この記事を読んでいる方は、他のクルマにはない特徴をもっている、個性的なクルマをお探しなのではないでしょうか。
N-ONEは軽トールワゴンというカテゴリーですが、車高は低めでホンダらしい走りを強く意識した特別なモデルです。
今回の記事ではN-ONEの内装外装の魅力や注意したいポイントを紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と走行性能、内装外装安全性能の魅力
- 購入前に注意しておきたい価格とラゲッジスペースの広さ
- 特別仕様車STYLE+URBANの特徴
- N-ONEの購入が向いている人
N-ONEとは
N-ONEは2012年に登場した、愛くるしいデザインや使い勝手の良さで人気のクルマです。
2020年にはフルモデルチェンジをして現行モデルとなりました。
2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーではK CAR オブ・ザ・イヤー(総合的に優れた軽自動車)を受賞しています。
可愛らしいN-ONEですが、ターボエンジンやMTの設定、シックな特別仕様車もあり、幅広い層に支持される仕様となっています。
また、走る楽しさを感じられるデザインや自然吸気エンジンの優れた静粛性や動力性能の高さから、街乗りから長距離まで乗りこなせる1台です。
N-ONEの基本情報
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費WLTCモード |
---|---|---|---|---|
Original | 1,734,700円 1,867,800円 | FF 4WD | 1,545mm 1,570mm | 23.0km/L 21.0km/L |
特別仕様車 STYLE+URBAN | 1,815,000円 1,948,100円 | FF 4WD | 1,545mm 1,570mm | 23.0km/L 21.0km/L |
Premium | 1,930,500円 2,063,600円 | FF 4WD | 1,545mm 1,570mm | 23.0km/L 21.0km/L |
Premium Tourer | 2,040,500円 2,173,600円 | FF 4WD | 1,545mm 1,570mm | 21.8km/L 20.1km/L |
RS | 2,160,400円 2,160,400円 | FF(CVT) FF(6MT) | 1,545mm | 21.8km/L 21.6km/L |
N-ONEの車高はFF車で1,545mm、4WD車で1,570mmです。
立体駐車場の基準は1,550mm以下なので、FF車であれば駐車可能。
4WD車は立体駐車場に駐車することができませんので注意が必要です。
ショッピングモールなどの自走式駐車場の高さ制限は2,000mm〜2,500mmなので問題なく駐車可能です。
内装の魅力
個性のあるインテリア
N-ONEはOriginal、Premium、RSと3つのタイプに分かれ、内装はそれぞれの個性を感じることができます。
【Original】
Originalの内装はすっきりとしていてシンプル。
インパネ、シートともにブラックとホワイトでまとめられており、飽きの来ない空間が広がっています。
出典: 本田技研工業株式会社
特別仕様車STYLE+URBAN(スタイルプラスアーバン)はブラックにタンカラーやタンウッド調のインパネガーニッシュが取り入れられたシックで落ち着いた内装に仕上がっています。
出典: 本田技研工業株式会社
【Premium】
Premiumはブラックとチャコールの内装で上質な印象。
本革巻ステアリングホイールを採用、Premium Tourerはセレクトレバーも本革巻です。
足元やドリンクホルダーにはホワイトイルミネーションを使用し、より洗練された空間に仕上げています。
出典: 本田技研工業株式会社
【RS】
RSはブラックの中にオレンジがアクセントになっており、操る楽しさを高めた空間が広がります。
専用の本革巻ステアリングホイールやエアコンの吹き出し口にもオレンジがあしらわれています。
出典: 本田技研工業株式会社
広く使える荷室
N-ONEは通常後席下にある燃料タンクを前席下に置いたHondaの独自技術であるセンタータンクレイアウトにより、ゆとりある空間を実現しています。
リアシートはリクライニングと跳ね上げが可能。
使い方に合わせて自由にアレンジすることができます。
また、荷室には床下収納があり傘や靴など収納することが可能です。
低床設計で、重い荷物を載せる際には楽に載せられます。
出典: 本田技研工業株式会社
便利な機能
N-ONEには、あったら嬉しい便利な機能が盛りだくさんです。
代表的なものを紹介します。
・リアシートリマインダー
後席ドアの開閉履歴をもとに、荷物の置き忘れや人が後席に残っていないかの確認を促すお知らせをメーター表示と音で知らせてくれます。
・充電用USBジャック
助手席、運転席から使いやすい位置に急速充電対応タイプのUSBジャックが2個設置されています。
携帯電話の充電などに利用可能です。
・降車時オートドアロック機能
キーを持って、約1.5mクルマから離れると、全ドア、テールゲートを自動でロックしてくれます。
販売会社での登録設定が必要です。
外装の魅力
タイムレスデザイン
N-ONEは台形フォルムを進化させたスタイルで、飽きずに長く乗ることができるデザイン。
ヘッドライトは丸目で可愛らしく、リアコンビネーションランプは四角いダブルリングが特徴的です。
また、FF車の車高は1,545mmと立体駐車場に入庫可能で、お出かけの際など便利に使えます。
出典: 本田技研工業株式会社
選べる3つの個性
【Original】
Originalはシンプルで愛らしいスタイルです。
ドアミラーやピラーはボディカラーと同色で統一感を出しており、足元はブラック基調のホイールにシルバーのハーフホイールキャップを採用しています。
出典: 本田技研工業株式会社
また、Originalの特別仕様車であるSTYLE+URBANは都会的で洗練された、シックなスタイルです。
メッキやブラックの加飾、ハーフホイールキャップはグレーメタリックで引き締まった印象を受けます。
出典: 本田技研工業株式会社
【Premium】
Premiumは上質で洗練されたスタイルです。
水平基調のグリルにはクロームメッキのモールをあしらうことで上質感を演出。
Premiumは14インチのアルミホイール、Premium Tourerはデザインの異なる15インチのアルミホイールを採用しています。
出典: 本田技研工業株式会社
【RS】
RSはスポーティーなスタイルです。
テールゲートスポイラーやダーククロームメッキのフロントグリル、ベルリナブラックの15インチアルミホイールなどで精悍さを感じます。
出典: 本田技研工業株式会社
個性あふれるボディカラー
N-ONEはタイプによってボディカラーの設定が異なります。
【Original】
Originalはモノトーン6色、2トーン5色の計11色です。
淡い優しい色合いからビビットな色合いまで好みに合わせて選択することができます。
特別仕様車STYLE+URBANはモノトーン5色の設定です。
優しい色合いのガーデングリーン・メタリックは特別仕様車のみに設定されています。
【Premium】
Premiumはモノトーン6色、2トーン5色の計11色です。
上質なスタイルに合わせ、落ち着いたボディカラーが揃っています。
【RS】
RSはモノトーン1色、2トーン5色の計6色です。
ほぼ2トーンで、遊び心とスポーティーさを引き立てるボディカラーが揃っています。
N-ONEの安全性能
予防安全性能
N-ONEにはHonda SENSINGが標準装備されています。
内容は以下の通りです。
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能(前後)※CVT車のみ
・歩行者事故低減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール※渋滞追従機能はCVT車のみ
・車線維持支援システム
・パーキングセンサーシステム
先行車との適切な車間距離を維持しながら加減速を行うアダプティブクルーズコントロールと、車線の中央付近を維持できるようにステアリング操作を支援する車線維持支援システムをMT軽自動車で初めて採用しました。
衝突安全性能
エアバックは運転席、助手席の他にサイドエアバックとサイドカーテンエアバックシステムを装備。
全ての席で安心して過ごすことが可能です。
また、ボディはHonda独自の安全技術「G-CON」を採用しており、軽量かつ高強度な素材を各所に配置し、衝突安全性能に貢献しています。
その他、万が一の際に首への衝撃を軽減してくれるシートや後席のシートベルト締め忘れ警告灯などを採用しています。
注意したいポイント
価格設定
N-ONEの車両本体価格は1,734,700円〜と同じホンダの軽自動車であるN-WGN1,344,200円〜、N-BOX1,648,900円と比較しても高めの設定です。
N-ONEは特別感を味わえるプレミアムな軽自動車ですが、どうしても価格は他の車種と比較して高くなるため、デザインや使い勝手、価格など自分に合うかどうか検討してみてください。
リアシートはスライドしない
ラゲッジスペースはリアシートを倒すと広く使用でき、跳ね上げや2分割もできるため、利便性が良いシートとなっていますがリアシートをスライドさせることが出来ません。
リアシートをスライドさせることが出来ないため、4人乗車時のラゲッジスペースは狭くなります。
人を乗せて、荷物も多く積みたい方にはラゲッジスペースが狭く感じる可能性があるため、自分の使い方に合うかご確認ください。
良くある質問
特別仕様車の特徴
特別仕様車であるSTYLE+URBANは2022年の8月に登場しました。
Originalをベースにより落ち着いて洗練されたスタイルで、以下のような特徴があります。
・内装はブラックにタンとチャコールのフロントシートやウッド調のパネルでシックな装い
・外装はメッキやブラックの加飾、ハーフホイールキャップはグレーメタリックで引き締まった印象
・ボディカラーのガーデングリーン・メタリックは特別仕様車のみに設定
・運転席と助手席にシートヒーター
・ブラックメーター
比較される車種
N-ONEはスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴと同じトールワゴンという位置づけで販売されています。
しかし実際には車高が1,545mmと他の軽トールワゴンと比較すると低く、その可愛らしいデザインからスズキ ラパンやダイハツ ミラトコットなどと比較されることが多くなっています。
N-ONEはラパンやミラトコットと比較して価格も高く、装備や性能が充実していることからプレミアムなモデルとして認知されています。
ラパンについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
N-ONEをおすすめしたい人
・自分の好きなスタイルを選びたい
・リアシートが跳ね上げられるクルマが欲しい
・プレミアムな軽自動車に乗りたい
・ターボのMT車に乗りたい
N-ONEは軽自動車の中でも上質でプレミアムなクルマです。
車高は低めですが、ゆとりを感じられるように工夫された車内空間と安定した走り、充実した装備など多くの魅力があります。
また、ターボエンジンの6MT車は走ることが好きな方に特に好評で、ホンダらしい力強い走りを感じることができます。
この記事でN-ONEが気になった方は是非、実物を見てみてください。
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