
「コンパクトな軽自動車でアウトドアを楽しみたい!」
そんな希望を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、アウトドアの醍醐味であるキャンプや車中泊を楽しめる軽自動車をご紹介します。軽自動車でアウトドアを楽しむポイントに加え、アウトドアにおすすめの軽自動車8選をお届けします。
軽自動車でアウトドアライフを楽しみたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
こちらの記事を読むと「アウトドアに向いている軽乗用車の選び方」「アウトドアに軽乗用車を選ぶメリット&デメリット」「アウトドアにおすすめな軽乗用車8選」をご覧いただけます。
アウトドアに向いている軽自動車の選び方

アウトドアに向いている軽自動車のポイントについて見てまいりましょう。
購入時にどのような点を意識すればよいのでしょうか。
荷物の積載量
アウトドアに使う軽自動車にとって、荷物の積載量はとても重要なポイントとなります。
キャンプや車中泊に使う道具は量が多くなりがちです。
テントや寝袋、調理器具や衣類、食材など、たくさんの荷物を積みこめるのは大きなメリットといえるでしょう。
荷室の広さはもちろん、荷室をどれだけ拡張できるのかも重要なポイントです。
シートアレンジのバリエーション
後部座席のアレンジができたり、フルフラットにできたりと、シートアレンジのバリエーションも重要です。
シートアレンジで荷室を拡張できれば、積載量を増やすことができます。
また、フルフラットにできれば車中泊にも役立つでしょう。
悪路を走行できる駆動方式や走破性
アウトドアでは路面状況が悪い場合も多くあります。
車の悪路走破性が高ければ安心して目的地にもたどり着けるでしょう。
駆動方式が4WDであれば、ぬかるんだ路面や空転しやすい路面でも走破しやすいはずです。
また、最低地上高に余裕がある車も悪路走破性が高くなります。
アウトドアに使う軽自動車選びでは、ぜひ注目したいポイントです。
日常生活の利便性
アウトドアに使う車でも、普段は通勤や仕事、買い物などにも使うはず。
日常生活の利便性も見逃せないポイントです。
運転のしやすさや快適性、小回り性能や燃費など、日常生活でも活躍してくれる軽自動車なら、さらに使い勝手も良いでしょう。
アウトドアと日常生活、両方の利便性に注目したいところですね。
燃費効率
山や海、川などに向けて遠出をする機会も多いアウトドアライフ。
当然、燃費性能が良いにこしたことはありません。
機能面だけでなく、燃費性能も車選びのチェックポイントに加えたいところです。
低燃費な軽自動車は、遠方でのキャンプや車中泊が多い方の強い味方になってくれるでしょう。
安全運転をサポートする装備
安全運転をサポートしてくれる装備も大切なポイントです。
現在では、軽自動車にもさまざまな安全運転サポート機能が装備されています。
自分が望むレベルの安全機能が装備されているのかは確認したいですね。
高速道路を使って遠方でアウトドアを楽しむ方なら、長時間の運転も予想されます。
安全運転をサポートしてくれる機能もチェックしたいところです。
車中泊を想定してみる
アウトドアでは車中泊をする方も多いはず。
どれだけ快適に車中泊ができるのかも重要なポイントです。
快適な車中泊ができるシートアレンジやスペース確保ができる軽自動車は重宝します。
泊まりでのアウトドアが想定されるなら、ぜひ車中泊をイメージした機能確認をしてみましょう。
軽自動車での快適なアウトドアライフを叶えるためには大切なポイントといえます。
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アウトドアにおすすめな軽自動車8選


続いて、アウトドアに向いている軽自動車を一覧にてご紹介します。
今回ご紹介するのは「アウトドアにおすすめな軽乗用車8選」。
ぜひ参考にご覧ください。
キャンプにおすすめなスズキハスラー
出典:スズキ株式会社
スズキのハスラーは、キャンプなどにおすすめのクロスオーバーSUVタイプの軽自動車です。
大きめの15インチタイヤを装備しており、最低地上高も180mmを確保しています。
アウトドアでの未舗装路や荒地でも高い走破性を発揮してくれるでしょう。
また、グリップコントロールやスノーモードが滑りやすい路面での発進もサポートしてくれます。
出典:スズキ株式会社
後部ハッチを開けてカーテン&タープキット(別売)を取り付ければ、キャンプのタープやシェードと同じような快適空間のできあがり。
シートをフルフラットにしてベッドクッション(別売)を取り付ければ、快適な車中泊も叶えられるでしょう。
アウトドアを楽しめるアクセサリーが豊富なのもハスラーの魅力です。
そして、撥水加工のシート表皮や汚れを拭き取りやすい素材のラゲッジフロア、リヤシート背面など、アウトドアシーンを想定した細かな配慮も嬉しいポイント。
スズキのハスラーには、アウトドアライフを思いきり楽しめる装備がたくさん詰め込まれています。
人気の軽SUVダイハツタフト
出典:ダイハツ販売株式会社
タフトの開発コンセプトは、アウトドアシーンを想定した「バックパックスタイル」。
まさにアウトドアのために設計された車といえるでしょう。
ネーミング通りのタフで力強さを感じさせるエクステリアデザインは、山や海などのアウトドアにもぴったりです。
15インチのタイヤと190mmの最低地上高、空転を制御してくれるグリップサポートなど、アウトドアでの走破性は十分。
運転席のアイポイントも高く、荒れた路面での運転時にも安心感があります。
タフトはシートアレンジにも自由度があります。
3名乗車+長い荷物、2名乗車+大きめの荷物、そしてフルフラットなど、シーンに合わせてラゲッジスペースの拡張も可能です。
軽ならではの軽快さと広いラゲッジスペース、そして高い走破性がバランスよく設定されています。
出典:ダイハツ販売株式会社
そして、運転席の真上に標準装備されているのがスカイフィールトップ。
オープンエアを標準装備で感じられるのは、アウトドアでの大きな魅力といえます。
開閉はできないものの室内は明るく照らされ、素晴らしい解放感を体感できるでしょう。
また、ディーラーオプションのカータープを設置すれば、キャンプやバーベキューなどでも活躍してくれそうです。


オフロードの走破性抜群のスズキ「ジムニー」
出典:スズキ株式会社
直線的なデザインが力強さを感じさせるスズキのジムニー。
角張ったボディはアウトドアでの活躍を期待させてくれます。
ジムニーの長所といえば、突き詰められた高い走破性能でしょう。
アウトドアでのさまざまなシーンに適応するラダーフレーム構造。
路面状況に応じて2WDと4WDの切り替えが可能な機械式の副変速機。
そして電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールは、左右の空転した車輪にだけブレーキを作動させ、もう一方の車輪の駆動力を確保してくれます。
厳しい路面状況からの脱出性能も高次元です。
高い走破性能のベースとなるのが、205mmの最低地上高と、余裕のあるアプローチアングル・ランプブレークオーバーアングル・デパーチャーアングルからなる対障害角度です。
バンパーやボディーが障害物に接触しにくいように細かく設計されています。
出典:スズキ株式会社
また、リアシートを倒せばフルフラットにもアレンジ可能。
広いスペースではありませんが、車中泊にも対応してくれます。
高次元の走破性と、アウトドアシーンに映える無骨なデザインが魅力の軽自動車です。
さまざまなシーンで活躍する三菱「デリカミニ」
出典:三菱自動車
かわいいふりしてタフなやつ。
そんなキャッチコピーが印象的なデリカミニは、力強いスタイリングのスーパーハイト軽ワゴンです。
15インチタイヤと専用ショックアブソーバーが、荒れた路面でも安定した走りを叶えてくれます。
グリップコントロールや、ブレーキを制御してくれるヒルディセントコントロールなど、オフロード用の電子制御機能も魅力です。
リアハッチの間口が大きく、開口部の地上高も低いことから、さまざまな荷物を簡単に積み込めるでしょう。
荷物が多くなりがちなアウトドアでは嬉しいポイントです。
出典:三菱自動車
後席は、前後320mmものスライド幅が設定してあります。
左右のシートを分割してのスライドも可能で、一番前までスライドさせれば広いラゲッジスペースのできあがり。
積みたい荷物の量や形にあわせてシートアレンジできます。
また、樹脂仕様のラゲッジボードとPVC仕様の後席シートバックが設定されていて、濡れたり汚れたりしたアウトドアグッズも気楽に積載できます。
シーンにあわせて使い方が広がるアウトドアにおすすめの軽自動車ですね。



ファミリーにもおすすめのホンダ「N-BOX」
出典:本田技研工業株式会社
ホンダのN-BOXは、広々とした車内空間が魅力のスーパーハイト軽ワゴンです。
センタータンクレイアウトの採用により、一般的な軽自動車に比べて床を低く設計。
その分、車室空間を広げることに成功しています。
頭上のスペースも十分なので、お子さまの着替えが立ったままできたり、高さのある荷物を積んだりもできます。
また、リアシートを前後にスライドしてスペースを拡張することも可能です。
車中泊などで縦の長さを拡張したい場合は、リアシートや運転席、助手席を一番後ろまでスライドした上でリフレッシュモードへのシートアレンジがおすすめ。
ダッシュボードからリアシートまで、約180cmのスペースを確保できます。
出典:本田技研工業株式会社
また、アウトドア仕様のモデル「N-BOX JOY」にも注目です。
黒を基調としたフロントグリルとバンパーは、アウトドアにも映えそうなタフなイメージ。
ヘッドライトにはプロジェクター式フルLEDライトが採用されています。
出典:本田技研工業株式会社
N-BOXやN-BOXカスタムに比べフロア後部を80mm高く設定。
後部座席をダイブダウンすれば、すぐにフラットな空間ができあがる「ふらっとテラス」を採用しています。
車中泊ではかなり重宝する機能でしょう。
内装には撥水加工のシートを取り入れ、アウトドアでの使い勝手を向上させています。
また、フロア後端にある約18Lのフロアアンダーボックスには、アウトドアに使用するさまざまな荷物を収納可能。
アンダーボックス左右には浅底のポケットも用意されていて、小物の収納にも活躍してくれます。
アウトドアファンなら、N-BOXはもちろん、N-BOX JOYも要チェックです。
アウトドアに強いダイハツ「タントファンクロス」
出典:ダイハツ販売株式会社
ダイハツタントシリーズのアウトドアモデルにあたるタントファンクロス。
タントならではの利便性を引き継いだ、アウトドアにおすすめのモデルです。
さまざまな荷物を積載できるルーフレールを標準装備し、防水加工シートやラゲージルームランプなど、アウトドアには嬉しい機能が満載。
また、運転席は最大540mmのスライドが可能で、運転席と後席のウォークスルーやスペースの確保にも役立ちます。
フロントシートを倒して後席をリクライニングすれば、車中泊もできるフルフラットモードが完成します。
出典:ダイハツ販売株式会社
ピラーレスの大開口ドアにより、荷物の出し入れや乗り降りもスムーズ。
デッキボード裏の脚を立ててリヤシートを倒せば、フラットで広いラゲージスペースができあがります。
デッキボード下には追加の収納スペースも用意されています。
高い積載性と多彩なシートアレンジで、アウトドアライフをサポートしてくれる一台です。
高い収納性能スズキ「エブリィワゴン」
出典:スズキ株式会社
乗車スペースだけでなく、ラゲッジスペースにも余裕が感じられるスズキのエブリィワゴン。
4名乗車時でもたくさんの荷物を積める積載性の高さがアウトドアでも活躍してくれます。
最大1123Lのラゲッジ容量は、今回ご紹介する軽自動車の中でナンバーワン。
アウトドアグッズや趣味のアイテムをたくさん積んで、さまざまなアウトドアやアクティビティーに出かけられるでしょう。
ルームランプにはLEDを採用。
室内も十分明るく、ナイトシーンもしっかりサポートしてくれます。
左右独立式のスライド機構付リヤシートは、前後に180mmスライド可能。
さまざまなシートアレンジで、長さのある荷物も容易に積載できます。
自転車2台が積載できる広いラゲッジスペースは、サイクリングを兼ねたキャンプやアウトドアでも活躍してくれそうです。
出典:スズキ株式会社
凹凸のないフルフラットなスペースは快適な車中泊も叶えてくれますし、助手席のシートバックを前方に倒せば長さのある荷物も積載できます。
サーフボードやスノーボードなどを積んで、アウトドアスポーツを楽しむことも叶うでしょう。
最近のアウトドア人気から、キャンプや釣りなどに使用するカスタマイズカーのベース車両としても注目されています。
コンパクトだけどタフな設計の三菱「ekクロス」
出典:三菱自動車
三菱のekクロスが他の軽自動車と異なるポイントとして、個性的なフロントマスクが挙げられます。
何となく見た目が似ている各メーカーの軽バンたちですが、ekワゴンだけは一線を画すデザインとなっています。
同社のミニバン デリカを彷彿とさせる特徴的なフロントグリルは、普通車のミニバンやハイトワゴンにも負けない存在感。
そのタフな見た目は、アウトドアシーンにマッチすること間違いなしです。
また、見た目だけでなく走行性能もタフな設定となっています。
荒れた路面やぬかるんだ路面で片側が空転した場合、スリップした駆動輪をブレーキ制御して発進をアシストするグリップコントロール。
坂道発進でのクルマの後退を防いでくれるヒルスタートアシスト。
下り道でブレーキを制御して車速を調整してくれるヒルディセントコントロール。
さまざまな路面状況や環境が想定されるアウトドアでは、ekワゴンのタフな走行性能が強い味方となってくれるでしょう。
そして、路面にあわせた走りを叶えてくれるフルタイム4WDも魅力のひとつです。
VCU(ビスカスカップリング)方式のフルタイム4WDを採用しており、普段は2WDのような駆動力配分で走行し、滑りやすい路面になると後輪へ多くの駆動力を配分してくれます。
ekワゴンのタフな走行性能が、アウトドアでも力強くサポートしてくれるでしょう。
軽自動車を選ぶメリット

続いて、アウトドア用に軽乗用車を選ぶメリットについて見ていきましょう。
高いコストパフォーマンス
たくさんの荷物を積載できるミニバンの購入を検討すると、相応の購入費用を覚悟しなければなりません。
軽自動車であれば、普通車に比べて安い価格で購入できるはずです。
また、購入後の維持費も軽自動車に軍配があがります。
コストパフォーマンス重視であれば、軽自動車が圧倒的におすすめです。
小回りの利く扱いやすさ
小回りが利くのも軽自動車のメリットです。
細い道路や曲がりくねった山道など、小回りの利く軽自動車なら運転もしやすいでしょう。
荷物の積み降ろしで車体の向きを変える際も楽ちんです。
駐車スペースを選ばない
車体サイズがコンパクトな軽自動車なら、狭い駐車スペースにも停められます。
アウトドアでは、駐車スペースが整えられた場所ばかりではありません。
区画整理もされていない狭いスペースに駐車しなければならない場面もあるでしょう。
そんなときに軽自動車のコンパクトさが重宝するはずです。
安価な高速道路料金
軽自動車の高速道路料金は「普通車の1km料金×0.8」に設定されています。
アウトドアでは遠方の山や海に向かうことも多く、高速道路を利用する場面もあるでしょう。
軽自動車の安価な高速料金は大きな魅力といえます。
維持費が安い
キャンプや釣りなどのアウトドアライフを楽しむには、少なからずお金がかかるもの。
普通車に比べ維持費の安い軽自動車は、コスト面でもメリットになります。
浮いた費用でさらに充実したアウトドアライフを楽しみたいですね。
軽自動車を選ぶデメリット


軽自動車を選ぶデメリットにも注目してみましょう。
大人数には不向き
乗車定員が4人の軽自動車では、7人乗りや8人乗りのミニバンのような大人数の乗車は叶いません。
大人数で移動する場合は、複数台の車を準備する必要があります。
荷物の積載量
普通車に比べコンパクトな軽自動車は、積載量にも限りがあります。
積載量だけで見れば、普通車のバンの方が多く積めるでしょう。
しかし最近の軽自動車は、各メーカーの工夫により積載量もかなり多くなっています。
シートアレンジによっては、長さのある荷物を積むことも可能です。
自分の荷物量にあわせた車を選びたいところですね。
キャンプや車中泊に最適な軽自動車 記事まとめ


今回は、アウトドアにおすすめな軽自動車8選をご紹介しました。
車の種類によって得意なシーンやおすすめの使い方が異なります。
素敵なアウトドアライフを叶えるために、自分好みの運命の一台に出会いたいものですね。
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