スズキワゴンRとダイハツムーヴの燃費性能と内外装を比較

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スズキワゴンRとダイハツムーヴ

ワゴンRとムーヴは幅広い用途で使用できる、広さや価格、燃費などバランスの取れたワゴンタイプのクルマです。
今回の記事では、ワゴンRとムーヴの基本情報や内装、外装、安全性能などをもとに2車種を比較していきます。

ワゴンRとムーヴの概要

ワゴンRの概要

ワゴンRは1993年に発売され、軽自動車人気の先駆けであり「軽ワゴン」の言葉を作り上げたクルマです。

それまでは、荷物を置くスペースを確保している程度の軽自動車が主流でしたが、機能の充実と改善を図り、快適な4人乗りの軽自動車として進化し人気を集めました。
使いやすい・安全・低燃費を実現した、長年愛され続けているクルマです。

ムーヴの概要

ムーヴは1995年に軽ハッチバックの「ミラ」をベースに居住性を高めたトールワゴンとして開発されました。

「My Best Standard」をキャッチコピーとして、デザインや安全性、走り、それに使い勝手など基本性能がしっかり作りこまれた設計は誰にとっても扱いやすく、ユーザーを選ばないクルマとなっています。

ワゴンRとムーヴの諸元表

諸元表まとめ

ワゴンRとムーヴの基本情報を表にまとめました。(2WD車のみ)

車種ワゴンRムーヴ
価格1,098,900円~1,421,200円1,135,200円~1,375,000円
燃費WLTCモード24.4km/L~25.2km/L19.5km/L~20.7km/L
車高1,650mm1,630mm
最小回転半径4.4m4.4m
車両重量730kg~790kg820kg~830kg
ミッション5MT
CVT
CVT
エンジン種類水冷4サイクル直列3気筒水冷直列3気筒
12バルブDOHC
横置き
エンジン種類
(ターボ車)
水冷直列3気筒
12バルブDOHC
インタークーラーターボ横置

ワゴンRとムーヴの差

車両重量と燃費

ワゴンRは車両重量が軽いことで、加速や燃費が良くなっています。

ハイブリッドグレードでは、モーターで低燃費をアシストするマイルドハイブリッドを採用しており、ノーマルグレードでは24.4km/L、ハイブリッドグレードでは25.2km/Lと毎日の通勤通学などで燃費を重視したい方にとっては嬉しい低燃費です。

ハイブリッドグレードは、軽ワゴンの中ではナンバー1、軽自動車の中でもスズキアルトの次に燃費の良いクルマです。(カタログ燃費WLTCモード)

ムーヴの車両重量はワゴンRと比較して重たくなっています。

軽量高剛性ボディとサスペンションが路面の凹凸やコーナーなどの立体的状況を吸収してクルマにかかる力をコントロールしてくれるため、走り心地は良くなります。

燃費は20.7km/LとワゴンRのノーマルグレードと比較して3.7km/L、ハイブリッドグレードと比較して4.5km/L劣る結果となりました。

ミッションとグレード

ワゴンRにはグレード別になりますが、CVTだけでなく5MTも設定されています。
MT設定のある軽自動車は減ってきているため、MTに乗りたい方にとってはワゴンRは貴重なクルマです。

ムーヴにはワゴンRには無い、ターボグレードが設定されています。
よく高速道路を利用する方や力強い走りを重視したい方はターボグレードを検討してみて下さい。

内装の比較

デザインの比較

ワゴンRの内装はブラックで統一されており、スタイリッシュで落ち着いた印象です(HYBRID FXはベージュ内装を選択可能)。

前席のヒップポイントの高さが635mmとなっており、この高さは平均的な人の立ち姿のヒップ位置とほぼ同じになっています。
運転席への座りやすさを実現し、スムーズな乗り降りをサポートしてくれます。

ワゴンRインパネ

ムーヴのインパネ部分はダークグレー、ホワイト、グレージュの3色で構成されており、上質さと華やかさを兼ね備えた多くのユーザーに愛されるデザインです。

シート表皮は手触りがよく、身体にかかる圧力を適度に分散した設計となっているため、座り心地は非常に快適です。

Xターボ“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”はメーカーオプションでブラックインテリアパックが選択可能です。
本革巻ステアリングホイールとメッキインナードアハンドルが、洗練された室内に仕立て、ブラックのフルファブリックシートとドアトリムが、落ち着きのある室内を演出します。
ムーヴインパネ

ムーヴブラックインテリア

出典:ダイハツ工業株式会社

基本収納の比較

基本収納を場所別にまとめました。
収納有は○、無は×で表示しています。

車種ワゴンRムーヴ
ドリンクホルダー
運転席インパネ収納
助手席インパネ収納
後席収納

ワゴンRもムーヴも収納は充実していますが、ワゴンRには特徴的な収納があります。

それが、後部座席のアンブレラホルダーです。

傘を立てかけられる収納があると共に、滴る水も車外に排出されるように作られているのでフロアマットも汚さず綺麗に車を使うことができます。
後部座席には傘のホルダー

また、ワゴンRの助手席シート下には標準でシートアンダーボックスが装備されています。
トレー自体は取り外して持ち運ぶこともでき、表面は撥水効果になっているので、汚れたものも気にせず収納することが可能です。
助手席の下の収納

助手席下のシートアンダートレーはムーヴにも装備されていますが、グレード別装備です。

外装の比較

デザインの比較

ワゴンRは角目のヘッドランプを中心とした端正なフロントフェイスを採用しており、幅広い年齢層を意識し、個人だけではなく法人も含めて汎用性の高い仕様となっています。

上級グレードのHYBRID FZは、グリルとヘッドランプを上下分割したスポーティなデザインです。(写真はHYBRID FX)

ワゴンR水色

ムーヴは非常にシンプルなデザインで、ユーザーを選ばない誰にでも愛される仕様です。

スマートスペースをテーマにデザインされ、厚みのある造形、大型のヘッドランプ、グリル、平面ラウンドを強調したバンパーによって上質感と安心感が演出されています。

ムーヴホワイト

タイヤサイズの比較

ワゴンRのタイヤサイズは155/65R14です。
ムーヴのタイヤサイズは155/65R14です。
タイヤサイズと最小回転半径(4.4m)はどちらも同じで、小回りの利きやすさに差はありません。

大きさの比較

室内寸法の比較

ワゴンRとムーヴの室内寸法を表にまとめました。

車種ワゴンRムーヴ
室内 長さ2,450mm2,080mm
室内 幅1,355mm1,320mm
室内 高さ1,265mm1,280mm

ワゴンRもムーヴもゆとりをもった室内空間を実現しています。
室内長と室内幅はワゴンRの方が広く、室内高はムーヴの方が広いです。

荷室の比較

ワゴンR、ムーヴともに十分な荷室ですがワゴンRの方が荷室の使い勝手は良いです。

荷室開口高はワゴンRが840mm、ムーヴが825mm、荷室開口幅はワゴンRが1,165mm、ムーヴが1,030mmとワゴンRの方が大きな荷物を載せやすくなっています。

ワゴンRの荷室はリヤシートを倒すとほぼフラットになるため大きな荷物を乗せることができ、水平のまま運ぶことができます。

【ワゴンR荷室】
ワゴンR荷室寸法

ワゴンR荷室

ムーヴには大容量深底ラゲージアンダーボックスがあり、ボードを開けたままフックで固定すれば、背の高い荷物も積めます。

【ムーヴ荷室】
ムーヴ荷室

ムーヴ荷室

 

シートアレンジはワゴンRもムーヴも多彩で、使い方に合わせたシートアレンジが可能です。

【ワゴンRシートアレンジ】
ワゴンRシートアレンジ

出典:スズキ株式会社

【ムーヴシートアレンジ】
ムーヴシートアレンジ

出典:ダイハツ工業株式会社

ボディカラーの比較

ボディカラーを表にまとめました。
標準設定は○、グレード別は△、設定無しは×で表示しています。

車種ワゴンR
ムーヴ
ブラック
ホワイト
パールホワイト
シルバー
ブラウン
アイボリー×
パープル×
ブルー
ライトブルー
レッド
ピンク×
イエロー
×
グリーン

ワゴンRはグレードによってボディカラーが異なり、FA・HYBRID FXは10色、上級グレードのHYBRID FZは8色の設定です。
ムーヴは10色の設定です。
どちらもボディカラーは豊富で、自分好みに合わせて選択可能です。


【ワゴンR HYBRID FZボディーカラー】
ワゴンRボディカラーFZ

【ワゴンR HYBRID FX/FAボディーカラー】
ワゴンRボディカラーFXFA
出典:スズキ株式会社

 

【ムーヴボディカラー】
ムーヴカラーバリエーション

出典:ダイハツ工業株式会社

安全性能の比較

比較表

ワゴンRとムーヴの安全性能を表にまとめました。
ワゴンRとムーヴは安全装備が非装着のグレードがありますが、この比較表では安全装備装着車としています。
標準装備は○、グレード別装備は△、非装備は×で表示しています。

車種ワゴンRムーヴ
衝突警報機能
ブレーキアシスト(前)
ブレーキアシスト(後)×
誤発進抑制(前後)
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能×
車線(路外)逸脱抑制機能××
先行車発進お知らせ機能
標識認識機能××
オートハイビーム
コーナーセンサー(前後)××
リヤパーキングセンサー×
LEDヘッドランプ×

比較の結果

ワゴンRもムーヴも基本的な安全装備は装備されていますが、ワゴンRの方が優れています。

ワゴンRはメーカーオプションを選択することにより、さらに安全性能が向上します。
例えば、全方位モニター用カメラパッケージ装着車を選択し専用のナビをつけることで、全方位モニターとして使用できます。
また、運転席前方のダッシュボード上に車速やシフト位置、デュアルセンサーブレーキサポートの警告などを表示するヘッドアップディスプレイを採用しています。

ワゴンRとムーヴをオススメしたい人

ここまで、ワゴンRとムーヴの比較をしてきました。
最後に、ワゴンRとムーヴ、それぞれをオススメしたい人のポイントをお伝えします。

燃費や使い勝手を重視したい人はワゴンR

ワゴンRは燃費が良く、使い勝手が良いクルマです。

ハイブリッドグレードは特に燃費が良くなるため、毎日運転する方にとって嬉しいポイントです。
また、リアシートを倒すとほぼフラットになったり収納が多くあったりと非常に使い勝手が良く、まさにバランスの取れたクルマと言えます。

 

ワゴンRについて詳しく知りたい方は、下記の記事を是非ご覧ください。


ワゴンR 在庫検索

内外装の上質感やターボグレードを重視したい人はムーヴ

ムーヴの内外装はデザインや素材含め上質で華やかな印象です。

明るい内装と座り心地を考えたシート、細かな収納の豊富さは毎日の運転を豊かにしてくれます。
また、ターボグレードが設定されていることで選択肢が広がります。
ムーヴのターボグレードは、ワゴンタイプのターボグレードの中でも価格を抑えることができるため、ターボグレードを検討している方には嬉しいポイントです。

 

ムーヴについて詳しく知りたい方は、下記の記事を是非ご覧ください。

まとめ

ワゴンRとムーヴを比較すると、燃費や使い勝手を重視するならワゴンR、内外装の上質感やターボグレードを重視するならムーヴという結果になりました。
どちらも昔から愛されてきた、バランスの取れたワゴンタイプのクルマなので、是非ご自身の重視したいポイントに合うクルマを選んでください。