※ダイハツの軽自動車「タフト」の現行モデルは、2024年10月下旬をもちまして生産を終了いたしました。販売会社での在庫がなくなり次第、現行モデルの販売は終了となります。
2022年9月、軽クロスオーバーで人気のタフトに新しい特別仕様車「ダーククロムベンチャー」が追加されました。
タフトは2020年6月に発売され、発売から初めの1ヶ月で受注台数が1万8,000台と人気を集めました。
現在も車両のオリジナリティや使い勝手の良さから、アクティブにクルマを使いたい方に特に人気があります。
新しく特別仕様車が登場しただけでなく、ベース車にも一部改良が入り、ボディカラーの変更や燃費性能の向上が話題です。
今回の記事では、タフト自体の特徴やベース車と特別仕様車であるダーククロムベンチャーの違いを紹介していきます。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と内装外装安全性能の魅力
- 購入前に注意しておきたい乗車人数と荷室の広さ
- ベース車と特別仕様車「ダーククロムベンチャー」の比較
- タフトの購入が向いている人
タフトとは
タフト(TAFT)の名称は、Tough & Almighty Fun Toolの頭文字を取ったもので、日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒がコンセプトの軽クロスオーバーです。
2022年9月にダーククロムベンチャーという新たな特別仕様車が追加され、現在はベース車、特別仕様車クロムベンチャー、特別仕様車ダーククロムベンチャーの3つがあります。
開放感あふれるガラスルーフやフラットで使い勝手のいい荷室空間といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを数多く採用し、ダイハツらしい使いやすさと親しみやすさを目指した仕様のクルマです。
タフトの基本情報
タフトのグレードは、ベースとなるモデルと特別仕様のモデルがあります。
ベース車には「X」「Xターボ」「G」「Gターボ」の4種類を用意。
「G」「Gターボ」には、4種類の特別仕様車の設定があり、合計8スタイルから選ぶことができます。
⇒2023年4月より、アイドリングストップレス仕様(eco IDLE非装着車)がそれぞれのグレードに登場します。
価格は、アイドリングストップ付き仕様に対して各グレードで一律3万3000円安です。
【ベース車】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
X eco IDLE非装着車 | 1,320,000円 1,446,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
X | 1,353,000円 1,479,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
Xターボ eco IDLE非装着車 | 1,408,000円 1,534,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
Xターボ | 1,441,000円 1,567,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
G eco IDLE非装着車 | 1,452,000円 1,578,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
G | 1,485,000円 1,611,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
Gターボ eco IDLE非装着車 | 1,573,000円 1,699,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
Gターボ | 1,606,000円 1,732,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
【特別仕様車】
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
特別仕様車 G “クロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,518,000円 1,644,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
特別仕様車 G “クロム ベンチャー” | 1,551,000円 1,677,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
特別仕様車 G “ダーククロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,523,500円 1,650,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 19.8km/L 19.4km/L |
特別仕様車 G “ダーククロム ベンチャー” | 1,556,500円 1,683,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.4km/L 21.1km/L |
特別仕様車 Gターボ “クロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,639,000円 1,765,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
特別仕様車 Gターボ “クロム ベンチャー” | 1,672,000円 1,798,500円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1km/L |
特別仕様車 Gターボ “ダーククロム ベンチャー” eco IDLE非装着車 | 1,644,500円 1,771,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 18.7km/L 18.2km/L |
特別仕様車 Gターボ “ダーククロム ベンチャー” | 1,677,500円 1,804,000円 | 2WD 4WD | 1,630 mm | 21.3km/L 21.1m/L |
内装の魅力
ワクワク感のあるインテリア
インテリアはブラックを基調としていて、遊び心のあるカモフラージュ柄のファブリックシートを組み合わせています。
柄入りのシート表皮を採用することで個性を出したインテリアはタフトならではの個性。
インパネやシートのステッチには下記の様にベース車と特別仕様車で異なる特徴があります。
【ベース車】
タフトの上級グレードであるG、Gターボの内装はインパネ周りにオレンジをアクセントカラーとして使用し、アクティブさやワクワク感を演出。
また、シートもオレンジステッチで統一感があります。
X、Xターボにはアクセントカラーが無いため注意してください。
【特別仕様車】
クロムベンチャーとダーククロムベンチャーの内装デザインは同じです。
こちらは、ブラックにダークシルバー加飾が施されており、より洗練されたクールな印象。
ダークシルバー加飾はエアコンレジスターパネル、インパネセンターシフトベゼル、メーターパネルに施されており、シートはシルバーステッチとなっています。
出典: ダイハツ工業株式会社
便利なラゲッジスペース
ラゲッジスペースはベース車、特別仕様車と同じ仕様です。
シートバックは樹脂仕様となっているので、アウトドアで汚れがある荷物を積載しても、気兼ねなく使える収納スペースとなっており、SUVらしいクルマと言えます。
前後にスライドさせることはできませんが、タフトのイメージであるバックパックスタイルのように、気軽にいろいろなものを積み込んで出かけるシーンがイメージしやすい内装となっています。
フラットスタイル
リアシートバックを前に倒すと、広いスペースが生まれます。
大きな荷物を載せる場合に便利です。
下段スタイル
フレキシブルボードを下げた下段スタイルにすると、背の高い荷物を積載しやすくなります。
高さのある荷物を安定した状態で積載したいときに便利です。
出典: ダイハツ工業株式会社
立て掛けスタイル
フレキシブルボードを立てかけた状態にするスタイルです。
先に紹介した下段スタイルよりも底面を一段下げられるので、より高さのある荷物を積載できます。
立てかけたフレキシブルボードには2ヵ所のフックがあり、ショッピングバックをかけておくことも可能です。
出典: ダイハツ工業株式会社
スカイフィールトップ
タフトは、大きなサンルーフであるスカイフィールトップが全グレード標準装備。
独自の開放感をもたらすだけでなく、頭上の見晴らしの良さを体感することができます。
また、紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能や、開閉できるシェードも付いていて、いつでも快適なドライブを楽しめます。
出典: ダイハツ工業株式会社
外装の魅力
タフさを感じるデザイン
角ばった印象のタフトは、FF車としては軽自動車で最大のタイヤを装着しており、悪路での走破性を高めている軽のクロスオーバーSUV車。
ヘッドライトとテールレンズは高い位置に横基調のデザインのものを配し、視覚的な車高の高さを、樹脂フェンダーをサイドから前後に回り込んだデザインで、軽自動車の全幅内に収めつつも大きなオーバーフェンダーが備わっているかのように見せ、SUVらしさを演出しています。
特別仕様車である、クロムベンチャーはメッキがアクセントになっています。
クロムベンチャーの特徴は以下の通りです。
・フードガーニッシュ& バックドアガーニッシュ【メッキ】
・シルバーアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
・ドアアウターハンドル【メッキ】
・15インチアルミホイール【シルバー塗装】
また、今回新しく登場したダーククロムベンチャーの外装はブラック塗装がポイントで、よりタフさを感じられるデザインです。
出典: ダイハツ工業株式会社
ダーククロムベンチャーの特徴は以下の通りです。
・フードガーニッシュ&バックドアガーニッシュ【ダークブラックメッキ】
・ガンメタリックアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
・カラードドアミラー【ブラックマイカメタリック塗装】
・ドアアウターハンドル【ブラックマイカメタリック塗装】
・15インチアルミホイール【ガンメタリック塗装】
豊富なボディカラー
ボディカラーはX、Xターボグレードが5色、その他のグレードは9色の設定です。
【X、Xターボ】
【G、Gターボ、特別仕様車】
今回の一部改良で、以下の3色が加わりました。
・セラミックグリーンメタリック
・クロムグレーメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
タフトのボディカラーはSUVなボディにピッタリのアースカラーです。
是非お気に入りのカラーを見つけてみてください。
パックオプション
タフトにはパックオプションがあり、コーディネートを楽しむことができます。
【ラギッドパック】
ディーラーオプションです。
ブラックのフードガーニッシュとバックドアガーニッシュがセットになっています。
追加で、ブラックのルーフキャリアやフードエンブレムを付けることで、よりワイルドなカスタムが可能です。
出典: ダイハツ工業株式会社
【スタイルパック】
メーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせることで、統一感とオリジナリティを作り出すことができます。
例えば、メーカーオプションのホワイトパックを選択すると、ドアミラーやドアアウターハンドル、ホイールがホワイトになり、すっきり可愛らしい印象です。
その他、ブラックやメッキのアイテムでクールにまとめることもできます。
出典: ダイハツ工業株式会社
タフトの安全性能
安全性能は、ベース車と特別仕様車共通でスマートアシストを搭載。
スマートアシストには標準装備、メーカーオプション合計で17個の機能があり他社と比較してもトップクラスです。
スマートアシストの内容はグレードによって標準装備、メーカーオプション、装備不可があるため購入前に確認をしてください。
衝突回避支援
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報機能
ブレーキ制御付誤発進抑制機能
誤発進抑制機能はブレーキ制御付を採用しており、ペダルを踏み間違えたときに、急発進を抑制してくれます。
踏み間違いを判定すると、エンジン出力を制御しブザー音とメーター内表示で警告。
障害物に衝突する危険があると判断すると、ブレーキ制御が作動します。
車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能
約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、走行中の車線から逸脱しそうになると、ブザー音が鳴ります。
さらにクルマが車線をはみ出しそうになると、メーター内表示で知らせてくれ、車線内に戻すようハンドル操作をアシストします。
認識支援
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・AHB(オートハイビーム)
・サイドビューランプ
先行車発進お知らせ機能
信号待ちなどで前のクルマが発進したことに気づかない時、ブザー音とメーター内表示で知らせてくれます。
サイドビューランプ
夜間運転時の安全性はトップクラスで、ハンドルを切った方向やターンランプを出した方向を明るく照らしてくれるサイドビューランプはダイハツ独自の機能です。
暗い交差点で歩行者の見落としを減らす効果があります。
運転負荷軽減
・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
・LKC(レーンキープコントロール)
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
クルーズコントロールとは、高速道路などで前を走るクルマに対して加速・減速し、適切な車間距離をキープしてくれる機能です。
先行車に合わせて停止したときはブレーキをかけ続けるなど、わずらわしいアクセルとブレーキの操作を支援。
長距離運転中のドライバーの負担を軽減し、渋滞なども快適に運転できます。
駐車支援
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・パノラマモニター
・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)
スマートパノラマパーキングアシストとパノラマモニターは全グレード、メーカーオプションで装備することが可能です。
スマートパノラマパーキングアシスト
駐車時に駐車スペースの白線を検知し、音声、モニターガイド、ハンドル操作アシストをしてくれる機能です。
駐車枠を検知し、自動でハンドルが動きます。
ドライバーは音声に従い、シフトレバー、アクセル、ブレーキを操作すればOKです。
パノラマモニター
車両の前後左右に4つのカメラを搭載しており、クルマを真上から見ているような映像を表示。
ドライバーが確認しにくい車両周囲の状況を把握できます。
注意したいポイント
リアシートのスライド機能は未搭載
タフトは、乗車スペースと荷室スペースの両方を確保するため、リアシートのスライド機能は搭載されていません。
そのためタフトには、シートをスライドさせ、乗車スペースを広くしたり4人乗車時の荷室を広げたりすることができないという欠点があります。
荷室を広げる場合は、シートを前に倒すことでスペースを確保することができます。
燃費性能
今回の一部改良で燃費性能は向上しましたが、自然吸気エンジンの2WDモデルでよく比較されるスズキ ハスラーがWLTCモードで25.0km/Lなのに対し、タフトの燃費性能は、WLTCモードで21.4km/Lと差があります。
良くある質問
2022年9月の一部改良で何が変わったのか
主な改良点は以下の通りです。
・ボディカラーの変更
・燃費性能の向上
・音声認識機能やワイヤレス接続に対応した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオの設定
今回の一部改良で、性能や利便性が向上しました。
ベース車と特別仕様車の違いは
特別仕様車の特別装備には以下のようなものがあります。
【特別仕様車共通】
・エアコンレジスターパネル(ダークシルバー加飾)
・インパネセンターシフトベゼル(ダークシルバー加飾)
・メーターパネル(ダークシルバー加飾)
・シルバーステッチ付シート
【クロムベンチャー】
・フードガーニッシュ& バックドアガーニッシュ(メッキ)
・シルバーアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
・ドアアウターハンドル(メッキ)
・15インチアルミホイール(シルバー塗装)
【ダーククロムベンチャー】
・フードガーニッシュ&バックドアガーニッシュ(ダークブラックメッキ)
・ガンメタリックアンダーガーニッシュ(フロント/リヤ)
・カラードドアミラー(ブラックマイカメタリック塗装)
・ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック塗装)
・15インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
特別仕様車は2種類ありますが、内装デザインは共通、外装デザインはそれぞれ異なる特徴があります。
ベース車と特別仕様車はデザインは異なりますが、性能は同じです。(特別仕様車のベースはG、Gターボ)
よく比較される車種は
同じ、SUVタイプのスズキ ハスラーと比較検討される方が多くなっています。
ハスラーは2014年の登場以来、クロスオーバーSUVタイプの先駆けとして人気をほぼ独占してきましたが、先進装備を搭載したタフトが登場し、その人気は二分しています。
それぞれに個性があるため、自分に合う車種を選んで頂ければと思います。
ハスラーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
タフトをおすすめしたい人
・スカイフィールトップによって開放感のある車内でドライブを楽しみたい
・メッキやダーク加飾でよりタフな仕様にしたい
・スクエアデザインの軽SUVに乗りたい
タフトは、タフな見た目と、アクティブに使える装備でワクワク感を味わいたい、楽しく運転したい方にはピッタリのクルマです。
2022年9月には新たな特別仕様車の登場や一部改良もあり、どんどんパワーアップしています。
特別仕様車やパックオプションで自分の好みに合うタフトがきっと見つかるはずです。
是非、実物を見てみてください。
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