
この記事を読まれている方は、人気のスペーシアのカスタムモデルって何?と気になっている方なのではないでしょうか。
スズキのスペーシアカスタムは、ノーマルのスペーシアをベースに、スペーシアカスタムにしかないデザインや収納アイテム、快適機能などがプラスされた軽ハイトワゴンです。
今回は、スペーシアカスタム基本情報や内装外装の魅力、車種選びの注意点についてご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 基本情報と燃費性能、内装外装安全性能の魅力
- 購入前に注意しておきたい価格とリアシートの乗り心地
- 広い室内空間と使い勝手の良いシートアレンジ紹介
- スペーシアとスペーシアカスタムのデザイン比較
目次
スペーシアカスタムとは
スペーシアカスタムは、広い車内空間と走行性能・燃費性能の高さで人気を誇るスペーシアをベースとして、よりワイルドでスポーティにカスタマイズされたクルマです。
スペーシアカスタムは現在、2017年12月にスペーシアと同時にフルモデルチェンジをして2代目。
スペーシアの姉妹モデルとしてプラットフォームは共通していますが、スタイルは全く別モデルと思ってしまうほどに異なっています。
スペーシアカスタムの基本情報
スペーシアカスタムのグレードは3種類の設定です。
車のグレード選びは、使い勝手を左右する大きなポイントです。
グレード | 価格 | 駆動 | 車高 | 燃費 WLTCモード |
---|---|---|---|---|
HYBRID GS | 1,663,200円 1,786,400円 | 2WD 4WD | 1,785 mm 1,785 mm | 21.2 km/L 20.2 km/L |
HYBRID XS | 1,811,700円 1,934,900円 | 2WD 4WD | 1,785 mm 1,785 mm | 21.2 km/L 20.2 km/L |
HYBRID XS TURBO | 1,883,200円 2,006,400円 | 2WD 4WD | 1,785 mm 1,785 mm | 19.8 km/L 19.2 km/L |
スペーシアカスタムの車高は1,785mmです。
機械式駐車場にクルマを止める方は注意が必要です。
最近では、大型ミニバンの増加によって高さ制限を緩和して2,000mm以上としている立体駐車場も増加しているのですが、以前の立体駐車場の基準は1,550mm以下だったため、立体駐車場に駐車する際には高さ制限を確認してください。
スペーシアカスタムの注意点
広い室内空間と安全機能の充実により幅広い層に人気があるスペーシアカスタムですが、搭載されている装備とコストパフォーマンスのバランスなど事前に注意しておきたいポイントがあります。
価格が高い
カスタム車のため、車両価格は高額になります。
トップグレードを選択するとオプションや諸経費費用を含め200万を超えるので、コンパクトカーよりも価格が高いと言われています。
しかし、スペーシアカスタムは全車にマイルドハイブリッドが装備され、エンジンの出力をアシストしているなど、価格相応の優れた動力性能を備えています。
価格を抑えたい方はスタンダードグレードなど検討するのがおすすめです。
リアシートの乗り心地
スペーシアカスタムの後席は若干硬めの仕上がりになっており、ベンチシートのタイプとなっているため、乗車時の揺れを感じるかもしれません。
また、スペーシアカスタムはマイルドハイブリッドによる静粛性の高い走りが自慢ですが、その分突き上げ感が目立つと考えられています。
内装の魅力
スペーシアカスタムは、従来のスペーシアの特徴である広い室内空間や機能性高さに加え、より洗練された内装と機能が魅力です。
開放的な広い室内空間

出典:スズキ株式会社
スペーシアカスタムの室内寸法は、室内長2,215mm×室内幅1,345mm×室内高1,410mmとなっています。新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」が採用され、後席では天井と頭上の距離であるヘッドクリアランスが35mmも拡大され、軽自動車とは思えないほどの居住性を実現。
また、立てたフロントガラスやインパネの圧迫感を抑えるなどの工夫により、視界を妨げない安全運転にも繋がる開放的な空間を作り出しています。
使いやすいインパネ

出典:スズキ株式会社
スペーシアカスタムのインパネは、ブラックパールのカラーパネルとメッキ加飾が採用され、こだわりの本革のステアリングとシフトレバーなど洗練されたデザインで高級感のある仕上がり。
タコメーター・スピードメーター・ガソリン残量メーターの3連メーターが採用されており、無駄な視線移動を無くし一目で確認できるようになっている他、ドライバーが使いやすいように考えられたつくりになっています。
豊富な収納スペース

出典:スズキ株式会社
スペーシアカスタムはシートアレンジが多彩。
ワンタッチで調節できる「ワンタッチダブルフォールディング機能」や簡単にスライドできる「左右独立リヤシートスライド」で、乗車人数や荷物の大きさに合わせてアレンジができます。
また、多彩なシートアレンジによって、大きな荷物や長さのある物を収納するだけでなく、アウトドアや災害時の車中泊にも役立ちます。
さらに、携帯を充電しながら収納できる「リヤクォーターポケット+アクセサリーソケット」は標準装備され、助手席後ろに設置されたドリンクホルダー付きの「パーソナルテーブル」はスペーシアカスタム専用の収納機能です。
外装の魅力
スペーシアカスタムは、ノーマルのスペーシアと比較してスポーティなデザインや標準装備の機能が充実しています。
シャープなフォルム

出典:スズキ株式会社
スペーシアカスタムの大きなポイントとなるのがフロントグリル。
ノーマルのスペーシアは小さめですっきりとしたデザインなのに対して、カスタムはブラックを基調とした大型でワイルド、ややスポーティな印象のグリルを採用しています。
加えて、アルミホイールが標準で搭載されているのもスペーシアカスタムならではの特徴です。
ノーマルのスペーシアではスチールホイールとホイールキャップの組み合わせしか選択できなくなっていますが、カスタムでは14インチまたは15インチのシャープなデザインのアルミホイールが標準装備されます。
デザイン性を感じるヘッドライト
ヘッドライトのデザインもノーマルのスペーシアと大きく異なっています。
ノーマルのスペーシアはやや大きめの長方形のヘッドライトを搭載しているのに対して、スペーシアカスタムでは細めのヘッドライトを採用し、シャープでスポーティな印象になっています。
また、ノーマルのスペーシアは定番のハロゲンヘッドランプですが、カスタムでは省電力で長寿命かつ、照射性能の高いLEDヘッドランプを標準で搭載。
個性溢れるカラーバリエーション
スペーシアカスタムのボディカラーは、ベースの7色と2トーンルーフが4色です。
※2トーンルーフが選べるのは上位グレードだけになります。

2トーンルーフ

出典:スズキ株式会社
ノーマルなスペーシアが比較的明るいパステル系やナチュラル系のカラーを中心にラインナップしているのに対してスペーシアカスタムではスポーティでソリッドなカラーが中心です。
スペーシアカスタムの安全性能
スペーシアカスタムは、安心して運転できるように安全性能にも力を入れており、その1つとしてスズキの予防安全技術である「スズキ セーフティサポート」が標準装備です。
セーフティサポートには以下の機能が含まれています。
●デュアルカメラブレーキサポート
●後退時ブレーキサポート
●誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能
●車線逸脱警報機能/ふらつき警報機能
●車線逸脱抑制機能
●標識認識機能
●ハイビームアシスト
●全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール
●先行車発進お知らせ機能
●全方位モニター用カメラ
●ヘッドアップディスプレイ
ここでは、誰もが安心して運転できるための安全性能をご説明します。
全方位モニター用カメラ

出典:スズキ株式会社
見えない場所を映し出して運転をサポートするシステム。
全方位モニター用カメラは、セーフティサポートカーの前後左右に4つ設置されており、車を真上から見たような映像を映しだすことが可能です。 普通であれば死角になるような場所でもカメラで見えるようになるため、ドライバーの安全運転をサポートしてくれます。
ヘッドアップディスプレイ

出典:スズキ株式会社
走行中にナビに気を取られていると前方確認が疎かになり、視線を戻した瞬間にドキッとすることがあります。
このシステムでは、ドライバーが運転している視線の先に役立つ情報を表示するため、視線移動を減らして安全運転を支援してくれます。
軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]

出典:スズキ株式会社
ボディーの広範囲に「高張力鋼板」を使用し、強度を高めながら軽量化も実現。
さらに、より強度の高い「超高張力鋼板」も採用し、安全性を高めています。
ボディー構造には、衝突時の衝撃を吸収するクラッシャブル構造や、衝撃を効果的に分散する骨格構造、さらに高強度なキャビン構造など数々の安全技術を投入し、高い衝突安全性能を実現しています。
スペーシアカスタムのよくある質問
ここまでスペーシアカスタムの基本情報や注意したいポイント、魅力を紹介してきました。
最後に、スペーシアカスタムが気になっている方から頂く、良くある質問にお答えします。
スペーシアとの違いは?
スペーシアにはノーマルのスペーシアと、スペーシアカスタム、スペーシアギア、スペーシアギア マイスタイルの4種類のモデルがあります。
スペーシアカスタムは、広い車内空間と走行性能・燃費性能の高さで人気を誇るスペーシアをベースとして、よりワイルドでスポーティにカスタマイズされたクルマです。
スペーシアの姉妹モデルとしてプラットフォームは共通していますが、スタイルは全く別モデルと思ってしまうほどに異なっています。
単純に同じプラットフォームを持つモデルとして考えるともっともコストパフォーマンスに優れたモデルはノーマルのスペーシアです。
しかし、ノーマルのスペーシアにはターボエンジンを搭載したグレードがないので、ターボ搭載車にこだわるのであれば選択肢はスペーシアカスタム、またはスペーシアギアになります。
似ている車種は?
スペーシアカスタムは「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるモデルです。
姉妹車として、ノーマルの「スペーシア」、「スペーシア ギア」があります。
スーパーハイトワゴンの販売台数トップ3でいえば、ホンダ「N-BOXカスタム」、ダイハツ「タント カスタム」、日産「ルークス ハイウェイスター」の3車種です。
どの車種もそれぞれに特徴がありますので、クルマを選ぶ上で重要なポイントとなる項目を全部で5つご紹介します。
①シートアレンジ
②ボディサイズ
③外装・内装デザイン
④安全装備
⑤燃費と走行
この中で、何を優先すべきかを検討してみてください。
ご検討された後は、 実際にご自身の目で確かめながら、改めて比較することをおすすめします。
ハイトワゴンタイプのクルマついては、こちらもご覧ください。
スペーシアカスタムの燃費
スペーシアカスタムの燃費は2WD仕様の場合、WLTCモードでNAエンジンモデル21.2km/Lでターボエンジンモデルが19.8km/Lとなっています。
近年ではより燃費性能の優れた軽自動車もありますが、ボディサイズの大きいスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車としてはかなり優秀な数値と言えます。パワフルでスポーティな走行も楽しめるターボモデルでも高い燃費性能を実現している点もポイントです。
レディバグのYoutubeチャンネル
スズキスペーシアカスタムの紹介動画がレディバグのYoutubeチャンネルに投稿されています。
MY BEST 軽Car SUZUKI スペーシアカスタム(画像をクリックすると動画視聴できます)
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是非こちらもご視聴ください。

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