
三菱自動車から発売されている軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」。
いよいよフルモデルチェンジし、全国の系列販売会社を通じて10月29日より販売が開始されます。
今回は、ますます魅力アップした新型デリカミニについて詳しくご紹介いたします。
この記事を読むと「進化した新型デリカミニの全貌」「進化したデザイン エクステリアとインテリア」「競合車との性能比較について」をご覧いただけます。
新型デリカミニが気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次
進化した新型デリカミニの全貌
それでは早速、フルモデルチェンジにより進化したデリカミニについて見てまいりましょう。
新型デリカミニの概要


2023年の発売以降、多くの人に愛されてきたデリカミニ。
高い走行性能と、タフで愛嬌のあるスタイリングが特徴の軽スーパーハイトワゴンです。
そんな「カッコかわいい頼れる相棒」が進化し、新型として生まれ変わりました。
たくましさとキュートさに磨きがかかり、インテリアも刷新、力強い走りもグレードアップしています。
安全装備にも追加装備が加わり、ますます利用しやすい車へと進化しました。
「冒険心が刺激され、今より少し行動範囲が広がることで、家族や仲間との大切な時間が増えていく」
新型デリカミニには、開発者のそんな想いが込められています。



新型デリカミニ グレード一覧
G(ガソリン)グレードの価格・燃費一覧です。
グレード | 駆動 | 本体価格(税込) | 燃費(WLTC) |
G | 2WD | 1,964,600円 | 21.0km/L |
4WD | 2,179,100円 | 18.8km/L | |
G Premium | 2WD | 2,129,600円 | 21.0km/L |
4WD | 2,296,800円 | 18.8km/L | |
G Premium DELIMARU Package | 2WD | 2,649,900円 | 21.0km/L |
4WD | 2,817,100円 | 18.8km/L |
T(ターボ装備車)グレードの価格・燃費一覧です。
グレード | 駆動 | 本体価格(税込) | 燃費(WLTC) |
T | 2WD | 2,042,700円 | 19.5km/L |
4WD | 2,258,300円 | 17.8km/L | |
T Premium | 2WD | 2,219,800円 | 19.5km/L |
4WD | 2,387,000円 | 17.8km/L | |
T Premium DELIMARU Package | 2WD | 2,740,100円 | 19.5km/L |
4WD | 2,907,300円 | 17.8km/L |
※燃費WLTCモード「国連で定められた燃費の国際基準」
新型デリカミニは、すべてガソリンモデルとなっており、ターボ装備車は「T」グレードとして設定されています。
運転席側電動スライドドアやマイパイロットを装備した「Premium」グレード、Google搭載インフォテイメントシステムや3Dマルチアラウンドモニターを標準装備した、最上級グレードの「DELIMARU Package」が用意されています。
進化したデザイン エクステリアとインテリア
エクステリアデザインの特徴


新型デリカミニのフロントフェイスには、大型化した半円形LEDポジションランプが採用されています。
ボディ同色のダイナミックシールドは一体感があり力強い印象です。
フロントバンパーとテールゲートには「DELICA」ロゴを装飾。
前後スキッドプレート、フェンダー、ボディ下部をブラックにし、アウトドアでの走行性能を強調しています。


室内空間を広げるためにAピラーの角度を立てて、スクエアでワイドなスタイリングと骨太なDピラーで開放感と安心感を両立。
ますます存在感のある軽スーパーハイトワゴンに仕上げられました。
インテリアデザインの特徴


インテリアは、PremiumとDELIMARU Packageの上級グレードでは、グランピングコテージの家具のような上質なベージュを採用。
基本グレードではベーシックなブラックを内装のベースカラーとしています。


運転席の中央に配置されているのが、12.3インチのGoogle 搭載インフォテイメントシステムと7インチの液晶メーターを一体化したモノリスディスプレイ。
(インフォティメントシステム標準装備はPremiumとDELIMARU Package)
また、Aピラーの位置と角度を変えることにより、室内長は115mmの拡張を叶えています。
さらにはピラーも細くなり、より良い前方視界も確保されました。


多彩なシートアレンジ
新型デリカミニは、シートアレンジも多彩です。
分割してスライド可能な後席は、320mmものスライド量を実現。
背もたれを前に倒せばラゲッジルームはさらに広がります。


また、後方にスライドすれば後席の足元が広がり、大人もゆったりくつろげます。
もちろん先代同様にフルフラットにも対応しています。
アウトドアやアクティビティで車中泊をする際にも安心できる広さです。


新型デリカミニのカラーバリエーション
ボディカラーは、新たに「サンドベージュパール」と「デニムブルーパール」の2色を追加。
2トーンとモノトーンをあわせると全15種のカラーバリエーションです。
ベースカラーのブラックマイカ、チタニウムグレーメタリック、レッドメタリックは無料。
それ以外のカラーは有料色となります。


※画像は有料色のナチュラルアイボリーメタリック×ブラックマイカ
向上した基本性能と安全性
動力系と走行性能の変更
新型デリカミニは、軽自動車初となるエンジンレスポンスやASCなどの制御を専用チューニングするドライブモードを搭載。
路面状況に応じて、POWER・NORMAL・ECO・GRAVEL・SNOWの5つのドライブモードを選択できます。
その時の路面状況や天候に合わせた走行が実現できます。


一般道や高速道路、荒れた路面まで、さまざまな路面状況でも上質な乗り心地を実現する、プロスムース カヤバ製のショックアブソーバーを初採用。
さらに4WD車では専用チューニングが施され、フロントには剛性の高いスタビライザーとベアリングを装備。
リアはブッシュの配置変更などでサスペンションを改良しています。
デザイン面だけでなく、走行面もしっかりとブラッシュアップされました。


進化した安全性能と新装備
新型デリカミニは、安全装備も進化しています。
運転支援機能「三菱 e-Assist」に、軽自動車初の後側方衝突防止支援システムを採用。
また、三菱自動車では軽自動車初となる後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)と、後退時交差車両検知警報システムも新たに追加。
さらには衝突被害軽減ブレーキシステムに、広角の高性能カメラと前面両サイドに搭載したレーダーで、交差点の歩行者や対向車両や交差車両を検知し、衝突を回避する「交差点アシスト機能」も装備されました。
インフォテイメント機能と快適装備
最新のインフォテイメント機能


T Premium / G Premium DELIMARU Packageグレードに標準装備の「Google 搭載 12.3インチディスプレイのインフォテイメントシステム」。(他グレードはメーカーオプション設定)
こちらも新型デリカミニの目玉装備のひとつです。
最新のインフォティメント機能では、Googleアシスタントを使用した音声操作や、常に最新の地図情報やリアルタイムの交通情報を閲覧できるGoogleマップが利用可能。
さらにGoogle Playでのアプリダウンロードも可能です。
Google アプリおよびサービス利用のための通信料は、車両の初登録日から10年間の無料サポート付きです。
Googleアシスタントを使えば、さまざまな操作がハンズフリーで行えます。
車内の温度調整やルート案内、音楽再生や通話など、自然な会話での音声で操作可能です。


Google Playストアからは、Android Automotive OS向けアプリのダウンロードもできます。
スマートフォンを接続しなくても、動画アプリや音楽アプリなどのエンターテイメントを利用できます。
ワイヤレスでスマートフォンとの連携も可能で、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応。
また、車内Wi-Fiのインターネット接続が一定額で使用できるdocomo in Car Connectも採用されています。
充実の快適装備
新たな装備として、3Dマルチアラウンドモニターを三菱自動車として初採用。
前後左右4つのカメラにより、車両の周囲を8つの視点から立体的に確認できます。


また、フロントカメラの映像を広角で映し出し、運転席からの死角をサポートするノーズパノラマビューや、車両前方フロアが透けて見えるようなフロントアンダーフロアビューも搭載。
グレードアップした安全走行を体感できるでしょう。
そして軽自動車では唯一、「接近時アンロック」と「降車時オートロック」を同時に採用しています。
電動スライドドアのハンズフリー機能や予約ロック機能と併せて、荷物を持ったり、お子様を抱えたりしているときにもスムーズな乗り降りをサポートしてくれます。



競合車との比較について
続いてはデリカミニと競合車との比較についてです。
スズキ ハスラー


広い室内が魅力の新型デリカミニは、ハスラーよりも車高が高く、室内高も120㎜程高くなっています。
その他の各種寸法もデリカミニの方が広めに設定されています。
デリカミニは全車に8種類の運転支援機能が含まれた「三菱e-Assist」を標準装備していますが、ハスラーも全車に10種類の予防安全技術が含まれた「スズキセーフティサポート」を標準装備。
ハスラーもデリカミニと同じく安全装備は充実しており「サポカーSワイド」の認定条件も満たしています。
明確な違いとしては、新型デリカミニに搭載された軽自動車初の後側方衝突防止支援システムの存在でしょう。
燃費に関してはハスラーの方が全体的に上回っています。
ベースグレードの燃費を比べてみると、デリカミニ G(2WD)の燃費は21.0Km/L、ハスラー HYBRID X(2WD)の燃費は25.0Km/Lです。
ダイハツ タントファンクロス


車高ではデリカミニのほうが少し高く、車内高も同じく高くなっています。
室内寸法では、室内幅はタントファンクロスが、室内長と室内高はデリカミニのほうが広く設定されています。
しかし両車に大きな寸法差はなく、どちらも前後席ともにゆったりと乗車できるでしょう。
安全性能では標準装備が充実している分、デリカミニに軍配があがります。
タントファンクロスにも「サポカーSワイド」対応のスマートアシストが用意されていますが、一部グレードではオプション設定となります。
また、タントファンクロスのベースグレードの燃費は21.9Km/L、新型デリカミニのベースグレード燃費は21.0Km/L。
燃費性能は、全体的にタントファンクロスのほうが若干良い数値です。
フルモデルチェンジしたデリカミニ! 記事まとめ


今回は、フルモデルチェンジしたデリカミニをご紹介しました。
ますます魅力的になった三菱のデリカミニ。
これから軽自動車の購入を予定している方は、ぜひ検討したい車種ですね。
デリカミニに関する過去の記事は、ぜひこちらもご覧ください。
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