小回りが利き、燃費が良い軽自動車は日常使いに非常に便利で人気があります。
特に、スライドドアや充実した収納、機能が備わったモデルは子育て世代にもピッタリです。
今回の記事では、子育て世代がクルマを選ぶときに重視したいポイントと、おすすめの車種を紹介します。
この記事を読んでわかること
- 子育て世代がクルマを選ぶときに重視したい装備と機能
- 子育て世代におすすめの車種とその魅力
- おすすめ車種の価格と燃費
子育て世代におすすめの装備
スライドドア
スライドドアはベビーカーを載せたり、買い物した荷物を載せる際に役立ちます。
また、ヒンジドアに比べ子供がドアを開いたときに横のクルマにぶつけるリスクが低くなり、安心してお子さんが乗り降り可能。
スライドドアの車種は低床設計になっており、クルマに乗るときのステップが低いため、乗り降りしやすいこともメリットです。
シートアレンジ
シートアレンジが豊富だと、自分の使いたい形でシートを活用することができます。
前席は助手席が前に倒れるもの、後ろに倒れるもの、その角度も車種によって異なります。
また、リアシートは荷室側からもスライド可能なものや格納時にフラットになるものが便利です。
この後のおすすめ車種紹介で、シートアレンジについても紹介していきます。
収納
軽自動車はもともと収納が豊富な車種が多くラインナップされています。
特に、隠せる収納や取り外し可能な収納BOXが装備されていると、お子さんにいたずらされる心配もありませんし、汚れたものを入れてそのまま車内から持ち運ぶことができます。
便利な機能
スライドドアは手動式と電動式に分かれます。
また、スライドドアを自動でオープンできる予約機能がついていたり、足の動きで自動開閉可能な車種もあります。
お子さんを抱っこしながら荷物を載せたいときなど、両手がふさがっているときに非常に助かる機能です。
その他、自動的にサイドブレーキをかけてくれる、駐車時に真上からクルマを見ているような映像を表示してくれるなど様々な機能があります。
車種によって機能は大きく異なるため、どのような便利な機能が装備されているかを、この後紹介していきます。
燃費
軽自動車は平均的に燃費性能が優れていますが、特に距離を走る方は重視したいポイントです。
カタログ燃費の表示はWLTCモードとJC08モードがありますが、より実走行に近いとされているWLTCモードを確認してください。
今回の記事で表示している燃費数値もWLTCモードです。
WLTCモード
2017年夏以降新たに加えられた燃費表示で国際的な試験方法。
「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の3つの走行モードによる燃費が表記され、これら各走行モードの平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードがWLTCモードです。
ドライバー以外の乗員や積載物の重量など使用実態を考慮していること、ユーザーのクルマを使用する環境に合った燃費の比較がしやすい燃費表示です。
子育て世代におすすめの車種6選
ここから、子育て世代におすすめの車種6選を紹介します。
すべてスライドドアの車種です。
新車価格、カタログ燃費(WLTCモード)、車種の簡単な説明、おすすめのポイントの順に紹介していきます。
【ホンダ N-BOX】
- 新車価格:1,448,700円~2,128,000円
- カタログ燃費:19.0km/L~21.2km/L
N‐BOXは「ニュー ネクストニッポン ノリモノ」をキャッチコピーとして2011年に初代が発売されて以来、常に販売台数ランキングのトップを走り続けています。
子育て世代にも絶大な人気を誇るクルマです。
選べるシートタイプ
N-BOXはベンチシート仕様、スーパースライドシート仕様、スロープ仕様の3つの中からシートタイプを選択することが可能。
ベンチシート仕様とスーパースライド仕様はリアシートは19cmのスライド幅があり、左右別々に調整できます。
さらに、スーパースライド仕様はスライド量57cmの大きく前後に動かせる助手席シートが特徴です。
スライドリアシートと組み合わせると、後ろにいるお子さんのお世話もしやすくなります。
出典:本田技研工業株式会社
リアシートの使い勝手が良い
N-BOXのリアシートは跳ね上げることができ、お子さんの着替える場所として使うことが可能です。
出典:本田技研工業株式会社
肩の部分にあるレバーを引くと、ワンアクションでリアシートを足元に格納できます。
リアシートは格納するとフラットな状態になるため、自転車などの大きな荷物を載せたいときに便利です。
N-BOXについては是非こちらの記事をご覧ください
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【スズキ スペーシア】
- 新車価格:1,312,300円~2,006,400円
- カタログ燃費:19.2km/L~22.2km/L
スペーシアは「ザ かぞくの乗りもの」のキャッチコピーの通り、広くて使いやすい空間、スムーズで低燃費な走りなど家族に嬉しいポイントが多くあるクルマです。
軽ハイトワゴンナンバー1の低燃費
スペーシアは軽ハイトワゴンナンバー1の低燃費です。
車両重量が他のハイトワゴンと比較して軽く、マイルドハイブリッドシステムを採用。
出費が気になる子育て世代にとって、低燃費でガソリン代を節約できることは魅力的です。
スーツケースをモチーフにした隠せる収納
スペーシアはもともと、収納が非常に豊富なクルマです。
特にインパネ部分はスーツケースをモチーフにしたデザインとなっており、隠せる収納の豊富さが魅力です。
助手席の下には取り外し可能、丸洗い可能な収納BOXが備わっています。
お子さんの靴や汚れてしまった洋服などをいれておくのにピッタリです。
スペーシアについては是非こちらの記事をご覧ください
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【ダイハツ タント】
- 新車価格:1,353,000円~1,991,000円
- カタログ燃費:18.2km/L~22.7km/L
タントは背の高くて広い、ハイトワゴンタイプの先駆け的存在です。
車内空間の広さはもちろん、子育て世代に嬉しい装備が盛りだくさんです。
唯一無二のミラクルウォークスルーパッケージ
ミラクルウォークスルーパッケージとは、電動スライドドアの自動オープン機能(降車時要予約)や助手席側に柱がないピラーレス、大開口のミラクルオープンドア、運転席・助手席のロングスライドシートを合わせた総称。
特にミラクルオープンドアは大開口なので、横から畳んだベビーカーなどの大きな荷物を載せやすく、子育て世代に支持されています。
【ミラクルオープンドア】
シートバックテーブル
グレード別装備ですが、タントの助手席・運転席の後ろにシートバックテーブルが装備されています。
物が落ちにくいふち高のテーブルにはタブレットを立てかけることができ、お子さま用のマグカップ、500mlの紙パックが入るカップホルダーがあります。
タントについては是非こちらの記事をご覧ください
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【日産 ルークス】
- 新車価格:1,415,700円~2,132,900円
- カタログ燃費:16.4km/L~20.8km/L
ルークスはゆとりのある空間と先進装備が魅力です。
グレード別でプロパイロットやハンズフリースライドドアが装備されており、その他先進技術や便利な機能が多数搭載されています。
軽自動車トップクラスのゆとりのある車内空間
室内長は220cm、室内高は139cmの広々とした車内空間は大人4人でもゆったりくつろぐことができる広さです。
リアの足元スペースが広いため、大人がゆったり座りながらお子さんのお世話をすることも可能です。
また、65cmの大開口のスライドドアで、チャイルドシートにお子さんを座らせやすいことも魅力です。
ハンズフリーオートスライドドア
グレード別で片足を振り入れるだけでスライドドアが開閉できる、ハンズフリーオートスライドドアを装備。
お子さんを抱っこしながら、ドアに触れず楽に開閉が可能です。
出典:日産自動車株式会社
ルークスについては是非こちらの記事をご覧ください
【ダイハツ ムーヴキャンバス】
- 新車価格:1,463,000円~1,919,500円
- カタログ燃費:18.2km/L~22.9km/L
ムーヴキャンバスは丸いデザインと可愛らしさが人気のクルマです。
両側電動スライドドアが標準装備、その他グレード別で置きラクボックスやホッとカップホルダーが装備されるなどデザインだけでなく、装備も充実。
両側電動スライドドア
ムーヴキャンバスは両側電動スライドドアが標準装備です。
多くの車種が、上級グレード、またはメーカーオプションでないと両側電動スライドドアは装備されないため非常に珍しい車種であると言えます。
お子さんや買い物で手がふさがっているときには、左側だけでなく右側も電動スライドドアだと助かります。
置きラクボックス
リアシートには座席の下から引き出せる置きラクボックスがグレード別で装備されています。
今までの軽自動車にはなかった、ムーヴキャンバスに初めて採用された装備です。
ついたてを上げる動作は片手で可能で、足元に直接荷物を置きたくない方の悩みを解決してくれます。
出典:ダイハツ工業株式会社
ムーヴキャンバスについては是非こちらの記事をご覧ください
【スズキ ワゴンRスマイル】
- 新車価格:1,296,900円~1,716,000円
- カタログ燃費:22.5km/L~25.1km/L
ワゴンRスマイルは「高いデザイン性とスライドドアの使い勝手を融合させた、新しい軽ワゴン」をコンセプトとして誕生。
その魅力は使い勝手の良さと燃費の良さです。
フルフラットになるシートアレンジ
ワゴンRスマイルはリアシートを倒すと、フルフラットになります。
大きな荷物や水平に運びたい荷物を載せるのに便利です。
また、助手席も前後に倒すことができ、リアシートは片方だけ倒すことができるのでお子さんを後ろに乗せる+荷物を載せるという使い方もできます。
マイルドハイブリッド
ワゴンRスマイルのカタログ燃費は今回紹介している6車種の中で最も良く、25.1km/Lなのでガソリン代の節約になります。
HYBRID搭載グレードは減速時のエネルギーで発電、加速時にはその電力を用いてモーターでエンジンをアシストします。
また、ステータスインフォメーションランプが採用されており、燃費効率がよい運転状態になるとランプの色が変化するため、エコドライブを心掛けることができます。
出典:スズキ株式会社
ワゴンRスマイルについては是非こちらの記事をご覧ください
まとめ
今回の記事では、子育て世代におすすめの車種を紹介しました。
軽自動車の中でもスライドドアが装備され、子育て世代が使いやすい車種も増えています。
同じスライドドアの車種でもそれぞれ異なる特徴があり、今回紹介したおすすめポイントもそのほんの一部です。
是非、この記事を自分に合うクルマ選びの参考にしてください。
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