
※三菱の軽自動車「eKクロス スペース」は、2023年1月をもって生産を終了いたしました。
この記事を読んでいる方は、普段使いからレジャーまで幅広く使える軽自動車やスライドドアのクルマを探していたり、実質的な後継車として販売されている「デリカミニ」とで悩んでいる方なのではないでしょうか。
eKクロス スペースは2023年1月で生産を終了していますので、新車の場合ディーラーに残っている在庫か、中古車で選ぶことになりますが、SUVを意識した外装だけでなく上質さにこだわった内装やスライドドア仕様など、今なお人気のスーパーハイトワゴンです。
今回の記事では、eKクロス スペースの内装の特徴や燃費について、基本情報から注意したいポイント、魅力を紹介しつつ兄弟車であるeKクロスとの違いも記載していきます。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と燃費、内装外装安全性能の魅力
- 各グレードの仕様比較
- 購入前に注意しておきたい価格とエンジン音
- eKクロスとeKクロス スペースの比較
eKクロス スペースとは
eKクロス スペースは、SUVを意識したクロスオーバーのデザインであるeKクロスと、スライドドアや広い車内空間であるeKスペースの機能を併せ持ったスーパーハイトワゴンモデルとして、2020年に発売されました。
現行は第2世代で、第1世代との大きな違いは、開発主体が三菱から日産になったことで、プラットフォーム(車台)が一新されました。
eKクロスよりも広い車内で、eKスペースよりもアクティブな雰囲気のエクステリアと上質な内装になっています。
広い車内スペースと、大開口のリアゲートで大きな荷物も積み下ろしもスムーズで、収納も多く、利便性が高いことも人気のポイントです。
しかしながら、三菱自動車は2023年1月18日、eKクロス スペースの生産を2022年度末で終了するとホームページで発表しました。
後続車は、eKクロス スペースを基本にSUVテイストを更に強めたデリカミニを発表しています。
eKクロススペースは、販売不振で生産終了になった訳ではありません。
むしろSUVテイストを取り入れたデザインは三菱の売れ筋の人気モデルでした。
しかし三菱が目指していた「SUV風スーパーハイトワゴン」としての立ち位置を確立できなかったため、後継車デリカミニをラインナップすることで、eKクロススペースの生産終了が決まりました。
eKクロス スペースの基本情報
eKクロス スペースの基本情報を表にまとめました。
グレード | 本体価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 |
---|---|---|---|---|
M | 1,655,500円 1,787,500円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 20.9km/L 19.0km/L |
G | 1,771,800円 1,903,000円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 20.9km/L 19.0km/L |
G Plus Edition | 1,826,000円 1,958,000円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 20.9km/L 19.0km/L |
G Premium | 1,980,000円 2,112,000円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 20.9km/L 19.0km/L |
T | 2,007,500円 2,139,500円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 19.2km/L 17.5km/L |
T Premium | 2,068,000円 2,200,000円 | 2WD 4WD | 1780mm 1800mm | 19.2km/L 17.5km/L |
本体価格
eKクロス スペースは、シンプルなMグレードでも本体価格1,655,500円〜と軽自動車では比較的高額な価格設定です。
価格については、注意したいポイントの中で後述します。
車高
eKクロス スペースの車高は2WDで1,780mm、4WDで1,800mmです。
メーカーオプションのルーフレールを装着すると、さらに20mm高くなります。
マンションの駐車場によくある機械で昇降する立体駐車場の高さの基準は1,550mm以下なので、最下段におクルマを停める方は注意が必要です。
ただ、その分車内空間は天井までが非常に高く設計されており、圧迫感なく大人が4名乗車することができます。
燃費
国土交通省が発表した省エネルギー法に基づく、自動車燃費一覧(令和5年3月)からeKクロス スペースの項目を確認してみます。
該当する燃費基準値が23.4km/Lで、eKクロス スペースの一番重いTプレミアム 4WDは、車両重量1,060㎏で燃費17.5km/L。
一瞬、燃費基準値に照らし合わせると燃費が悪いように見えますが、燃費基準とは現在販売されている自動車の中で最も燃費性能が優れている自動車の燃費を基準に設定されているので、平均値ではなく最高値と考えればまずまずの燃費<と言えます。 eKクロス スペースに搭載されている燃料タンクは27Lですので、eKクロス スペースの燃費性能であれば1回の満タン給油で500km程度の走行が可能な計算になります。
実際の燃費性能は走行路面やアクセル、ブレーキの踏み方で変わりますが、東京都心から静岡県・長野県などの東海中部地方へ無給油で往復移動できる燃費性能に相当します。
【自動車の燃費基準とは】
国土交通省が「省エネルギー法」に基づき、エネルギー消費効率(燃費)の改善を目指し設定した燃費基準のことです。
燃費基準の設定には「トップランナー方式」が採用されています。
トップランナー方式(トップランナー基準)とは、現在商品化されている自動車のうち最も燃費性能が優れている自動車をベースに、技術開発の将来の見通し等を踏まえて策定した基準。
つまり、更に性能を高めるための目標値ということです。
以前は平均基準方式(平均値から基準を設定)がとられていましたが、平均基準方式は基準値の設定に時間がかかる、目標値が低くなるなどのデメリットがありました。
トップランナー方式では上記のデメリットが解消される反面、自動車メーカーにとってはとても高い燃費性能を求められることになります。
また、各メーカーに燃費性能の高い自動車の開発競争を促す狙いもあります。
内装の魅力
こだわりの上質な内装
eKクロス スペースの標準のインテリアカラーはブラックを基調としており、軽自動車とは思えない、シックで落ち着きを感じさせる室内空間となっています。
出典: 三菱自動車工業株式会社
シート表皮には撥水加工されたファブリックを使用し、キルティングパターンをあしらうことでスタイリッシュさや上質さを室内にもたらしています。
水や汚れに強く、お手入れしやすいのも嬉しいポイントです。
標準仕様のフロントシートはベンチシートですが、「G」「T」グレードでは運転席と助手席を独立させたセパレートシートの選択も可能です。
プレミアムインテリアパッケージを選択すれば、合成皮革とファブリックを使用した手触りのいいブラウンのシートを選べます。
アレンジ豊富なリアシート
eKクロス スペースの大きな特徴は、シートアレンジによる室内スペースの確保です。
広々とした室内空間を確保した上、さらにリアシートを約320mmスライド可能にし、狭くなりがちな後席の居住性を向上しています。
出典: 三菱自動車工業株式会社
荷物が多いときには前方にスライドさせて荷室を確保でき、ゆったりと後席で座りたいときには、後方にスライドさせて足元の空間を広げられます。
また、左右別々でリクライニングできるので、荷室容量を調整するのに折りたたみも可能です。
eKクロス スペースのシートアレンジの一例をお見せします。
乗員2名+荷物
出典: 三菱自動車工業株式会社
後席のレバーを操作するだけで簡単に荷室がさらに広がります。クーラーボックスなど、かさばるキャンプ道具も余裕で積載できます。
乗員3名+長尺荷物
出典: 三菱自動車工業株式会社
後席片側シートを倒せば、3人乗車時でもカーペットやDIYで使う木材などの長尺物も積載できます。
使い勝手の良い収納
eKクロス スペースは、多くの収納があり、使い勝手が良いのも人気のポイントです。
出典: 三菱自動車工業株式会社
アッパーオープントレイ(助手席側・センター)
助手席前と運転席から手を伸ばした距離のセンター部分に、スマートフォンを置けるようなサイズのスペースがあります。
少し窪みがあるので走行中でも物が落ちにくく、小物を置くのにちょうどよい収納です。
アッパーグローブボックス
引き出し式の収納で、ティッシュボックスを入れておくのに適したサイズです。すぐに取り出したいけれど、普段は隠しておきたい物を収納するのに便利なスペースです。
グローブボックス
アッパーグローブボックスの下にあるのがグローブボックスです。
大きなスペースではないため、車検証やクルマの取扱説明書を入れる程度の大きさです。
センタートレイ(引き出し式&カップホルダー付)
引き出し式のセンタートレイは、カップホルダーも付いているので、小物を置けるだけでなく購入した飲み物を置くことができます。
助手席シートアンダートレイ
助手席下にあるシートアンダートレイは、靴など汚れが気になる小物を収納できるスペースです。
前席側からも後席側からも引き出しできるので、後席で使いたい小物を入れておくことも出来ます。
車検証入れも付いているので、ここにも車検証を収納できます。
フロントシートバックポケット下側(助手席) / 充電用USBポート(助手席シートバック)
助手席の後ろにあるシートバックポケットです。
全グレードの助手席シートバックに充電用USBポートもあるため、タブレットなどポケットに収納しながら充電できます。
外装の魅力
軽に見えない幅広デザイン
eKクロス スペースは、内装のリラックスできる上質空間とは裏腹に、外装はSUVを意識した個性的な顔をしているのが特徴です。
出典: 三菱自動車工業株式会社
力強いグリルとフロントバンパーからフェンダーに流れていく造形にSUVのタフな力強さを感じます。
さらに、ナンバープレートが中央につき、フロントも幅広くキープされているので、軽に思われないデザインです。
内装と外装のギャップも、eK クロススペースの魅力と言えるかもしれません。
シャープさ際立つボディカラー
eKクロス スペースのボディカラーは12色。
軽自動車としては珍しく、高級感のあるメタリックカラーや2トーン仕様が豊富です。
基本色である、モノトーンカラーのチタニウムグレーメタリック、ブラックマイカ、レッドメタリックの3色の他、モノトーンの有料色3色、2トーンの有料色6色から自分好みの個性を出した1台を選ぶことができます。
出典: 三菱自動車工業株式会社
グレードによって異なる仕様
eKクロス スペースでは、660cc直列3気筒NAエンジンと直列3気筒ターボエンジンの2種類のパワートレインを採用しています。
グレードはNAエンジンに「M」「G」の2種類、ターボエンジンに「T」1種類の計3種類が設定されています。
駆動方式はいずれのグレードにも2WD、4WDが用意されています。
簡単にeKクロス スペースのグレード別の特徴をご紹介します。
価格に見合った装備内容の「M」
「M」はeKクロス スペースの中では最も価格の安いグレードですが、それでも160万円以上するため軽自動車としては決して安いとはいえない価格。
しかし、省電力でより遠くまで明るく照らし出すLEDヘッドライトや両側のスライドドア、ガラス類のUVカット機能など基本的な装備は揃っており、TVアンテナやGPSアンテナを含むナビ取付けパッケージなどの装備も搭載されています。
また、先進安全装備は上級グレードと同じ「e-Assist」を標準装備されているのも嬉しいポイント。
予防安全技術や先進安全装備を標準装備されている車種は多くありますが、上級グレードとまったく同じ内容の安全装備が搭載されている車種はそう多くありません。
ハンズフリーオートスライドドアが標準装備の「G」
「G」では助手席側のスライドドアが電動で開閉可能なオートスライドドア、足をドアの下にかざすだけでドアが自動で開閉するハンズフリー機能を備えています。
また、タッチパネル式のフルオートエアコン、キーを携帯しておけばキーを取り出さずにドアの解錠や施錠ができるキーレスオペレーションシステム&エンジンスイッチなど、近年の注目装備が搭載。
さらに、フロントバンパーとリアバンパーにシルバーアクセントが追加され、足回りも15インチのアルミホイールとなり、クロスオーバーモデルらしいルックスとなっているのも魅力です。
eKクロス スペースで唯一ターボエンジンの「T」
eKクロス スペースで唯一ターボエンジンを搭載する最上級グレード。
装備は「G」と変わりありませんが、ターボエンジンの力強い走りを存分に楽しめるパドルシフトが装備されており、車重が重いeKクロス スペースでも高速道路や急な登り坂でパワー不足を感じず走ることができます。
燃費性能
カタログ燃費について
カタログ燃費の値としてWLTCモードが使われています。
WLTCモードは、2017年夏以降新たに加えられた燃費表示で国際的な試験方法です。
「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の3つの走行モードによる燃費が表記され、これら各走行モードの平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードがWLTCモード。
ドライバー以外の乗員や積載物の重量など使用実態を考慮していること、ユーザーのクルマを使用する環境に合った燃費の比較がしやすい燃費表示です。
eKクロス スペースの燃費
eKクロス スペースのカタログ燃費を詳しく見ていきます。
【2WD】
グレード | エンジン | WLTC モード | 市街地 モード | 郊外 モード | 高速道路 モード |
---|---|---|---|---|---|
M | NA | 20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/L | 20.7km/L |
G | NA | 20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/L | 20.7km/L |
G Plus Edition | NA | 20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/ | 20.7km/L |
G Premium | NA | 20.9km/L | 19.6km/L | 22.1km/L | 20.7km/L |
T | ターボ | 19.2km/L | 16.7km/L | 20.6km/L | 19.6km/L |
T Premium | ターボ | 19.2km/L | 16.7km/L | 20.6km/L | 19.6km/L |
【4WD】
グレード | エンジン | WLTC モード | 市街地 モード | 郊外 モード | 高速道路 モード |
---|---|---|---|---|---|
M | NA | 19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
G | NA | 19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
G Plus Edition | NA | 19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
G Premium | NA | 19.0km/L | 17.0km/L | 20.5km/L | 19.0km/L |
T | ターボ | 17.5km/L | 16.2km/L | 18.3km/L | 17.6km/L |
T Premium | ターボ | 17.5km/L | 16.2km/L | 18.3km/L | 17.6km/L |
eKクロス スペースは、スーパーハイトワゴンならではの重さから燃費が良くないように見えますが、減速時のエネルギーをエンジンアシストに利用したり、アイドリングストップなどに再利用するなどマイルドハイブリッドを採用している実用的な燃費性能を確保したモデルです。
eKクロス スペースのライバル車として挙げられるのはスズキハスラーや日産ルークスと比較してみます。
スズキハスラーHYBRID Gで、WLTCモード23.4km/Lなのでハスラーの燃費がより優れていることがわかります。
日産ルークスSは、WLTCモード20.9km/Lとなり、eKクロス スペースとの燃費性能に差は見られません。
毎日気兼ねなく使えるクルマとしてはeKクロス スペースの燃費は充分良い数値と言えますが、燃費の良さにこだわりたい方はスズキハスラーも検討してみてください。
ハスラーについてはこちらの記事をご覧ください。
安全性能
今や安全性能はクルマ選びをする上で必要不可欠な要素です。
eKクロス スペースの安全性能を紹介します。
先進安全装備
出典: 三菱自動車工業株式会社
eKクロス スペースは「サポカーS ワイド」対象車です。
サポカーS ワイドとは、運転認識力をサポートしてくれる最も安全性能が高い機能で、特に高齢運転者に推奨されている安全装備です。
サポカーS ワイドの基本機能は以下の4つです。
●衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM](歩行者検知付)
●踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]
●車線逸脱警報システム[LDW]&車線逸脱防止支援機能[LDP]
●オートマチックハイビーム[AHB]
eKクロス スペースは全車「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(障害物検知機能付のものも含む)(PMPD)認定制度」認定車です。
安全性能
出典: 三菱自動車工業株式会社
乗る人みんなをしっかり守るために、充実した安全性能でドライバーをサポートします。
eKクロス スペースに付いている機能は以下の14つです。
●アクティブスタビリティコントロール[ASC]
●急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐ。ABS(EBD付)
●シートベルト非着用ウォーニング(全席)
●リヤシートベルトプリテンショナー
●アダプティブLEDヘッドライト[ALH](光軸自動調整機構付)
●LEDヘッドライト&LEDハイマウントストップランプ
●7つのSRSエアバッグ
●頸部衝撃低減フロントシート
●歩行者傷害軽減ボディ
●衝突安全強化ボディ RISE(ライズ)
●ヒルディセントコントロール
●ヒルスタートアシスト[HSA]
●グリップコントロール
●フルタイム4WD(4WD)
全ての席で安心して過ごすことが可能です。
また、ボディは衝突エネルギーを吸収するフロントボディ構造と高剛性キャビン構造を組み合わせた、衝突安全強化ボディ「RISE(ライズ)」を採用。
客室保全環状構造や、高張力鋼板を適材適所に使用したことにより、前面、側面、後面衝突はもちろん、オフセット衝突でもすぐれた乗員保護性能を実現しています。
注意したいポイント
価格設定
eKクロス スペースの価格は1,655,500円〜と、軽自動車トップクラスの価格の高さです。
燃費でも比較したスーパーハイトワゴンのハスラーとルークスでくらべてみると、ハスラーが1,365,100円〜、ルークス1,463,000円〜の価格設定の為、少し高額な設定なのが分かります。
ただ、その分より高級感のある内外装に加えて充実した装備が魅力です。
金額とのバランスも考えながらご検討してみてはいかがでしょうか。
横風の影響を受けやすい
スライドドアのハイトワゴン系の車は、その背の高さから横風の影響を受けやすく、車体の揺れを感じる場合があります。
eKクロス スペースの優れた走行性能でも、走行時のふらつきが気になる方もいるかも知れません。
走行時の感覚は人によって異なるため、気になる方は購入前の試乗をおすすめします。
加速が悪い
eKクロス スペースは、スーパーハイトワゴンの中でも重い車両で、加速が悪いと感じるかもしれません。
eKスペースの重さは、NA車が950kg~、ターボ車が970kg~となり、NAエンジンで900kg台の車重というのは、ややパワー不足は否めません。
パワーの違いを感じるのはバイパスや高速道路の加速時だけかと思われがちですが、一般道で信号待ちから普通にスタートするだけでも意外に差を感じるものです。
ですので、高速道路をよく使う人はもちろん、街乗りメインのユーザーにもターボ車をおすすめします。
エンジン音が気になる
eKクロス スペースは、車重が重いということもあって、特にNAエンジンだと回転数を上げなければならず、その結果エンジン音が大きく感じます。
しかし、エンジンルームと客室との間の遮音や吸音性能を高めたことで、静かさも上級車並みまで向上しました。
さらに静音性を高めたければ、ターボ車をおすすめします。
ターボ車を選べば、動力性能に余裕があることで加速時にエンジン回転が上がりにくくなり、自然吸気車に比べてエンジン音がより静かなものになるからです。
よくある質問


乗り心地はどうか
スーパーハイトワゴンは、その背の高さから走行が不安定になりがちですが、eKクロス スペースは、計算された車高と重量のバランスにより、路地を曲がった際のふらつきもなく、路面の変化やつなぎ目からの衝撃に対してもしなやかな乗り心地を実現しました。
その走行性能は、競合他社のスーパーハイトワゴンと比べても圧倒的に優れています。
アラウンドビューモニターや自動ブレーキなども最新のものが採用されていて、高い安心感があります。
安定性の高さから、足回りの硬さが気になるかも知れません。
足回りの硬さは人により感じ方が異なるため、気になる方は購入前の試乗をおすすめします。
eKクロスとeKクロス スペースの違い
eKクロスとeKクロス スペースは、エンジンパフォーマンスや充実した先進安全装備など違いはなく、デザインも三菱自動車の特徴である「ダイナミックシールド」を採用しており、いずれもスタイリッシュで洗練された印象のクルマです。
ただし、細部に目を向けると、eKクロスは動きのあるデザインで活動的な若々しさを、eKクロス スペースはどっしりとした安定感あるデザインで落ち着いた上質なイメージにそれぞれ落とし込まれています。
また、後席へのアクセスもeKクロスが一般的な前後ヒンジドアに対して、eKクロス スペースは両側スライドドアという大きな違いがあります。
スタイリッシュな外観と運転のしやすい優れたパッケージングのeKクロスと、質感の高い内装とミニバン的な落ち着きのeKクロス スペース。
実は同じようで異なる2台です。
eKクロス スペースとよく比較される車種
eKクロスとeKクロス スペースは、エンジンパフォーマンスや充実した先進安全装備など違いはなく、デザインも三菱自動車の特徴である「ダイナミックシールド」を採用しており、いずれもスタイリッシュで洗練された印象のクルマです。
eKクロス スペースはスーパーハイトワゴンと呼ばれるクルマなので、他メーカーで比較されることが多いのはハスラー、ルークス、スペーシア、N-BOXです。
サイズ感は似ていますが、それぞれ個性があり、力を入れているポイントが異なるため、自分の求めている条件に合わせて、是非比較検討してみてください。
よく比較される車種についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
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まとめ
今回の記事では、eKクロス スペースをご紹介しました。
eKスペースシリーズの強みはとにかくデザインと走りの良さですが、中でもeKクロス スペースは、両側スライドドアと荷物の量に応じたシートアレンジで、子育て世代のママさんや、アウトドアギアをたくさん積んで出かけたいポストファミリー世代の期待に十分応えてくれる注目のクルマです。
気になった方は是非、実物を見てみてください。


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