スズキエブリイワゴン内装の魅力とクルマ選びの注意点とは

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エブリイワゴン

この記事を読んでいる方は、車中泊やキャンピングカーとして使える軽自動車を検討しているけれど、どの車種にすればよいか迷っている方なのではないでしょうか。
エブリイワゴンは乗用タイプの車の中でも荷物を多く積むことができ、街乗りだけでなく、仕事用、アウトドア用にも使える人気のクルマです。
今回は、スズキエブリイワゴンの基本情報から注意したいポイント、魅力を紹介します。

エブリイワゴンとは

エブリイワゴンはスズキが生産、販売している街乗りから長距離のレジャーまで快適な運転が楽しめる軽乗用車です。

エブリイワゴンは1999年に商用軽バンの定番モデルであるエブリイの乗用モデルとして登場しました。
2015年から現行モデルとなり、現在は3代目です。

セミキャブオーバータイプのワゴンで運転席の下部にエンジンが組み込まれており、ボンネット部分を小さくすることで運転時の視認性が良くなり、その分室内空間を広く確保できているため車中泊にも適しています。

エブリイワゴンの基本情報

エブリイワゴンの基本情報を表にまとめました。

【標準ルーフ】

グレード本体価格駆動車高燃費
WLTCモード
PZターボ
標準ルーフ
1,690,700円
1,819,400円
2WD
4WD
1,815mm13.3km/L
PZターボスペシャル
標準ルーフ
1,767,700円
1,896,400円
2WD
4WD
1,815mm13.3km/L

【ハイルーフ】

グレード本体価格駆動車高燃費
WLTCモード
JPターボ
ハイルーフ
1,558,700円
1,687,400円
2WD
4WD
1,910mm13.3km/L
PZターボ
ハイルーフ
1,701,700円
1,830,400円
2WD
4WD
1,910mm13.3km/L
PZターボスペシャル
ハイルーフ
1,778,700円
1,907,400円

2WD
4WD
1,910mm13.3km/L

エブリイワゴンの車高は標準ルーフ車で1,815 mm、ハイルーフ車では1,910 mmです。

もし、機械式駐車場にクルマを止める事がある方は注意が必要です。

機械式立体駐車場の基準は1,550mm以下なので、エブリイワゴンは機械式立体駐車場に駐車することができません。
ショッピングモールなどの自走式駐車場の高さ制限は2,000mm〜2,500mmなので駐車可能です。

注意したいポイント

エブリイワゴンの注意したいポイントを説明します。

燃費性能

エブリイワゴンはカタログ燃費WLTCモードで13.3km/Ⅼです。
ターボエンジンとはいえ、軽乗用車の中では燃費が良いとは言えません。
ライバル車である、ダイハツ アトレーワゴンはカタログ燃費WLTCモードで14.7km/Ⅼです。

車高が高く、燃費が良いクルマに乗りたい方はエブリイワゴンなどの軽キャブワゴンではなくスペーシアなどのハイトワゴンタイプのクルマがオススメです。

価格設定

エブリイワゴンはベースグレードで1,558,700円〜とターボ車ではありますが少し高めの金額設定となっています。

スズキから出ている、商用車エブリイJOINターボは2WDの4ATで1,408,000円なので安く費用を抑えながらもカスタマイズを楽しみたい方にはエブリイがオススメです。
エブリイワゴンは乗用タイプのため、金額よりもカラーバリエーションやより広々とした室内空間を重視したい方にオススメです。

静粛性

エブリイワゴンは運転席の下部にエンジンが組み込まれているため、どうしてもエンジン音や振動が車内に伝わり易くなります。

内装の魅力

エブリイワゴンの内装を紹介します。

とにかく広い室内空間

エブリイワゴンは広い室内空間が魅力です。

スズキによると、室内の長さ、幅、高さが軽キャブワゴンNo.1となっています。
ゆったりと4人乗車ができ、多くの荷物を載せることができます。
また、足元スペースも広く、前後に180mmスライドさせられるリアシートで自分の好みの位置に調整できます。

エブリイワゴンシート

出典:スズキ株式会社

多彩なシートアレンジ

エブリイワゴンは多彩なシートアレンジで自分の使い方にあったアレンジを楽しむことができます。
代表的なシートアレンジを紹介します。

・1名乗車+荷物
助手席と後席を倒して長尺の荷物も載せることが可能です。

エブリイワゴンシートアレンジいち

出典:スズキ株式会社

・2名乗車+荷物
後席を収納して自転車を載せることが可能です。

エブリイワゴンシートアレンジに

出典:スズキ株式会社

・フルフラット
フルフラットでは車中泊も可能になります。

エブリイワゴンシートアレンジさん

出典:スズキ株式会社

アクセサリーで車中泊やキャンプ仕様に大変身

エブリイワゴンには車中泊やキャンプで使えるアクセサリーが数多く登場しています。
便利なアクセサリーを紹介します。

・2段ベッドセット(ベッドキット、ベッドマット、乗降ボード)

アウトドアで車中泊を楽しむときや災害時にも役立つセットです。
4人が横になって足を伸ばすことができます。

エブリイワゴンアクセサリー

出典:スズキ株式会社

・カータープ

車の側面などにタープを張ることで住居空間を広げるアイテムです。
車中泊だけでなく、オートキャンプにもオススメのアイテムです。

エブリイワゴン

出典:スズキ株式会社

・マルチルーフバー(サイド・センター) / ロッドホルダー / ルーフパッキングネット

様々なシーンに使えるアクセサリーです。
釣り竿や細かな道具を収納することが可能です。

エブリイワゴンネット

出典:スズキ株式会社

外装の魅力

エブリイワゴンの外装を紹介します。

使い方に合わせて選べる標準ルーフとハイルーフ

エブリイワゴンのPZターボ、PZターボスペシャルのグレードには標準ルーフとハイルーフの設定があり、その差は95mmです。

標準ルーフは見た目がスッキリとしていて、車高が低い分横風の抵抗はハイルーフに比べると受けにくくなっています。
あまり荷物を載せない方にオススメです。

ハイルーフは高さがある分、荷物を多く載せることができます。
自転車を載せたり先述した2段ベッドセットを使ったりしたい方は、ゆとりがある方が使いやすいためハイルーフがオススメです。

アクセサリーで外装もカスタマイズ

先述した車中泊やキャンプ仕様にできるアクセサリーの他に、外装をカスタマイズできるアクセサリーも数多くあります。

メッキのフロントグリルやドアミラーカバーを装着するとスタイリッシュな印象になります。
また、ベースキャリアにアタッチメントを追加することでサーフボードやスノーボードなどを積むことが可能です。

用途に合わせたアクセサリーを選ぶことでエブリイワゴンを使いこなすことができます。

選べるボディカラー

エブリイワゴンのボディカラーは5色です。

定番のパールホワイト、シルキーシルバーメタリック、ブルーイッシュブラックパールの他、クールカーキパールメタリック、ムーンライトバイオレットパールメタリックがあり、自分好みの個性を出した1台を選ぶことができます。

エブリイワゴンカラー

出典:スズキ株式会社

エブリイワゴンの安全性能

今や安全性能はクルマ選びをする上で必要不可欠な要素です。
エブリイワゴンの安全性能を紹介します。

基本安全

基本安全は以下の3つです。

・視界性能
・運転姿勢と操作系
・インターフェース

エブリイワゴンは、右左折時の横断歩行者や交通状況を把握しやすいピラーやドアミラー位置、ピラー断面とピラートリム形状の最適化などにより視認性を向上させています。

予防安全

予防安全としてスズキ セーフティ サポートがあります。
スズキ セーフティ サポートとは事故を未然に防ぐための様々な技術です。

エブリイワゴンに付いている機能は以下の8つです。

・デュアルカメラブレーキサポート
・後退時ブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト

代表的な機能の詳細を説明します。

デュアルカメラブレーキサポート

2つのカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると判断するとブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告します。
ブレーキペダルを踏むとブレーキ踏力をアシストし、衝突の可能性が高まると自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減をはかります。

後退時ブレーキサポート

軽キャブワゴン初の機能です。
リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで後方の障害物との距離を測り、4段階のブザー音で障害物への接近をお知らせするリヤパーキングセンサーを搭載しています。
後方の障害物との衝突の可能性が高まると自動でブレーキが作動し、衝突の回避または衝突時の被害軽減をはかります。

誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能

駐車場などで、前方や後方に障害物があるにも関わらず、アクセルペダルを強く踏み込むと、最長約5秒間、エンジン出力を自動的に抑制してくれます。
急な後退や、急発進・急加速を抑えて、踏みまちがいなどによる衝突回避に貢献します。

衝突安全

衝突安全は万が一の衝突被害を軽減する技術です。
代表的なものを説明します。

軽量衝撃吸収ボディー テクト

軽量衝撃吸収ボディー テクトとは、強度を高めながら、軽量化、安全性を追求したボディーのことです。
ボディー構造には、衝突時の衝撃を吸収するクラッシャブル構造や衝撃を効果的に分散する骨格構造、さらに高強度なキャビン構造などを採用し、高い衝突安全性能を実現しています。

歩行者傷害軽減ボディー

ボンネットフードやフロントフェンダー、フロントバンパーなど車体前部に衝撃吸収構造を採用しており、万一の接触時に歩行者の頭部と脚部への衝撃を緩和します。

エブリイワゴン安全性能

出典:スズキ株式会社

良くある質問

質問

ここまでエブリイワゴンの基本情報や注意したいポイント、魅力を紹介してきました。
最後に、良くある質問にお答えします。

エブリイワゴンとよく比較される車種

エブリイワゴンとよく比較される車種は、ダイハツ アトレーです。
エブリイワゴンとアトレーは昔からライバル車として競ってきました。

アトレーは2021年のフルモデルチェンジで乗用車から商用車へ変更になりましたが、どちらも日常使い、仕事、アウトドアと様々な用途で使用できるクルマです。

簡単にエブリイワゴンとアトレーの比較をしてみます。

車種エブリイワゴン(ハイルーフ)アトレー(デッキバンを除く)
ミッション4ATCVT
燃費WLTCモード13.3km/L14.7km/L
車高1,910mm1,890mm
室内長2,240mm公式情報なし
荷室長(2名乗車時)公式情報なし1,820mm
最低地上高150mm160mm
タイプ乗用商用
最新のフルモデルチェンジ2015年2021年

エブリイワゴン、アトレーはどちらもアウトドア用として注目されている車です。
エブリイワゴンは乗用車、アトレーは商用車と大きな違いがある他、内装や燃費など細かな違いがあるため、ご自身の好みに合わせて選んでみて下さい。

実際の燃費はどうか

エブリイワゴンのカタログ燃費はWLTCモードで25.2km/Ⅼです。
市街地モードでは11.6km/Ⅼ、郊外モードでは14.0km/Ⅼ、高速道路モードでは13.7km/Ⅼです。

実際の燃費は乗る方の走り方によっても変わりますが、このWLTCモードは国際的な試験法である事と実走行に近い状態での試験のため、実際の燃費とかなり近い数値であると言えます。

エブリイワゴンやよく比較されるアトレーワゴンは燃費が良いクルマとは言えません。
広さがあり少しでも燃費が良いクルマを希望しているという方は、ダイハツ ウェイクも検討してみてください。

エブリイワゴンをオススメしたい人

エブリイワゴンをオススメしたい人

・とにかく室内空間が広いクルマが欲しい
・車中泊やキャンピングカーとして軽自動車を使用したい
・アクセサリーで自分好みにカスタマイズしたい

エブリイワゴンは室内空間がとにかく広いため、普段使いの他にアウトドアに出かけたい方にオススメです。

気になった方は是非実物を見てみてください。