この記事を読んでいる方は、アクティブに使えるアウトドア向きのハイトワゴンをお探しなのではないでしょうか。
2022年10月に、ダイハツからタントの新モデルであるタントファンクロスが登場しました。
もともと、子育て世代に人気の使い勝手の良いタントから新モデルが登場するとあって、注目を集めています。
今回の記事では、アクティブ感を前面に出している、話題のタントファンクロスの基本情報や内装外装の魅力をご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と内装外装安全性能の魅力
- アウトドアを想定した便利な装備
- タントファンクロスの購入が向いている人
タントファンクロスとは
出典:ダイハツ工業株式会社
タントファンクロスとは2022年10月に新しく登場した、タントの派生モデルで、楽しさを意味する「ファン」とアクティブさを表現する「クロス」を組み合わせた車名です。
ベースとなっているタントは2003年に発売され、背の高くて広い、ハイトワゴンタイプの先駆け的存在でファミリーカーとして人気があります。
人気車タントの派生モデルであるタントファンクロスは車内空間の広さ、タントの代名詞であるミラクルオープンドアなどの使い勝手の良さはそのまま、タフさを表現したSUVライクな外装デザインや撥水加工が施されたシートなどアクティブさを前面に押し出しています。
タントファンクロスの基本情報
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
ファンクロス eco IDLE非装着車 | 1,688,500円 1,809,500円 | 2WD 4WD | 1,785mm 1,805mm | 20.1km/L 19.6km/L |
ファンクロス | 1,721,500円 1,842,500円 | 2WD 4WD | 1,785mm 1,805mm | 21.9km/L 21.4km/L |
ファンクロスターボ eco IDLE非装着車 | 1,776,500円 1,897,500円 | 2WD 4WD | 1,785mm 1,805mm | 18.7km/L 18.2km/L |
ファンクロスターボ | 1,809,500円 1,930,500円 | 2WD 4WD | 1,785mm 1,805mm | 20.6km/L 19.6km/L |
タントファンクロスの車高は1,785mm〜1,805mmです。
もし、機械式駐車場にクルマを止める方は注意が必要です。
立体駐車場の基準は1,550mm以下なので、タントファンクロスは立体駐車場に駐車することができません。
ショッピングモールなどの自走式駐車場の高さ制限は2,000mm〜2,500mmなので問題なく駐車可能です。
内装の魅力
ワクワク感を感じる内装
インパネはブラックを基調にオレンジがアクセントで入っており、アクティブさを感じさせます。
シートはフルファブリックシート表皮でレジャー使用を想定したデジタルモザイク柄です。
シート自体は撥水加工が、リヤシート背面には防水加工が施されています。
出典:ダイハツ工業株式会社
広々とした車内空間
タントファンクロスの室内寸法は以下の通りです。
- 室内長:2,125mm
- 室内幅:1,350mm
- 室内高:1,370mm
ステップの高さは359mmで高さを抑えています。
低めのステップと高さのある室内高で、乗り降りもしやすくゆったりとくつろげる空間が広がります。
また、荷室開口部の寸法は以下の通りです。
- 開口幅:1,007mm
- 開口高:1,061mm
- 荷室フロア高:580mm
大きな開口口で、荷物の積み降ろしを楽におこなえます。
荷室スペースも十分確保されているので、アウトドア用品をはじめ、荷物が多くなってしまっても安心です。
アウトドアを想定した装備
タントファンクロスにはアウトドアを想定した便利な装備が備わっています。
上下2段調節式デッキボード
デッキボードの脚を立てれば、2段積みが可能になり、荷室を広く使用することが可能。
デッキボードは机としても使用可能です。
防水加工シートバック
先述の通り、リヤシート背面には防水加工が施されているため濡れてしまっても問題ありません。
ラゲージルームランプ
天井とデッキサイド右側にあり、暗い中での荷物の積み下ろし時に役立ちます。
USBソケット(運転席 1口・後席右側1口)
運転席だけでなく、リヤにUSBソケットが備わっていることで荷室で過ごしながら携帯電話などの充電ができ、快適に過ごすことができます。
使い勝手の良い収納
収納も充実しており、ドリンクホルダーやインパネ周りの収納のほかにボックス付のアームレストや運転席と助手席の後ろに格納式シートバックテーブルを装備。
格納式シートバックテーブルには500㎖の紙パックを入れられるドリンクホルダーや小物を置けるスペースがあります。
先述したアウトドアを想定した装備と合わせて使うと、より車内で過ごす時間が楽しくなりそうです。
出典:ダイハツ工業株式会社
外装の魅力
アクティブ感のあるデザイン
タントファンクロスは遊び心や道具感を感じさせるアクティブなデザインです。
ヘッドランプは四角く力強いデザイン、フロントグリルはタフさを強調。
また、ルーフレールが付いておりレジャーに必要な道具を載せることが可能です。
豊富なボディカラー
タントファンクロスのボディカラーはモノトーン8色、2トーン5色の計13色です。
2トーンはルーフがブラックでクールな印象。
アクティブ感のあるデザインに合わせて、アースカラーやアクティブなカラーが揃っています。
是非お気に入りのカラーを見つけてください。
【モノトーン】
【2トーン】
ミラクルオープンドア
2007年に発売された2代目タントで軽自動車に初めて起用されたタントの代名詞的機能です。
助手席側のドア間にある柱(ピラー)をスライドドアに内蔵したことで、助手席側のドアとスライドドアを全開し、1,490㎜の開口幅を実現。
これにより楽に乗り降りできるスペースが確保できています。
開放感のある開口口で、大きな荷物の積み込みの際も、わざわざバックドアに回り込む必要はありません。
出典:ダイハツ工業株式会社
タントファンクロスの安全性能
タントファンクロスにはダイハツ予防安全機能である、スマートアシストが搭載されています。
衝突回避支援
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報機能
タントファンクロスは最新のステレオカメラ、誤発進抑制機能はブレーキ制御付を採用しました。
ブレーキ制御付誤発進抑制機能
誤発進抑制機能はブレーキ制御付を採用しており、ペダルを踏み間違えたときに、急発進を抑制してくれます。
踏み間違いを判定すると、エンジン出力を制御しブザー音とメーター内表示で警告。
障害物に衝突する危険があると判断すると、ブレーキ制御が作動します。
車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能
約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、走行中の車線から逸脱しそうになると、ブザー音が鳴ります。
さらにクルマが車線をはみ出しそうになると、メーター内表示で知らせてくれ、車線内に戻すようハンドル操作をアシストします。
認識支援
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・AHB(オートハイビーム)
・サイドビューランプ
AHB(オートハイビーム)
対向車のヘッドランプなど前方の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
先行車や対向車などがいない暗い夜道では、ハイビームにし、遠くまで見通しを確保します。
サイドビューランプ
夜間運転時の安全性はトップクラスで、ハンドルを切った方向やターンランプを出した方向を明るく照らしてくれるサイドビューランプはダイハツ独自の機能です。
暗い交差点で歩行者の見落としを減らす効果があります。
運転負荷軽減
・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
・LKC(レーンキープコントロール)
メーカーオプションで装備することが可能です。
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
クルーズコントロールとは、高速道路などで前を走るクルマに対して加速・減速し、適切な車間距離をキープしてくれる機能です。
先行車に合わせて停止したときはブレーキをかけ続けるなど、わずらわしいアクセルとブレーキの操作を支援。
長距離運転中のドライバーの負担を軽減し、渋滞なども快適に運転できます。
LKC(レーンキープコントロール)
約60km/h以上で走行中、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)作動時に、走行車線を安定して走行できるよう、ハンドル操作をアシストします。
駐車支援
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・パノラマモニター
・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)
スマートパノラマパーキングアシストとパノラマモニターはメーカーオプションで装備することが可能です。
スマートパノラマパーキングアシスト
駐車時に駐車スペースの白線を検知し、音声、モニターガイド、ハンドル操作アシストをしてくれる機能です。
駐車枠を検知し、自動でハンドルが動きます。
ドライバーは音声に従い、シフトレバー、アクセル、ブレーキを操作すればOKです。
パノラマモニター
車両の前後左右に4つのカメラを搭載しており、クルマを真上から見ているような映像を表示。
ドライバーが確認しにくい車両周囲の状況を把握できます。
タントファンクロスの良くある質問
タントファンクロスはタントと何が異なるのか
タントファンクロスはタントの派生モデルであるため、ピラーレスの構造やエンジンなどは同じですが、外装内装デザインの他に以下のような違いがあります。
・タントファンクロスのみに設定されているボディカラー有
・荷室/リヤシート背面の防水加工
・ラゲッジルームランプ
・後席USBソケット
タントファンクロスは通常のタントよりもアウトドアなどに適した仕様になっています。
比較される車種は何か
タントファンクロスはアクティブに使えるハイトワゴンですが、SUVな軽ハイトワゴンとして売り出しているスズキ スペーシアギアと比較されることが今後多くなるのではないでしょうか。
スペーシアギアについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
タントファンクロスをおすすめしたい人
・SUVライクでアクティブに広く使える軽自動車を希望している
・お子さんを連れてアウトドアに出かけたい
・アウトドア向きの最新のクルマに乗りたい
タントファンクロスはタントの特徴である、ミラクルオープンドアや室内の使い勝手の良さはそのまま、さらにアクティブなデザインや装備が追加されているクルマです。
気になった方は是非、実際に見てみてください。
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