個性的でアクティブなデザインと実用性の高さで人気を集める軽SUV。
ヒンジドアだけでなく、スライドドア付きも登場するなど進化を続けています。
今回は2024年11月末時点で、軽自動車のSUVモデルにはどのような車種があるのか、特徴やおすすめポイント含め最新の情報をご紹介します。※OEM車を除く
軽SUVの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
この記事を読んでわかること
- 軽SUV人気の理由
- 2024年11月時点で新車販売されている車種一覧※OEM車除く
- 車種ごとの特徴とおすすめポイント
軽SUVとはどのような車か
SUVとはSport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略で、スポーツ用の多目的車を意味します。
軽SUVの多くはクロスオーバーSUVタイプと呼ばれる、アウトドアと街中両方の乗用に適したSUVです。
四角く道具感のあるエクステリアデザイン、アウトドア用品を積載しやすい広い荷室や撥水加工が施されたシートなど工夫が施されたインテリアを採用している車種もあり、その使い勝手の良さから人気を集めています。
もともと軽自動車は、使い勝手の良さや維持費の安さが主なメリット。
軽SUVは「それらのメリットに加えて、よりアクティブな軽自動車に乗りたい」という方に特におすすめです。
スズキの軽SUV
スズキから発売されている軽SUVは以下の3車種です。
- ・ジムニー
- ・ハスラー
- ・スペーシアギア
各車種の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
ジムニー
- 新車車両価格:1,654,400円~2,002,000円
- カタログ燃費:14.3km/L~16.6km/L
スズキ ジムニーとは
ジムニーは1970年に発売された軽自動車初の本格四輪駆動オフロード車です。
フレームには頑強なラダーフレーム構造を採用し、全グレードが4WDのターボエンジン車。
スズキでは初となるグッドデザイン金賞を受賞した合理的で無駄のないデザインと、力強い走りが魅力で、道路状況が良くない道でも快適に走行できるよう設計されています。
注文するディーラーやグレードによって異なりますが、2024年11月現在の納期は1年〜1年半の状況です。(当社調べ)
おすすめポイント
ジムニーは軽自動車唯一のクロスカントリー車です。
他の軽SUV車で採用されるフレームとボディが一体化したモノコック構造と比較して、頑丈なフレームの上に車体を載せて固定するラダーフレーム構造を採用。
頑丈さに加え、ボディが損傷を受けても走行への影響が少ないなどの特徴があります。
悪路を走行する際に最適な構造を採用するジムニーは、他の軽SUVとは一線を画す、まさに唯一無二の存在です。
ジムニーに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
ハスラー
- 新車車両価格:1,518,000円~2,021,800円
- カタログ燃費:20.8km/L~25.0km/L
スズキ ハスラーとは
ハスラーは2014年1月に発売されて以降、その個性的なデザインと使い勝手の良さで人気車種の仲間入りを果たしました。
2代目の現行モデルでは新たなグレードである「ハスラータフワイルド」を設定。
「もっと遊べる!もっとワクワク!もっとアクティブな軽クロスオーバー!」が商品コンセプトです。
一目でハスラーと分かる特徴的なエクステリアデザインと、遊び心のあるインテリアは、毎日の運転を楽しくしてくれること間違いなしの軽SUVです。
おすすめポイント
ハスラーは自由な空間を楽しめるシートアレンジが魅力。
シートアレンジが豊富&楽々でシーンに合わせたアレンジが可能です。
荷室はフラットになる他、後席の背面は防汚で汚れに強い仕様になっているため、アウトドア用品などをそのまま載せられます。
全てのシートを倒せば、車中泊のできる空間に大変身。
気軽に車中泊を楽しめます。
出典:スズキ株式会社
ハスラーに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
スペーシアギア
出典:スズキ株式会社
- 新車車両価格:1,952,500円~2,217,600円
- カタログ燃費:19.8km/L~23.9km/L
スズキ スペーシアギアとは
スペーシアギアはスズキから2018年12月に初代が発売され、2024年9月にフルモデルチェンジを実施し、現行モデルとなりました。
ベースのスペーシアはマイルドハイブリッド搭載による低燃費や豊富な収納、使い勝手の良さに定評のある車です。
「ギア」という名前は、アウトドアで使う道具全般を意味します。
軽スーパーハイトワゴンと言えばファミリーカーというイメージが強いですが、名前の通り趣味やアウトドアに使えるアクティブなデザインや、使い勝手の良い機能を備えている点が魅力のSUV車です。
おすすめポイント
スペーシアギアは充実した装備が魅力です。
ベースグレードから両側パワースライドドアやスリムサーキュレーター、マルチユースフラップなど嬉しい装備が標準装備。
後席に装備されるマルチユースフラップは、3つのモードで使い勝手抜群です。
後席に乗る人もゆったりとドライブを楽しめる他、荷物ストッパーとしても活躍します。
出典:スズキ株式会社
スペーシアギアに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
ダイハツの軽SUV
ダイハツから発売されている軽SUVは以下の2車種です。
- ・タフト
- ・タントファンクロス
各車種の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
タフト
- 新車車両価格:1,386,000円~1,886,500円
- カタログ燃費:18.2km/L~21.4km/L
ダイハツ タフトとは
タフトは2020年6月に発売され、初めの1か月で受注台数が1万8,000台と人気を集めました。
タフト(TAFT)の名称は、Tough & Almighty Fun Toolの頭文字を取ったもので、「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」が商品コンセプト。
2024年11月時点でベース車、特別仕様車クロムベンチャー、特別仕様車ダーククロムベンチャーの3つのタイプがあります。
開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを数多く採用しています。
ダイハツらしい使いやすさと親しみやすさを実現した車です。
おすすめポイント
大きなサンルーフであるスカイフィールトップが魅力です。
独自の開放感をもたらすだけでなく、頭上の見晴らしの良さを体感できるのはタフトならでは。
紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカット機能や、開閉できるシェードも用意されていて、いつでも快適なドライブを楽しめます。
出典: ダイハツ工業株式会社
タフトに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
タントファンクロス
- 新車車両価格:1,776,500円~2,024,000円
- カタログ燃費:18.2km/L~21.9km/L
ダイハツ タントファンクロスとは
2022年10月に発売された、タントの派生モデルであるタントファンクロス。
楽しさを意味する「ファン」とアクティブさを表現する「クロス」を組み合わせた車名が特徴です。
車内空間の広さや、タントの代名詞であるミラクルオープンドアなどの使い勝手の良さはそのままに、タフさを表現したSUVライクな外装デザインや撥水加工が施されたシートなどアクティブさを前面に押し出しています。
おすすめポイント
タントファンクロスは後席から荷室にかけての使い勝手の良さが魅力。
上下2段調節式デッキボードを標準装備しており、デッキボードの脚を立てれば2段積みが可能なため、荷室を広く使用できます。
後席背面には防水加工が施されているため、濡れた荷物も気にせず載せられて安心。
また、助手席側のピラーがないミラクルオープンドアにより、スライドドアからの荷物の積み下ろしが楽にできます。
出典:ダイハツ工業株式会社
タントファンクロスに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
ホンダの軽SUV
ホンダから発売されている軽SUVは以下の1車種です。
- ・N-BOX JOY
特徴やおすすめポイントをご紹介します。
N-BOX JOY
出典: 本田技研工業株式会社
- 新車車両価格:1,844,700円~2,260,500円
- カタログ燃費:18.4km/L~21.3km/L
ホンダ N-BOX JOYとは
N-BOXシリーズ第3のモデルとして登場した「N-BOX JOY」。
「ENJOY my Pace BOX」がコンセプトで、気軽にアウトドアを楽しみたい方や車内でゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりのモデルです。
人気モデルのN-BOXをベースに、道具感を感じられるエクステリア、明るくポップなインテリア、のびのびと過ごせる室内空間を設定し、毎日の運転をワクワクさせてくれること間違いなしの車に仕上がっています。
おすすめポイント
N-BOX JOYの荷室には、荷物を載せるだけではない魅力があります。
「ふらっとテラス」という名称がついており、後席を前に倒すことでフラットな空間が出現。
チェック柄のシートも可愛らしく、車内でのんびりとリラックスタイムを楽しめます。
後席背面にはプレートとクッション材が入っており、座り心地に配慮されている点にも注目です。
出典: 本田技研工業株式会社
N-BOX JOYに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
三菱の軽SUV
三菱から発売されている軽SUVは以下の2車種です。
- ・ekクロス
- ・デリカミニ
各車種の特徴やおすすめポイントをご紹介します。
ekクロス
出典: 三菱自動車工業株式会社
- 新車車両価格:1,697,300円~2,060,300円
- カタログ燃費:19.4km/L~23.3km/L
三菱 ekクロスとは
ekクロスは2019年に発売された、SUVテイストのクロスオーバーモデルの軽トールワゴンです。
同じ三菱自動車から発売されている、デリカD:5を彷彿とさせる精悍なエクステリアデザインが特徴。
ベースモデルであるeKワゴンとともに、2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーの「スモールモビリティ部門賞」を受賞しました。
さらにNPO法人日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2020年次RJCカーオブザイヤー」を受賞し、専門家にも高く評価されているモデルとなっています。
おすすめポイント
ekクロスは精悍なエクステリアデザインだけでなく、洗練されたインテリアデザインも魅力です。
ブラックを基調としたインテリアに、タッチパネル式フルオートエアコンやシャープなメーターデザインが映えます。
洗練された落ち着きのある空間で、ぜひドライブを楽しんでください。
出典: 三菱自動車工業株式会社
ekクロスに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
デリカミニ
- 新車車両価格:1,837,000円~2,271,500円
- カタログ燃費:17.5km/L~20.9km/L
三菱 デリカミニとは
三菱自動車から2023年5月に発売されたデリカミニ。
「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」がコンセプトです。
「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をデザインテーマとした内外装で、内装は三菱のスーパーハイトワゴンであるeKスペースシリーズを、外装は三菱のミニバンであるデリカをベースとしています。
日常からレジャーシーンまで快適に使える、アクティブに利用しやすい軽自動車です。
おすすめポイント
デリカミニは4WD専用装備として、大径15インチタイヤや専用ショックアブソーバーを採用しています。
専用ショックアブソーバーの採用により路面をしっかりと捉えられることに加え、車内には振動を伝えにくくなり、砂利道などの未舗装路を走行する際の安定性と快適性を高めました。
車種自体の特徴である見晴らしの良さと、4WDの特徴である走破性に優れている点でキャンプなどのアウトドアを楽しみたい方に特におすすめです。
出典:三菱自動車工業株式会社
デリカミニに関する詳しい記事はこちらをご覧ください。
人気の軽SUVにはどんな車種がある?記事 まとめ
今回は、個性的な見た目と使い勝手の良さで人気を集める、軽SUVの車種やおすすめポイントを紹介しました。
SUVと聞くとアウトドア用と思われる方も多いかもしれませんが、軽SUVは普段使いしやすい車が揃っています。
予算や走行性能、安全性能など重視する点に合わせて、各自動車メーカーから発売されている車種の中から、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください。
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