルのスペーシアカスタム、SVUタイプのスペーシアギアがあり、ユーザーの用途や好みに合わせて選択可能です。

簡単に各モデルを紹介します。

親しみやすいデザインのスペーシア

グレード設定

• ・ベースグレード「HYBRID G」
• ・上級グレード「HYBRID X」

スペーシアは柔らかく親しみやすいデザインが特徴。
インテリアカラー、ボディカラーともにデザインに合う優しい色合いが設定されています。

低燃費で使い勝手の良いスペーシアは通勤通学はもちろん、お子さまの送迎などにもぴったり。
広々とした空間で家族の時間を楽しめます。
ベースグレード「HYBRID G」新車本体の価格は1,530,100円〜です。

上質で華やかなスペーシアカスタム

グレード設定

• ・ベースグレード「HYBRID GS」
• ・上級グレード「HYBRID XS」
• ・ターボグレード「HYBRID XS TURBO」

スペーシアカスタムはシンプルながら精悍で存在感のあるデザインが特徴です。
エクステリアのアルミホイールやヘッドライトデザインは、カスタムらしさを演出。
さらにインテリアはブラックを基調としており、上質感を感じられます。

装備やデザインにこだわった1台に乗りたい方におすすめのモデルです。

アウトドアなどの趣味使いにもぴったりなスペーシアギア

グレード設定

• ・ベースグレード「HYBRID XZ」
• ・ターボグレード「HYBRID XZ TURBO」

2018年12月に初代が発売され、2024年9月にフルモデルチェンジしたスペーシアギア。

「ギア」という名前は、アウトドアで使う道具全般を意味します。
軽スーパーハイトワゴンと言えばファミリーカーというイメージが強いですが、名前の通り趣味やアウトドアに使えるアクティブなデザインや、使い勝手の良い機能を備えている点が魅力の軽SUVです。

スペーシアのインテリアデザイン

3モデルのインテリアデザインを紹介します。

優しい色合いのスペーシア

スペーシアのインパネはブラウンとカフェラテ色、シートは明るいグレーが採用され、優しく落ち着いた印象。
立体感のあるインテリアはデザインコンセプトである丈夫な「コンテナ」を連想させます。

華やかなスペーシアカスタム

スペーシアカスタムのインテリアは、ブラックを基調にインパネのボルドーがアクセントになった華やかな仕様です。
「HYBRID XS」「HYBRID XSターボ」のシートは一部、パイピングを施したレザー調となっており、より上質な空間を楽しめます。

アクティブなスペーシアギア

スペーシアギアの内装はブラックをベースにカーキのアクセントカラーを用いており、格好良さの中にワクワク感を味わえる仕様。

シートは撥水加工が施されており、水に濡れてしまってもさっと拭き取れる点が安心で嬉しいポイントです。

スペーシアの室内寸法

スペーシアの室内寸法を表にまとめました。
室内寸法は3モデル共通です。

広々とした車内はリビングのようにくつろげる空間を実現。
家族でのおでかけが、より一層快適で楽しくなります。

ぜひスペーシアの広々とした空間を試乗で試してみてください。

スペーシアの収納と便利な装備

豊富な収納が魅力のスペーシア。
おすすめの収納と、車内で過ごす時間を快適にしてくれる装備を紹介します。

おすすめの収納

ビッグオープントレー（助手席）

携帯電話などの小物を置けるトレー。
広いスペースなので、自由で使い勝手の良い仕様です。

インパネボックス（助手席）

BOXティッシュを入れられるインパネボックス。
引き出し式の隠せる収納なので、車内で使いたいものをすっきり収納できます。

リヤドアペットボトルホルダー（リヤドア左右）　

あったら嬉しい、後席のペットボトルホルダー
両側のドアに装備されます。

助手席シートアンダーボックス（スペーシア HYBRID Gを除く）

助手席のシートを持ち上げると、持ち運びに便利なサイズのBOXが出てきます。
取り外し可能で撥水加工なので、荷物を入れても持ち運びでき、BOX自体を丸洗い可能です。
運転用の靴や汚れてしまった衣服など、お好きな物を入れられます。

折り畳み式パーソナルテーブル（後席両側）（スペーシア HYBRID G、スペーシア カスタム HYBRID GSを除く）

耐荷重2kgのパーソナルテーブルは、スマートフォンやタブレットなどを立てて置けるストッパー付き。
ドリンクホルダーも付いているため、車内でくつろぐ際に便利です。

便利で快適なマルチユースフラップ

スペーシアのリアシートにはマルチユースフラップをスズキで初めて採用しました。（スペーシア HYBRID G、スペーシア カスタム HYBRID GSを除く）
フラップは位置や角度を調整することで様々な使い方ができるようになっています。

• ・オットマンモード：オットマンとして使えば、車内での休憩も快適に
• ・レッグサポートモード：ロングドライブの際に走行中の姿勢安定をサポート
• ・荷物ストッパーモード：荷物が前にずれてしまう心配がなくなる荷物ストッパーモードは、買い物に出かけることの多い方に嬉しい機能

スペーシアのシートアレンジと荷室の使い勝手

使い勝手が良いと定評のある、スペーシアのシートアレンジや荷室の特徴を紹介します。

自由に使えるシートアレンジ

シートアレンジは全モデル共通です。
スペーシアのシートは、全席リクライニングと前後のスライドが可能な点が魅力。
前席を完全にリクライニングさせると、車内でもゆったりとくつろげますし、助手席側の前席後席を倒せば、サーフボードなどの長い荷物も載せられます。

ぜひ、用途に合わせたシートアレンジでアウトドアやドライブ、旅行など楽しんでください。

スペーシア荷室の使い勝手

荷室はワンタッチでフラットな空間が広がります。
床面が低く設計されているため、27インチの自転車を積載可能です。

スペーシアギアの荷室部分は水や泥汚れにも強い、防汚タイプ。
雨の日の送迎やアウトドア終わりの荷物も安心です。

モデルごとの内装おすすめポイント

基本の内装デザインは同じ3モデルですが、それぞれに魅力的な部分があります。
各モデルのおすすめポイントを紹介します。

柔らかで明るい室内でくつろげるスペーシア

スペーシアの内装は、柔らかで落ち着いた色合いによりくつろげる空間を演出。
広さだけでなく、インテリアカラーでも癒される点がおすすめポイントです。
シートは通気性の良いファブリックシート表皮を採用しています。

上質感と華やかさを感じられるスペーシアカスタム

スペーシアカスタムの内装は、ブラックとボルドーの色合いにメッキ加飾が施された、カスタムらしい上質な空間。
ホテルラウンジのような空間が広がり、乗るたびに気分を高めてくれる点がおすすめポイントです。
グレード別で本革巻ステアリングホイールやシフトノブも採用されています。

スタイリッシュさと実用性の高さを兼ね備えるスペーシアギア

スペーシアギアの内装は、ブラックとカーキの色合いがアクティブ感を感じさせます。
撥水加工とオレンジステッチが施されたシートがおすすめポイント。
前述の通り荷室も汚れに強い仕様なので、アウトドアを思い切り楽しめます。
スペーシアとスペーシアカスタムとは雰囲気の異なる、わくわく感あふれる空間をお楽しみください。

スズキ スペーシアの内装の特徴は？記事　まとめ

今回はスズキ スペーシアの内装について、特徴やモデルごとの違いなどをご紹介しました。
スペーシア、スペーシアカスタム、スペーシアギアと複数のモデルがあり、内装の特徴も異なるため、ぜひご自身のお気に入りの1台を見つけてみてください。
ファミリー層に人気のスペーシアですが、燃費の良さ、車内の使い勝手の良さはどなたにでも合いやすく、おすすめの軽自動車です。
スペーシアが気になった方はぜひ、購入前の試乗をおすすめします。

3モデルに関する詳しい情報記事はこちらをご覧ください。

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