
「こんなクルマに乗りたい」という理想はあるけれど、予算やデザイン、広さなど踏まえて、どのクルマにしようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
子育てママにとって、幼稚園や保育園、習い事への送迎や買い物、通勤など日常生活に使えるクルマは小回りが利いて財布にも優しい軽自動車がおすすめです。
今回の記事では、子育てママがクルマ選びで重視したいポイントに合う軽自動車を紹介します。
この記事を読んでわかること
- デザインや外観重視の人におすすめの車種とその魅力
- 価格重視の人におすすめの車種とその魅力
- 車内の広さや車体の大きさ重視の人におすすめの車種とその魅力
クルマを選ぶ決め手
2022年7月に小学生以下の子供を持ち、クルマを保有する女性1,188人に、クルマ選びの決め手や車に欲しい機能、またクルマ選びで難しいと感じる点などを調査した結果を参考にすると、クルマを選ぶ決め手TOP3は以下の通りです。
参考資料:カルモマガジン
- ・「デザイン・外観」:23.3%
- ・「価格」:18.5%
- ・「車内の広さ・車体の大きさ」:15.7%
クルマは長く乗るものなので、自分の好みに合ったデザインを選びたいという子育てママが多いようです。
何かと出費の多い時期でもあり、お子さんとお出かけとなると荷物も多くなるため、車内の広さを決め手にしているのも頷けます。
自分の希望全てを兼ね備えたクルマに出会えることが理想ですが、そうでない場合は何を最重要視するかでクルマを選ぶことになります。
次項より、子育てママがクルマを選ぶ際の決め手TOP3それぞれにピッタリの軽自動車を紹介していきます。
車種ごとに、車両本体価格、カタログ燃費(WLTCモード)、車種の概要、決め手に合わせた魅力の順に紹介します。
デザイン・外観重視の人におすすめ
紹介する3車種は車高の低いセダンタイプ、デザインが評判のSUVタイプ、使い勝手の良いスライドドアタイプの中から特にデザインに定評のある3車種です。
スズキ ラパン

- 新車価格:1,251,800円~1,641,200円
- カタログ燃費:24.6km/L~26.2km/L
ラパンとは
2002年にスズキが販売した、女性をターゲットとした軽自動車です。
ラパンはフランス語でうさぎを意味しており、うさぎのような、ちいさくてまるくてかわいいイメージのモチーフやデザインがちりばめられています。
「ゆるさ」をコンセプトとして、静粛性・乗り心地・使い勝手の良さに配慮しているため、自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさを感じられます。
デザインの魅力
ラパンのボディは「ぬくもりのあるカタチ」を目指して作られています。
特に輝くリングをイメージして作られているライトは、他のクルマと比べてもめずらしく、特徴的。
シンプルな四角い造形の中にまるいディテールを盛り込むことで、シンプルなのにほっとするデザインとなっています。
ラパンは内装のかわいさにも定評があります。
助手席前のインパネはテーブルをイメージした造りになっており、おしゃれなカフェにいるような気分になれます。
出典:スズキ株式会社
ラパンについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
スズキ ハスラー

- 新車価格:1,365,100円~1,817,200円
- カタログ燃費:20.8km/L~25.0km/L
ハスラーとは
ハスラーは2014年1月に発売された当時は生産が追いつかず、納期が7か月待ちというほど人気を集めました。
2020年1月にフルモデルチェンジをし、今も高い人気を誇っています。
「もっと遊べる!もっとワクワク!もっとアクティブな軽クロスオーバー!」が商品コンセプト。
内外装のワクワクするデザイン性はもちろん、居住性も高く、荷室は汚れにも、水にも強い素材を採用しているため、まさにアクティブに活用できるクルマです。
デザインの魅力
ハスラーの外装は力強くタフなデザインと丸型ヘッドライトが特徴です。
可愛らしさと力強さを上手く融合したデザインと言えます。
インパネには印象的な3連のインパネカラーガーニッシュを採用。
SUVらしい力強い骨格を感じさせるデザインも特徴的です。
インテリアのベースカラーはブラックで、シートにもインパネカラーガーニッシュと同色の
アクセントカラーが入っています。

ハスラーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ダイハツ ムーヴキャンバス

- 新車価格:1,463,000円~1,919,500円
- カタログ燃費:18.2km/L~22.9km/L
ムーヴキャンバスとは
ムーヴキャンバスは2016年に誕生したダイハツが販売している人気の軽自動車です。
かわいい+スライドドアという軽自動車は今までなく、発売当初から注目度の高いクルマでした。
ムーヴキャンバスは丸く可愛らしいデザインと豊富なボディーカラーが魅力で、女性に非常に人気があります。
デザインの魅力
外装デザインは、シンプルで可愛らしいデザインをベースに、すっきり洗練されたスタイル。
ムーヴキャンバスの内装は内装色や素材など、モノトーン設定のセオリーとボディカラーが2トーンカラー設定のストライプスで異なります。
【セオリー】
インパネ部分はブラウン、シートはファブリックシートのネイビーでシックで落ち着いた印象です。
メッキのインナードアハンドルやエアコンレジスターノブが標準装備です。
出典:ダイハツ工業株式会社
【ストライプス】
インパネ部分はホワイト、シートはファブリックシートのライトグレーで明るく爽やかな印象です。
グレード別でインナードアハンドルにメッキが使われたり、ステアリングホイールやインパネセンターシフトがシルバー加飾付きになったりします。

ムーヴキャンバスについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
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価格重視の人におすすめ
紹介する3車種は車高の低いセダンタイプ、中くらいのワゴンタイプ、車高の高いハイトワゴンタイプの中から車両本体価格を最も抑えることができる3車種です。
ダイハツ ミライース

- 新車価格:860,200円~1,364,000円
- カタログ燃費:23.2km/L~25.0km/L
ミライースとは
ミライースとはダイハツが生産し「サステナブルな時代が求める、スモールなクルマ」として販売しているセダンタイプのクルマです。
ミライースは2011年に初代が発売されて以降、低燃費・低価格・省資源を追求した第3のエコカーとして高く評価されています。
現行モデルはスタイリッシュなデザインと低価格、低燃費、安全・安心という点から幅広い世代から支持されています。
価格の魅力
ミライースは車高の低いセダンタイプの軽自動車の中で最も車両本体価格を抑えることが可能。
同じセダンタイプのスズキ アルトは943,800円〜です。
また、セダンタイプは車両本体価格の他、車両重量が軽く、低燃費なのでガソリン代も抑えることができます。
最低限の装備、広さで価格を抑えて乗りたい方におすすめです。

ミライースについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ダイハツ ムーヴ

- 新車価格:1,135,200円~1,501,500円
- カタログ燃費:18.8km/L~20.7km/L
ムーヴとは
ムーヴは1995年に軽ハッチバックの「ミラ」をベースに居住性を高めたトールワゴンとして開発。
「My Best Standard」をキャッチコピーとして、デザインや安全性、走り、それに使い勝手など基本性能がしっかり作りこまれた設計は誰にとっても扱いやすく、ユーザーを選ばないクルマとなっています。
価格の魅力
ムーヴはワゴンタイプの軽自動車の中で最も車両本体価格を抑えることができます。
例えば、同じワゴンタイプのスズキ ワゴンRは1,217,700円〜、ニッサン デイズは1,327,700円〜です。
ワゴンタイプになると車高もある程度あり、狭さを感じる方は少なくなります。
ベビーカーは横にして荷室に載せることができるため、小さなお子さんとのお出かけも可能です。

ムーヴについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ダイハツ タント

- 新車価格:1,353,000円~1,771,000円
- カタログ燃費:18.2km/L~22.7km/L
タントとは
タントは2003年に発売され、背の高くて広い、ハイトワゴンタイプの先駆け的存在でファミリーカーとして人気があります。
タントの代名詞といえる助手席側の柱(ピラー)をなくしたことにより実現した「ミラクルオープンドア」は唯一無二の機能で、大きな荷物の積み下ろしや人の乗り降りがスムーズにできます。
価格の魅力
タントは車高の高いハイトワゴンタイプの軽自動車の中で最も車両本体価格を抑えることができます。
例えば、同じハイトワゴンタイプのニッサン ルークスは1,415,700円〜、ホンダ N-BOXは1,448,700円〜です。
タントは唯一無二の機能である大開口のミラクルオープンドアを備えているほか、車高が高いため、ベビーカーを縦に載せることも可能。

タントについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
車内の広さ・車体の大きさ重視の人におすすめ
紹介する3車種は、車高の高いハイトワゴンタイプの中から車内空間の広さに定評のある3車種です。
ホンダ N-BOX

- 新車価格:1,448,700円~2,068,000円
- カタログ燃費:19.0km/L~21.2km/L
N-BOXとは
N‐BOXは「ニュー ネクストニッポン ノリモノ」をキャッチコピーとして2011年に初代が発売されて以来、常に販売台数ランキングのトップを走り続けています。
まさに、日本の自動車業界に衝撃を与えたクルマです。
全グレードにホンダセンシング(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載され、インテリア、デザイン面だけでなく、走行性能、安全装備も充実。
広さの魅力
N-BOX | |
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車高 | 1.790mm~1.815mm |
室内高 | 1.400mm |
室内幅 | 1.350mm |
室内長 | 2.060mm~2.240mm |
N-BOXは大人4人が乗ってもしっかりとくつろげる、ゆとりの空間を実現しています。
シートはベンチシート仕様、スーパースライドシート仕様、スロープ仕様の3つの中から選択することが可能です。
ベンチシート仕様とスーパースライド仕様のリアシートは19cmのスライド幅があり、左右別々に調整できます。
さらに、スーパースライド仕様はスライド量57cmの大きく前後に動かせる助手席シートが特徴です。
スライドリアシートと組み合わせると、後ろにいるお子さんのお世話もしやすくなります。
また、リアシートは跳ね上げることができ、お子さんの着替える場所として使うことが可能です。
出典:本田技研工業株式会社
N-BOXについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
ニッサン ルークス

- 新車価格:1,415,700円~1,680,800円
- カタログ燃費:18.2km/L~20.8km/L
ルークスとは
ルークスの名前は、英語のRoomとMaxを融合させた造語となっています。
名前の由来から、軽自動車でありながらゆとりのある空間を感じることができるクルマであることが分かります。
グレード別でプロパイロットやハンズフリースライドドアが装備されており、その他先進技術や便利な機能を多数搭載しています。
広さの魅力
ルークス | |
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車高 | 1.780mm~1.800mm |
室内高 | 1.400mm |
室内幅 | 1.335mm |
室内長 | 2.200mm |
ルークスの広々とした車内空間は大人4人でもゆったりくつろぐことができる広さです。
後席は320㎜も前後にスライドすることができ、広い荷室も確保する事が可能。
リアの足元スペースが広いため、大人がゆったり座りながらお子さんのお世話をすることもできます。
シートには疲れを軽減するゼログラビティシートを採用しており、家族でのお出かけも快適に楽しむことが可能です。
また、後席の室内高は1,400mmあり、小さなお子さんであれば立ったまま着替えることもできます。
出典:日産自動車株式会社
ルークスについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
スズキ スペーシア

- 新車価格:1,312,300円~1,656,600円
- カタログ燃費:20.2km/L~22.2km/L
スペーシアとは
スペーシアは「ザ かぞくの乗りもの」のキャッチコピーの通り、広くて使いやすい空間、スムーズで低燃費な走りに加えて、先進の安全装備の充実と家族に嬉しいポイントが多くあるクルマです。
ノーマルなスペーシアの他に、カスタム車であるスペーシアカスタム、SUVライクなデザインのスペーシア ギア、2021年12月に登場したスペーシア ギア MY STYLEがあります。
広さの魅力
スペーシア | |
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車高 | 1.785mm |
室内高 | 1.410mm |
室内幅 | 1.345mm |
室内長 | 2.155mm |
スペーシアのデザインはスーツケースをモチーフにしているため、天井も両サイドも真っ直ぐなボディーのBOX型です。
これにより、幅や高さのスペースをとることができ、非常にゆとりのある空間になっています。
天井は高く、床は低いため開放感のある設計です。
荷室部分も毎日の積み降ろしのしやすさを考えた低床設計で、大きな開口部には自転車の積み降ろしをサポートするガイドも設置。
ベビーカーはもちろん、27インチの自転車も楽に載せることができます。
出典:スズキ株式会社
スペーシアについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
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まとめ
今回、子育てママがクルマ選びで重視したいポイントに合う軽自動車を紹介しました。
軽自動車は普通車と比較して価格や維持費が安く、小回りが利くため子育てママにはピッタリです。
また、車内空間も広くなっており、昔のような軽自動車は狭いというイメージも最近では無くなってきているのではないでしょうか。
様々な車種が登場している軽自動車ですが、自分が最も重要視したいポイントを軸にクルマ選びを楽しんでみてください。

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